『カズオブログ』管理人のカズオです。
ホームランド シーズン2の第9話、見ましたか?原題は「Two Hats(二つの帽子)」。このタイトル、最初はピンとこなかったけど、見終わった瞬間に「なるほど!」ってなる回なんですよね。
今回はブロディ、クイン、ソール、それぞれが「二つの顔」を持っていることが浮かび上がる話です。表と裏、味方と敵、そのどちらでもある人間たちが入り乱れる、ホームランドらしい回でした。
このエピソードはどんな話?
シーズン2第9話は、消息を絶っていたブロディがCIAに「アブ・ナジルがアメリカ国内にいる」という情報を持ち込むところから動き出します。
同時進行でソールがクインという人物の素性を調べ始め、CIA内部に深い闇があることが見えてきます。作戦は一応動くんですが、最後に「ナジルはいなかった」という衝撃の結末が待っています。
- シーズン・話数
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シーズン2・第9話
- 原題
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Two Hats
- 初放送
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2012年11月25日(Showtime)
- 主な登場人物
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キャリー、ブロディ、ソール、クイン、ダル・アダル、ロヤ、ジェシカ
物語の流れをざっくり整理
冒頭、ブロディが消息を絶ってから12時間が経過しています。キャリーは「もう死んでいるかもしれない」とまで口にしていた。そこへブロディ本人から連絡が入り、物語が一気に動き出します。
ブロディはCIAに、ナジルが翌日に帰還兵300人の式典を標的にした攻撃を計画していると告げます。自分の家族を守るため、そしてこれ以上ナジルに利用されないために、ブロディはCIA側に情報を渡す決断をしたわけです。
一方でソールは、ずっと気になっていたクインの行動を本格的に調査し始めます。クインのアパートには盗聴対策が施されており、生活感がほとんどない。そこから「こいつは一体何者なんだ」という疑問が膨らんでいきます。
クインの「もう一つの顔」が明らかに
この回の核心は、クインの正体です。ソールの調査でクインには子どもの母親がいることが判明し、その女性を尋ねることで「クインは本名ではなく偽名を使っている」という事実が浮かび上がります。
さらに、マックスがクインを尾行すると、走行中のバスの中でダル・アダルという謎の人物と接触しているのを目撃します。ダル・アダルは、かつてCIAのきわめて機密度の高い作戦を指揮していた人物。表向きCIAのレーダーには映っていない、いわば「影の存在」です。
そしてソールがエステスに問い詰めた結果、ついに真実が出てきます。クインの本当の任務は、ブロディが「不要」になった時点で消すことだったのです。エステスがクインをコントロールルームに送り込んだのは、監視のためだけじゃなかった。読んでいてゾクッとしましたよね、ここ。
カズオクインが「今は友達だよ」って言うシーン、笑えないよね
作戦決行、でもナジルはいなかった
ブロディはロヤと連絡を取り、「式典に参加する」と伝えます。CIAはその会話を傍受し、ロヤ率いるカメラクルーが爆発物を持ち込もうとしていると判断。翌朝、大規模な作戦が展開されます。
キャリーが指揮車両から監視する中、ロヤたちのチームは制圧されます。ところが、キャリーが「ナジルが乗っているはず」と睨んでいたSUVを強制停止させたところ、中にナジルはいなかった。あの緊張感から「いない」という事実はかなりキツかったんじゃないでしょうか。
このあたりの展開は、ホームランドが得意とする「作戦が思い通りにいかない」パターンですよね。情報は正しいのか、ナジルは一枚上手なのか、まだわからない状態で第9話が終わります。
ブロディはどちら側にいるのか
この回のブロディ、珍しく「裏切られた側」として描かれています。ナジルに家族を人質にされるかもしれないと感じ、ついにCIAへ全面協力を決断する。シーズン1から続いてきた「ブロディはどっちなの?」問題が、ここで一つの答えを出したように見えます。
ただ、あらすじだけで判断しないでほしいのですが、ブロディがCIAに語った内容がすべて真実かどうかはまだグレーです。祈りのシーンは意図的に隠していたし、ナジルへの忠誠が完全に消えたとも言い切れない。
「Two Hats=二つの帽子」というタイトルは、こういうブロディの二面性も含めているんじゃないかと私は思っています。どのキャラクターも、一つの顔しか見せていないんですよね。
見終わったあとに気になるポイント
この回は「スッキリ終わった」感がほとんどない回です。作戦は動いたけど、ナジルは逃げた。クインの正体は分かったけど、彼はまだブロディを「消す」気でいるのか。いくつか引っかかる点を整理してみます。
- ナジルはどこにいる?なぜSUVにいなかった?
- クインはこれからもブロディ暗殺の任務を持ち続けるのか
- ダル・アダルは今後どんな役割を果たすのか
- エステスとソールの対立はどこへ向かうのか
- ジェシカとマイクの関係は今後どう描かれる?
特にダル・アダルの登場は、シーズン後半の大きな伏線です。慎重派の私としては、この人物の動向をじっくり追いたくなりました。
クインの「スタンド・ダウン」命令の意味
終盤、ブロディが車から降りた瞬間、クインが武器を手にしてブロディに狙いを定めます。そこにエステスの「スタンド・ダウン!」という命令が飛んできます。
これ、「なぜ今じゃないの?」と思いませんでした?ナジルはまだ捕まっていないから、ブロディはまだ「使える駒」だということです。クインが「今は友達だよ」とブロディに言う場面、あれは冗談でも優しさでもなく、任務を一時保留したという意味なんです。
ソールはなぜここまでクインを調べたのか
ソールはもともと直感の鋭い人物ですが、クインへの疑念はシーズン序盤から積み上がっていました。「こいつはCIAの人間じゃない」という違和感を誰よりも早く持っていたのがソールです。
エステスとソールはこれで完全に対立構図に入りました。ソールが真実を暴いたことで、今後の組織内の動きが読めなくなります。このあたりの政治劇、ホームランドの中でも特に面白いパートだと思っています。
次回はどうなる?私の予想
ナジルがまだ野放し、クインはブロディ暗殺の任務を抱えたまま、ソールはエステスと真っ向から対立中。これだけの火種が残っている状態で第10話へ突入します。
個人的には、ナジルが直接キャリーかブロディに接触してくる展開があるんじゃないかと思っています。今回の作戦失敗で、CIAが「情報はどこからリークしたか」を疑い始める可能性もあります。ブロディへの信頼が崩れるのか、それとも別の裏切りが出てくるのか。
ダル・アダルがこれ以上「影」でいられなくなる回も近そうですよね。この人物が表に出てきた瞬間、CIA内部のパワーバランスが一気に変わりそうで、今から楽しみです。第9話で積み上げた伏線が一気に爆発するシーズン終盤、ぜひ続けて見てほしいです!








