こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。最近、娘がコナンにハマっているのを見て、私も50歳にして初めて読み始めたんですよ。これが予想以上に面白くて、すっかり虜になってしまいました。今日は第207話「見事すぎた名推理」について振り返ってみたいと思います。
この話、小五郎さんが完全に騙されちゃうんですよね。私も初見では「おや?」と思いましたが、最後の展開でスッキリ! 皆さんはどう感じましたか?それでは早速、内容を掘り下げていきましょう!
小五郎の酔っ払い帰りから始まる事件
この話は、小五郎さんが居酒屋で飲み放題に釣られてベロベロに酔っ払うところから始まります。2000円で2時間飲み放題というコスパの良さに惹かれたようですね。私も会社の飲み会でついつい「安いから!」と言って飲みすぎちゃうタイプなので、小五郎さんの気持ちよく分かります(笑)。
そんな小五郎さんを、蘭ちゃんとコナン君が迎えに来て家に連れて帰る途中、あるマンションの一室から窓ガラスが割れる音と激しい言い争いの声が聞こえてきます。小五郎さんは酔っ払いながらも止めに入ろうとしますが、そこに犬を連れた老人が現れて「いつものことだから大丈夫」と言うので、そのまま帰ることに。
ところが翌日、なんとそのマンションで男性が胸を刺されて亡くなっているのが発見されたんです!小五郎さんは「あの時止めに入っていれば…」と後悔します。目暮警部からも「現場を通っていながら犯行を止められなかった」と言われてしまい、ショックを受けていました。
容疑者の意外な訴え
事件の翌日、驚くべきことに容疑者と思われる男性が小五郎探偵事務所にやってきます。彼は「自分は無実だ」と訴え、実はあの喧嘩は「一人芝居」だったと告白します。どういうことかというと…
アリバイ工作の真相
容疑者の男性は、あらかじめ声を録音して流し、二人が喧嘩をしているように見せかけていたんです。なぜそんなことをしたかというと、彼と被害者には共通の敵がいました。それは研究成果を横取りする教授。二人は共謀して教授を殺害する計画を立てていたのです。
計画では、容疑者が教授宅に乗り込んで殺害し、被害者はマンションでアリバイ工作をするという役割分担でした。しかし、教授宅に行ってみると教授がおらず、犯行は失敗。引き上げて戻ってみると、なんと共犯者のはずの被害者が刺殺されていたというのです。
容疑者は「自分が疑われるのは分かっている。でも本当の犯人は別にいる」と主張し、小五郎に真相究明を依頼します。名誉挽回のチャンスとばかりに、小五郎は依頼を引き受けました。
小五郎の見事な推理…のはずが
小五郎の推理は見事に的中していきます。一人芝居の証拠も発見され、教授が自宅にいたと証言しているのに矛盾があることも指摘。おそらく教授は盗聴器を仕掛けて犯行計画を盗み聞きし、逆に利用して殺したのだろうと推理します。
目暮警部を呼びつけ、堂々と推理を披露する小五郎。なんとコナン君の力を借りることなく、眠りの小五郎を発動させる必要もなかったのです!
真犯人のシナリオ
しかし!これらはすべて真犯人の書いたシナリオでした。コナン君の鋭い観察眼が真相を暴きます。本当の犯人は、実は依頼人である容疑者自身だったのです。
彼は確かに教授を殺害する計画を立てていましたが、最初から共犯者を裏切るつもりでした。共犯者を殺し、教授に罪を着せて、自分が研究成果を独り占めするという計画だったのです。
犯人は「犬を連れた老人」に変装し、小五郎たちが喧嘩の現場に行くのを阻止。その後、部屋に押し入って共犯者を殺害したのでした。そして証拠品をわざと残し、さりげなく小五郎を誘導して、自分の望む推理に導いたのです。
見事な伏線回収
この話の面白いところは、伏線の回収が見事なところですよね。犯人は小五郎が事件現場の近くを通るように、本来配布エリア外のチラシをわざわざ事務所のポストに入れていました。その様子を喫茶ポアロの梓さんが目撃していたのです。
さらに決定的だったのは、小五郎が「散歩の老人」と言ったのに対し、容疑者が「犬を連れた」と言ったこと。この情報は犯人しか知り得ないものでした。こういった細かい伏線が最後に回収されるのが、コナンの醍醐味ですよね!
犯人の危険な綱渡り
犯人は非常に危険な綱渡りをしていました。最初から共犯者を裏切り、殺害して、さらに教授にも罪をなすりつけようとする計画。まさにサイコパス的な性格が垣間見えます。
探偵としての小五郎の素質を買って、アリバイの証人に仕立て上げようとしたり、自分が無実だと思わせるために事務所に助けを求めに来たりと、かなり計算高い犯人でした。でも、本当に見抜かれないと思っていたのか、それとも小五郎を甘く見ていたのか…そこは少し疑問が残りますね。
この話から学べること
この話から学べるのは、表面上の証拠だけで判断してはいけないということでしょうか。小五郎は見事に推理を展開しましたが、それは犯人に誘導されたものでした。コナン君のように、常に疑問を持ち、細部に注目することの大切さを教えてくれる話だと思います。
私も仕事で問題解決する時は、表面的な情報だけでなく、「なぜそうなったのか」という背景まで考えるようにしています。「為せば成る」が座右の銘の私としては、どんな難問も諦めずに解決したいですからね!
視聴者の感想
単発回も久しぶりで気楽に見れて良かったです。小五郎が騙されるパターンは意外性があって面白かった!犯人の計画が緻密すぎて怖いけど、最後にコナン君が見抜くところはさすがだなと思いました。
この話は伏線回収が見事でした。特に「犬を連れた」という発言が決め手になるところが鮮やか。コナンの事件は細部まで注意して見ないとダメですね。
まとめ:見事すぎた名推理の真相
第207話「見事すぎた名推理」は、タイトル通り見事な推理が展開されますが、それは犯人の罠だったという皮肉な結末でした。小五郎が騙されるパターンは珍しく、新鮮な展開だったと思います。
犯人の計画は緻密で、小五郎を巧みに利用しようとしましたが、最後はコナン君の鋭い観察眼によって真相が明らかになりました。アリバイ工作、変装、証拠の偽装など、典型的なコナンらしい要素が詰まった面白い話でしたね。
次回は、どんな事件が待ち受けているのでしょうか? もしかしたら、この事件の犯人のように研究成果を巡る争いが再び描かれるかもしれませんね。あるいは、小五郎が今回の失敗を引きずって、次の事件では特に慎重になる展開も考えられます。いずれにせよ、次回も目が離せません!
皆さんは第207話をご覧になりましたか? 感想や気づいた点があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!
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