『カズオブログ』管理人のカズオです。今回はホームランド シーズン5 第2話「もてなしの精神(The Tradition of Hospitality)」をじっくり振り返っていきます。
第1話からいきなりキャリーの「新しい生活」が描かれて、「あれ、CIAやめちゃったの?」ってなった方も多いと思います。そして第2話でその生活が一気に揺らぎ始めるんですよね。
このエピソードはどんな話?
シーズン5 第2話の舞台は、レバノンの難民キャンプです。キャリーはCIAを離れ、ドイツの慈善家オットー・デューリングの警備責任者として働いています。
今回はそのオットーに同行して、シリア国境近くの国連難民キャンプを訪問するところから話が始まります。人道支援の現場、という穏やかな設定に見せておいて、あっという間に血なまぐさい展開になるのがホームランドらしいですよね。
- 原題
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The Tradition of Hospitality(もてなしの精神)
- シーズン・話数
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シーズン5 第2話
- 放送
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Showtime / 2015年10月11日(米国)
- 配信(日本)
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Apple TV+ などで視聴可能(要確認)
物語の流れをざっくり整理
キャリーとオットーはレバノンの国連施設を訪問し、難民キャンプで支援スピーチをおこなう予定でした。ところがキャンプ内で自爆テロ未遂が発生し、キャリーが瞬時に脅威を排除します。
ここで重要なのは、その後に判明する事実です。攻撃の標的はオットーではなく、キャリー本人だったんです。ホテルに戻ったキャリーのもとにキャンプ関係者が現れ、「ベイルートを離れろ、誰かがお前を狙っている」と映像証拠を見せて警告します。
一方ベルリンでは複数の線が交差します。ジャーナリストのローラ・サットンがCIAとドイツ政府の秘密協定をテレビで暴露。ドイツの連邦情報局(BND)が動き、ローラを一時拘束します。この情報漏洩の裏には、ハクティビストのヌマンがいて、さらに大量の機密文書を渡そうとしていました。
キャリーの判断をどう見るか
難民キャンプでの判断は素早く的確でした。不審者に手を見せるよう指示し、女性を人質にとった男を即座に射殺。さらに逃げた運転手のかわりに自分でハンドルを握り、オットーを脱出させています。
ただ、キャリーらしいのはその後です。オットーが用意した飛行機に乗ることを拒否して、「この攻撃が計画的なのかどうか確かめる必要がある」と残留を選びます。キャリーは守る立場でも、諜報員の本能をやめられないんですよね。それが彼女の強さでもあるし、今後の危険の元にもなっていく。
カズオキャリーって、本当にCIAを辞めたのかな?と思わずにいられない回だよね
クインの動きが不穏すぎる
今回のもう一本の柱はピーター・クインです。クインはソールの指示のもと、ベルリンで独自の暗殺任務をこなしています。ターゲットは若い女性たちに「アッラーのために命を捧げよ」と勧誘していた女性。クインは彼女を尾行し、証拠写真を撮ったうえで頭部を銃撃して殺害します。
問題はその後です。クインは次の任務の封筒を受け取って内容を解読しようとするんですが、途中で手を止めてしまいます。そのまま車を走らせるクイン。次の標的が誰なのか、この回では明示されないんです。
視聴者は「もしかしてキャリー?」と思わずにはいられないですよね。私も最初に見たとき、ここでゾクッとしました。慎重派の私としては思わず一時停止して考え込んでしまいましたよ(笑)。
ソールとアリソンの組織内政治
ベルリンCIA支局長のアリソン・カーは、情報漏洩の責任を取る形でベルリンを離れるよう求められます。ソールは「手が縛られている」と言いながらもアリソンを切ろうとする。
アリソンは「もしこれがキャリーなら守ってくれたはずよね」と詰め寄るんですが、ソールは否定します。このやり取り、さらっと流れますけど地味に重要で、ソールとキャリーの特別な関係性を改めて感じさせます。
アリソンはその後ダー・アダルに直接電話をかけ、「ソールを外してほしい」と逆提案します。アリソンの動きはここから要注意で、このシーズンの「信頼できる人物は誰か」問題の核心になっていきます。
もう一度見返したい伏線
第2話には、後半のシーズンにつながる伏線がいくつか仕込まれています。まとめておきましょう。
- キャリーが「標的」になっていたという事実の発覚
- クインが次の任務封筒を途中で止めた謎
- ヒズボラに「安全通行費」を払っていたキャリーの過去
- アリソンがダー・アダルに直接コンタクトした事実
- ヌマンが渡そうとした「残りの文書」の存在
これ、1回目に見ているときは「ふーん」で流しがちなんですよね。でも後から振り返ると「あそこが分岐点だった!」って気づくポイントばかりです。
見終わったあとに気になるポイント
このエピソードを見終えると、頭の中にいくつかのモヤモヤが残ります。
クインの次の標的はやっぱりキャリーなの?
クインが封筒を開けて固まった場面、明らかに「何かまずいものを見た」という空気でしたよね。ソールが指示している暗殺リストにキャリーの名前が入っている可能性は、この段階ではまだ「諸説あり」ですが、視聴者としては無視できません。
クインとキャリーは過去に深い関係がある分、もしそうなら感情面での葛藤がすごいことになりそうです。
キャリーを狙っているのは誰?
今回の攻撃がCIA側の仕業なのか、中東の敵対勢力なのか、それとも全く別の第三勢力なのか。この回では「誰かがキャリーを狙っている」という事実だけが提示されます。
キャリーはCIA時代に多くの敵を作ってきましたし、ヒズボラとの接触履歴もある。誰がキャリーを恨んでいるかを考え出すと、候補が多すぎてスッキリしないんですよね。そこがこのシーズンの引きの強さだと思います。
次回エピソードの展開を予想する
第3話では、キャリーが「命を狙われている」という事実を受けてどう動くかが焦点になりそうです。ベイルートに残ると宣言したキャリーが、果たして誰を頼るのか。
ベルリンではローラとヌマンの関係、そしてアリソンがダー・アダルを動かした結果がどう出るか。ソールが組織内でどこまで主導権を持てるかも見どころです。クインが任務を止めた理由も、早い段階で明かされる気がしています。
第2話はストーリー的にはまだ「セットアップの回」なんですが、張られた伏線の密度がけっこう高い。「今のうちに人物関係を整理しておくと第3話がもっと楽しめるよ」と言いたくなるほどです。続きが楽しみですね♪









