皆さん、こんにちは。『カズオブログ』管理人のカズオです♪
今回はホームランド シーズン5、第5話「Better Call Saul(ベター・コール・ソール)」を振り返っていきます。
このエピソード、タイトルからして「あの」有名ドラマのパロディ感があってニヤっとしますよね。でも中身はかなりシリアスで、キャリーの暗殺指令の真の黒幕がついに明らかになる、重要な回なんです。
このエピソードはどんな話?
シーズン5の第5話は、複数の陰謀が少しずつ重なり始める転換点です。前回から引き続き、クインが銃創で危篤状態。キャリーは身を隠しながら、自分を狙った暗殺者の正体を追っています。
一方、CIAのベルリン支局長アリソンはロシアの情報将校イワンと裏で手を組んでいました。ソールをイスラエルのスパイに仕立てるための情報工作を着々と進めているんですね。これが後々ものすごく効いてきます。
エピソード全体は、いわゆる「フィルム・ノワール」的な映像トーンで進行するという評価もあって、薄暗い路地や倉庫、秘密の会合シーンがとても印象的な回です。
物語の流れをざっくり整理
大きな流れはこんな感じで動いていきます。
- キャリーがドイツ情報機関員のアストリッドに接触し、暗殺者の身元調査を依頼
- クインは高熱・敗血症の一歩手前で、ヨナスが抗生物質を調達
- アリソンはイワンの指示でソールをイスラエルスパイに仕立てる工作を開始
- ハクティビストのゲイブがロシア大使館前でデモを呼びかけ騒乱に発展
- キャリーがデモの混乱に乗じてラウラに接触し、盗まれたCIA文書の行方を確認
- アストリッドが暗殺者の正体をVasily Kovas(ロシア諜報機関の元フリーの殺し屋)と特定
- クインが瀕死状態で自ら姿を消し、キャリーへの迷惑を避けようとする
- ソールが謎のブラックジャックガムのメモを受け取り、キャリーとタクシーで密会
この回は派手なアクションこそ少ないものの、情報が少しずつ積み上がっていく緊張感があってクセになります。慎重派の私としては「誰が何を知っていて、誰が嘘をついているか」を整理しながら見るのがとにかく楽しかった回でした。
キャリーを狙った黒幕は誰だったのか
このエピソードの最大の収穫は、キャリーの暗殺指令を出したのはCIAではなくロシア(SVR)だったと判明するシーンです。前回まで「CIAが自分を消そうとしている」と思い込んでいたキャリーが、一気に見方を変える転換点ですね。
暗殺者の正体はVasily Kovas。チェチェン系で、もともとロシアのマフィア系組織でフリーの殺し屋として動いていた人物で、最近はSVRの依頼案件も受けていたとアストリッドが調べ上げます。キャリーにとっては「ソールが私を消そうとした」という疑惑が消える瞬間でもあり、ここからソールとの関係が再び動き始めるんですよね。
アリソンが仕掛けた情報操作の怖さ
このエピソードで一番ゾクッとしたのは、アリソンの二重スパイとしての動きです。彼女はロシアの情報将校イワンと裏で連絡を取り合い、「ソールがイスラエルのスパイ」に見える状況を人工的に作り上げていきます。
ダー・アダルにイスラエル製の爆発物のことをほのめかされると、すぐにソールの旧友イタイの渡航記録を出してきます。これ、実はイワンが事前に仕込んだシナリオ通りの動きなんです。アリソンの行動を「自然な進言」に見せながら、ソールの信頼を崩していく流れがとても巧妙です。
カズオアリソン、怖すぎる…これが二重スパイの本当の恐ろしさだよね
見ていて「彼女はどこまで本気で怖いのか、それとも自分でも怖いのか」と思わせる演技が印象的で、シーズン5の中でも特にアリソンのキャラクターが光る回です。
クインの覚悟が胸に刺さる
このエピソードで感情的に一番引っかかるのは、クインの行動です。銃創が悪化して敗血症の寸前、高熱でまともに立てない状態にもかかわらず、「救急車を呼んだらキャリーが特定される」とひとりで消える決断をします。
コンクリートに手錠をかけようとするシーンは「自ら死を選ぼうとしているのか、それともキャリーを守ろうとしているのか」が一瞬わからなくなって、あらすじだけで判断しないでほしい、見てほしいシーンのひとつです。クインという人物の「自己犠牲」がここで一気に伝わってきます。
最終的には見知らぬ男性に「神があなたを助けるために私を送った」と声をかけられて意識を失うんですが、これが後のシーンにどうつながるかはぜひ次の回で確かめてほしいです。
見終わったあとに気になるポイント
このエピソードを見終えると、いくつかのモヤモヤが頭に残ると思います。整理してみます。
ソールとキャリーのタクシー会合の意味は?
エピソード終盤、ソールはホテルを尾行を撒いて脱出し、待っていたタクシーに乗り込みます。そこにいたのはキャリー。このシーンは「まだ二人の信頼関係は切れていない」ことを示す大事な場面で、次のエピソードに向けた伏線になっています。
盗まれたCIA文書はどこにある?
ラウラからキャリーが聞き出した情報によると、ゲイブが入手したドキュメントは彼が持っていたのではなく、ロシア大使館の誰かにすでに売られているとのこと。さらに「サーバーに別コピーが残っている」という重要情報も出てきます。この「もう一つのコピー」が後の展開に絡んでくるので、ここはしっかり覚えておきたいポイントです。
もう一度見返したい伏線
伏線の観点でこの回を振り返ると、いくつか「あとで効いてくるな」というシーンがあります。
- ブラックジャックガムの封筒
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ソールの部屋に届けられた謎のメモ。これがキャリーからのサインだった可能性が高い。
- アリソンの手の震え
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イワンと別れるシーンで、アリソンは「もう少しそばにいて」と言う。二重スパイの孤独と恐怖が滲んでいる。
- クインを助けた見知らぬ男
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「神があなたを助けるために私を送った」と言う謎の人物。彼の正体は次回以降の見どころ。
伏線を追いながら見返すと、このエピソードが全体の「情報整理回」として機能していることが分かります。ストーリー上の事件は少なくても、駒が一斉に動き出す予感がヒリヒリするんですよね。
次回はどうなる?私の予想
第5話を見終えて、次回に向けて個人的に気になるポイントをまとめてみます。
まずクインの行方。意識を失ったまま見知らぬ男に連れられていく彼が、次回どう登場するかは気になりますよね。自力で生き延びるのか、それとも誰かに保護されるのか。彼の傷の具合からすると、かなりギリギリの状態が続くと思います。
アリソンについては、ソールを陥れる工作が一段落した今、次は「CIA文書の残りのコピー」を消しに動くのではないでしょうか。ラウラやハクティビストのゲイブが引き続き危ない位置にいるのも心配です。
そして、タクシーの中でキャリーとソールが何を話したかが第6話の核心になるはずです。「二人がついに本音で話せる場ができた」という点で、ここから物語がまた大きく動く予感がします。ホームランドって、こういう「情報が溜まってから一気に爆発する」構成が本当に上手いんですよね。第6話が楽しみです♪








