『カズオブログ』管理人のカズオです!
ホームランド シーズン1、第2話「トラウマ」(原題:Grace)を見終えたあと、「あれ、キャリーって監視してもいいの?」「ブロディって何か隠してる?」ってモヤモヤしませんでした?
私も最初は情報量の多さに少し圧倒されたんですが、見返してみると第2話はシーズン全体の骨格がじんわり見えてくる回なんですよね。今回はそのあたりをざっくり整理してみます♪
このエピソードはどんな話?
第2話のキーワードは「合法化」と「亀裂」の2つです。
第1話でキャリーが始めた無許可の監視活動は、法律的にはアウトな状態でした。でも第2話では、ソールが裁判官に働きかけてFISAワラント(外国情報監視法に基づく令状)を取得することで、4週間だけ「合法」に変わります。
一方でブロディは、帰還から3日たっても一歩も家から出ようとしません。メディアが家の前に陣取っているのに、インタビューも拒否。軍への復帰要請も無視。「英雄として振る舞え」というプレッシャーに、ブロディは完全に押しつぶされそうになっています。
物語の流れをざっくり整理
このエピソードの展開は大きく3つの軸で動いています。
- キャリーの監視がFISAワラントで”合法化”される
- ブロディがPTSDの悪夢と戦いながら家に引きこもる
- CIA協力者リン・リードがアブ・ナジルの目撃情報を持ち込む
3つの軸が並行して動くことで、この回は「誰が本当のことを言っているか」が一切わからない独特の緊張感を生み出しています。
ブロディは夜中に寝ているジェシカの腕を強く握りしめてしまい、彼女に痣を作ってしまいます。自分では意識していない。それがまた怖いんですよね。夢の中でブロディはアラビア語で叫んでいた、というのもゾクッとするポイントです。
キャリーとソールの関係が微妙にこじれている
第2話では、キャリーとソールの間にある「信頼と不信」のグラデーションがよく見えます。ソールは令状を取ってきてキャリーに渡す一方で、「ブロディが工作員なら、むしろ積極的に英雄ヅラするはず」と釘を刺します。
つまりソールの見立てでは、ブロディが引きこもっているのは「本物のPTSDの証拠」であって、工作員の行動パターンとは合わない、ということ。あらすじだけで判断しないでほしいのはまさにここで、キャリーとソールの判断のすれ違いが、後の展開への伏線になっています。
カズオソールって渋くてカッコいいんだよな、こういう場面が好き
リン・リードという「消えそうな駒」の登場
第2話でひっそり登場するのが、CIA協力者のリン・リードです。彼女はサウジアラビアの王子ファリドのコンパニオンとして潜入しているエージェントで、そのファリドとアブ・ナジルが接触したことを確認します。
アブ・ナジルの目撃情報は7年ぶり。キャリーは大興奮なんですが、リン自身は恐怖で任務を続けることを拒もうとします。キャリーは「安全は保証する」と説得しますが、実際には追加の警護は認められていません。
このシーン、見ていてヒリヒリしました。CIAが協力者を「使える道具」として扱う冷たさと、キャリーの個人的な感情がぶつかっている場面でもあるんです。皆さんも「リン、大丈夫かな…」って思いませんでした?
見終わったあとに気になるポイント
第2話を見終えると、いくつかスッキリしないモヤモヤが残りますよね。慎重派の私としても気になったポイントを整理してみます。
ブロディの指の動きは本当に暗号だったの?
第1話でキャリーが「ブロディの指の動きが暗号に見える」と報告しましたが、CIA暗号解析チームは「解読不能」と結論づけます。つまりこの段階では、暗号かどうかも不明なんです。
この「判断できない」状態こそがホームランドの核心です。ブロディが工作員なのか、ただのPTSD患者なのか——第2話の時点では、キャリーの判断が正しいとも間違いとも言えない。その宙ぶらりんな状態が、続きを見たくなる理由なんですよね。
キャリーが薬を飲んでいるのはなぜ?
第2話ではキャリーが姉のマギー(精神科医)から抗精神病薬をもらっているシーンがあります。キャリーは何らかのメンタルの問題を抱えていて、CIAに知られると機密取扱資格を失う可能性があるため、正規のルートで治療を受けられない状況です。
この「キャリー自身の脆さ」は、シーズン全体を通じた重要なテーマです。彼女の判断は正しいのか、それとも病状が影響しているのか——視聴者は常にその2択の間に置かれることになります。
もう一度見返したい伏線ポイント
第2話には、後のエピソードにつながる細かい伏線がいくつか仕込まれています。
- ブロディの悪夢
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夢の中でトム・ウォーカーを埋葬する命令を受けている
- ジェシカとマイクの関係
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マイクの訪問をヴァージルが目ざとく観察している
- リン・リードの恐怖
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警護なしでファリドのもとに戻ることになった
- ソールの裁判官との取引
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ソールは何か「弱み」を握ってFISA令状を引き出した
特にブロディの夢に出てくるトム・ウォーカーという名前、最初は何気なく流してしまいがちですが、これが後のエピソードで大きな意味を持ってきます。初見の方は覚えておく価値ありですよ♪
次回(第3話)はどうなりそう?私の予想
第2話ラストで、ブロディはとうとう軍服に袖を通し、メディアの前に姿を現します。ソールが言っていた「英雄ヅラする=工作員の行動パターン」が、まさに始まったとも取れる終わり方です。
また、警護なしで危険地帯に戻ったリン・リードの安否も気になります。CIAの「使い捨て」文化がどこまで描かれるか、第3話のポイントになりそうです。
ブロディが公の場に出てきたことで、キャリーの監視対象はより複雑な動きを見せるはず。FISAワラントの有効期限は4週間——その限られた時間の中でキャリーが何を突き止めるか、目が離せません。第3話「レスト」(原題:Clean Skin)も、ぜひ続けて見てほしい回です!


