こんにちは、『カズオブログ』管理人のカズオです。今回は「ホームランド」シーズン4、第5話「信頼関係(原題:About a Boy)」を振り返っていきます。
このエピソード、見た瞬間に「え、キャリー、それやっちゃうの!?」ってなった方も多いんじゃないかなと思います。作戦としては理解できるんだけど、人間として見るとゾクッとするような場面が続く、そんな回でした。
このエピソードはどんな話?
シーズン4の第5話「信頼関係」は、複数の作戦が同時進行する、まさに「誰が誰を操っているのか」が鍵になるエピソードです。
中心になるのは4つの動き。キャリーとアーヤンの「信頼関係の構築」、クインとファラによる神学校の監視、ソールのまさかの拉致、そしてデニスという内通者の暗躍です。
- 原題
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About a Boy
- 日本語タイトル
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信頼関係
- シーズン・話数
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シーズン4・第5話
- 監督・脚本
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監督:Charlotte Sieling/脚本:Meredith Stiehm
- 配信サービス
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TELASA、Hulu、Amazon Prime Video(吹替・字幕あり)
物語の流れをざっくり整理
前回の第4話でアーヤンをセーフハウスに連れ込んだキャリーは、3日間という制限のなかでアーヤンの信頼を勝ち取ろうとしています。目的はひとつ――「ハッカニがまだ生きている」という事実をアーヤンの口から引き出すこと。
その手段として、キャリーはアーヤンと肉体関係を持ちます。翌朝、気まずいムードになりながらも会話を重ね、やがてキャリーが娘フランシスのこと・ブロディのことを語る場面で二人の間に感情の橋がかかります。アーヤンが「叔父はまだ生きている」と打ち明けた瞬間、キャリーの作戦はひとつの目標を達成したことになります。
一方、空港でISIの殺し屋ガージを発見したソールは独断で尾行を始めますが、逆にISIに捕まり、トランクに押し込まれてしまいます。そしてこの一連の動きの裏で動いていたのが、大使館員マーサの夫・デニス。ISIのタスニームに操られた彼は、キャリーのオフィスに忍び込み情報を盗み続けていました。
キャリーの「作戦」をどう見るか
クインがキャリーに向けて言った一言が、このエピソードのすべてを言い表しています。
「俺の目には、子どもを抱いているようにしか見えない」
40代・男性・海外ドラマファン歴15年
クインの言葉は批判でもあり、キャリーへの複雑な感情の裏返しでもありました。実際、アーヤンは敬虔なイスラム教徒の学生で、宗教的なジレンマを抱えている若者です。キャリーはその「弱み」に踏み込んでいくわけで、視聴者としても複雑な気持ちになるシーンです。
ただ、キャリーが作戦の途中で見せる感情――フランシスとブロディについて語るシーンや、ベッドの中で流す涙――は本物なのか演技なのか、判断できないところがこのドラマの恐ろしさ。キャリーの涙が本物かどうか、ここは何度見ても答えが出ないんですよね。
デニスという「見えない裏切り者」
このエピソードで地味に怖いのが、デニス・ボイドの動きです。表向きは大使館で働くマーサの夫というだけの人物ですが、ISIのタスニームから弱みを握られ、キャリーの情報を盗み出す内通者として機能しています。
デニスは一度は踏みとどまろうとするものの、結局キャリーのオフィスに侵入。カメラを使ってCIAの動向を探り続けます。表舞台には出てこないぶん、視聴者だけが「あ、こいつが危ない」と分かってしまう――この構造が、見ていてじわじわとヒリヒリします。
デニスの裏切りはこの段階ではキャリー側に気づかれていないことも重要で、今後どのタイミングで発覚するかが大きな見どころになってきます。
ソール拉致という衝撃の幕切れ
このエピソードでもっとも「やられた!」と感じた場面が、終盤のソール拉致です。帰国の準備をしていたソールが空港でガージを偶然発見し、クインに連絡を入れながら一人で尾行を始めます。
カズオソールが一人で尾行するシーン、慎重派の私でも「頼むから呼び戻してくれ」って思いました
ガージが乗ったのはヨハネスブルク行きの便ですが、これもISIが仕掛けた偽情報。ソールが連絡を入れた直後、彼自身がトランクに放り込まれてしまいます。このニヤミスの構図が実に巧みで、ファラたちがトラッカーをつけようとした車のすぐ近くにソールが閉じ込められている――なのに誰も気づかないというシーン、思わず叫びそうになりました。
見終わったあとに気になるポイント
第5話を見終えると、いくつかのモヤモヤが残ります。整理してみましょう。
ハッカニが生きているとわかって、次の作戦はどうなる?
アーヤンが告白したことで、キャリーはハッカニが生存していることを掴みました。ただ、ソールが拉致されてしまったので、この情報をロックハートCIA長官に伝えるルートが断たれています。ソールが本来やるべきだった「政治的な根回し」が宙に浮いた形で、次回以降の大きな課題になります。
クインとキャリー、この二人の関係はどこへ向かう?
クインはキャリーのやり方に正面から異を唱えながらも、作戦の実行部隊としてイスラマバードに留まっています。ファラに「キャリーとは気心が通じる」と言いながら、その口ぶりはどこか苦い。シーズン4のクインは感情の抑制と爆発のバランスがとても見どころで、キャリーとの関係性が少しずつ変化しているのを感じます。
もう一度見返したい伏線
このエピソードで張られている伏線をまとめると、次の通りです。
- アーヤンが「叔父は重篤な病気」と話している点
- デニスがキャリーのオフィスで何を撮影したか
- タスニームがデニスに言った謎の言葉「ジャバクヘル」の意味
- ソール拉致後、クインがどう動くか
- ファラとクインが尾行した聖職者の正体と役割
特にアーヤンが語ったハッカニの病状は、後の展開に直結する可能性が高い伏線です。ハッカニが重篤であれば、作戦の動きにも変化が出てくるはず。慎重派の私は、このあたりを気にしながら次回を見てしまいます。
次回はどうなる?私の予想
ソールが拉致されたことは、遅かれ早かれクインたちに伝わるはずです。問題は、捜索と作戦の継続を同時にこなせるリソースがキャリー側にあるかどうか。ソールを失ったことで、CIA本部との情報共有ラインも細くなるでしょう。
一方、ハッカニの存在が明確になったことで、キャリーはアーヤンをさらに「道具」として使おうとするかもしれません。それが二人の関係にどう影響するか。アーヤンがキャリーの本当の目的に気づいた瞬間が来たとしたら、それはシーズン4の大きな転換点になると思います。
デニスとタスニームの動きも気になります。ISIが盗み出した情報がキャリー側の作戦にどんな打撃を与えるのか。見えない場所で進んでいる裏切りが、いつ表舞台に出てくるのか。第6話以降も目が離せない展開が続きそうで、正直、見る手が止まらなくなっています。ホームランドのシーズン4はここからさらに加速していく予感がするので、皆さんもぜひ続けて見てみてください♪








