『カズオブログ』管理人のカズオです。今回はホームランド シーズン2の最終話、第12話「The Choice(選択)」を振り返ります。
このエピソード、初めて見た時は本当に心拍数が上がりました。「えっ、ここで爆発!?」って声が出たの、私だけじゃないはずです♪
このエピソードはどんな話?
シーズン2のフィナーレにあたる第12話は、原題「The Choice(選択)」というタイトルが示すとおり、登場人物それぞれが重大な選択を迫られる回です。
放送は2012年12月16日。アメリカのShowtimeで放送され、日本ではHuluなどの配信サービスで視聴できます。シーズン2全12話のラストを飾るにふさわしい、衝撃的な展開が待っています。
- 原題
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The Choice(S2 / E12)
- 放送
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2012年12月16日(米Showtime)
- 尺
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約63分(シーズン最長クラス)
- 日本語タイトル
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選択
物語の流れをざっくり整理
エピソードは、キャリーとブロディが湖畔の別荘で静かに過ごすシーンから始まります。二人は「このまま一緒に生きていけるのか」を話し合い、互いへの気持ちは本物だと確かめ合います。ただ、キャリーがCIAにとどまる限り、二人の未来はどこか矛盾をはらんでいる。
その別荘を、湖の対岸から狙う人物がいました。CIAのエージェント、ピーター・クインです。エステスの命令を受け、高性能ライフルでブロディを照準に収めていた。しかし、クインは最終的に引き金を引きませんでした。
その後、CIA本部ではアブ・ナジルとウォルデン副大統領の追悼式典が開かれます。そこへブロディの車に仕掛けられた爆弾が爆発し、式典に出席していたエステスや副大統領の家族を含む約200人が死亡するという、想像を絶する惨劇が起こります。
クインはなぜブロディを撃たなかったのか
慎重派の私としては、このクインの判断がずっと気になっていました。なぜ命令に背いたのか?
クインはエステスのもとへ直接乗り込み、こう告げます。「自分の仕事は悪人を殺すことだ。ブロディは悪人じゃない」と。そして、エステスがブロディの抹殺を望む本当の理由を暴露します。それは、エステス自身がドローン攻撃(多くの子供を巻き込んだ作戦)に関与しており、その事実を知るブロディが口を開く前に消したかったからだ、と。
カズオクインがエステスを追い詰めるシーン、ゾクッとするほどカッコよかった
あらすじだけで判断しないでほしいのがここで、クインの行動はただの「情け」じゃなく、組織の腐敗への静かな抵抗でもあるんです。この伏線はシーズン3以降でも効いてきます。
CIA爆破は誰の仕業だったのか
爆発後、現場からブロディの車が使われたことが判明し、ブロディは「CIA本部テロの主犯」として全米に指名手配されます。al-Qaedaはタイミングよくシーズン1でブロディが録画した「自爆予告映像」をメディアへ流し、状況は一気に悪化します。
しかし、ブロディは無実を主張します。彼の説明はこうです。アブ・ナジルは最初から「デコイ(陽動作戦)」を仕掛けていた。ロヤたちによる工場での作戦は囮であり、自分自身の命も捨て石にして、CIAの警戒を最大限に緩めた。そのうえで、ブロディの車を爆弾の運搬手段として利用する計画が組まれていた、というわけです。
つまりアブ・ナジルは、自らの死を「最終兵器」として使ったことになります。見返すと第11話からの伏線がきれいにはまっていて、「そういうことだったのか!」とスッキリすると同時に、ゾクッとするほど怖い。
キャリーの「選択」──その決断の意味
爆発直後、キャリーはブロディを銃で問い詰めます。「あなたがやったの?」と。ここの緊張感は本当にヒリヒリします。ブロディが「自分じゃない、ナジルの罠だ」と繰り返す中、キャリーは徐々に彼を信じていく。
そしてキャリーが取った行動は、ブロディに偽造パスポートと現金を渡し、逃亡を手助けするというものでした。キャリーはCIAではなくブロディを選んだのです。これがこのエピソードの核心です。
一方でソールは、追悼式典の最中に洋上でナジルの水葬を監督していたため、爆発には巻き込まれずに済みます。本部へ戻ったソールは、ランク最上位の生存者として大統領への報告を任されることに。シーズン3での「ソール長官」誕生につながる重要な転換点です。
もう一度見返したい伏線ポイント
このエピソードには、見終わったあとに「あ、あそこか!」となる伏線がいくつか隠れています。
- 第11話でナジルが「あっさり」死にすぎた点
- ブロディが式典前にマイクへ家族を頼んだこと
- クインが別荘を狙いながら撃てなかった理由
- シーズン1の自爆予告映像が消えていなかった事実
- キャリーが非常用パスポートと現金を保管していた伏線
特に「マイクへの依頼」は、ブロディが無意識に「もう戻れない」と感じていたことを示唆しているようで、見返すとジーンとくるシーンです。
見終わったあとに気になるポイント
このエピソードを見た皆さんが「モヤモヤ」しやすいのは、ブロディの無実を本当に信じてよいのか、という点じゃないでしょうか。
ブロディは本当に無実なのか?
物語の構造上、ブロディはシーズン1でウォルデンを殺しており、「善人」とは言い切れません。ただ、CIA爆破については関与していないのが作中での描写です。アブ・ナジルが用意した「最後の罠」が、ブロディをスケープゴートに仕立て上げた、という解釈が自然です。
エステスはなぜブロディを消したかったのか?
エステスは以前のドローン攻撃で子どもたちを巻き込んだ責任者でした。ブロディはその現場に関わっており、証人になりえる立場。エステスにとってブロディの存在は、自分のキャリアと安全を脅かすリスクだったのです。クインの告発がなければ、ブロディは別荘で静かに消されていたかもしれません。
次回シーズン3はどうなるのか
シーズン2の終わり方は、いくつもの「宿題」をシーズン3へ持ち越しています。ブロディは指名手配のまま逃亡中、キャリーは組織を離れた立場、ソールは急遽トップに立つことに──という三者三様のスタートラインです。
個人的な予想としては、キャリーがブロディの無実を証明しようとしながらも、CIA復帰を求められる展開になるんじゃないかと思っています。それとソールが「長官」として組織をまとめていく中で、エステスの過去の闇がどう処理されるかも気になるところです。
ホームランドって、「誰を信じるか」で全部変わってくるドラマですよね。シーズン3ではその構図がさらに複雑になっていくので、見終えた皆さんはぜひそのまま続きを追ってみてください。きっと「そういうことか!」が連発しますよ♪








