『カズオブログ』管理人のカズオです。今回は名探偵コナン91巻に収録されている、服部平次が遠山和葉に告白しようとしたエピソードを振り返っていきます。
検索でここに来た方の多くは、たぶん「91巻の告白ってどんな流れだったっけ」と気になっているんじゃないでしょうか。私も娘と一緒に読み返していて、改めてこのシーンの切なさに気づかされました。
50歳から名探偵コナンを読み始めた私にとって、平次と和葉のじれったい関係は、正直かなり刺さるポイントなんですよね。今回はネタバレを含みますが、皆さんと一緒にもう一度あの日の告白シーンをたどっていきたいと思います。
このエピソードはどんな話なのか
今回の舞台は静岡県にある山中の村で、平次がコナンと蘭を誘って埋蔵金探しに出かけるところから物語が始まります。表向きの理由は徳川の埋蔵金を探すことでしたが、実は平次には別の目的がありました。
その目的というのが、和葉への告白です。新一がロンドンのビッグベン前で蘭に告白したという話を耳にした平次が「それ以上の絶景で告白してやる」と対抗心を燃やしていたんです。この動機を知ってから読むと、平次の必死さがより伝わってきますよ。
ところが村には古くから「鵺」という化け物が出るという言い伝えがあり、コナンたちの前にその鵺らしき怪物が実際に現れてしまいます。せっかくの夜景プランは台無しになり、平次の告白計画は早々に暗雲が立ち込めることになります。
事件の流れをたどってみる
鵺の正体を確かめようと森へ足を踏み入れたコナンたちが発見したのは、歴史研究家の遺体でした。ここから物語は、埋蔵金の調査団に関わる人物たちが疑われる、本格的な推理パートへと切り替わっていきます。
コナンは現場の状況や関係者の証言を整理しながら、鵺の正体と事件の真相を結びつけて考えていきます。この点については諸説あるものの、伝説と事件がリンクしていく展開はシリーズならではの見応えがあります。
詳しいトリックの手順まではこの記事では踏み込みませんが、犯人の心理や現場の状況を丁寧に読み解くと、単なる怪奇現象ではなく人間の手による事件だったことが見えてきます。詳細は原作91巻でぜひ確認してみてください。
慎重派の私としては、この手のミスリードを狙ったエピソードは何度も読み返してしまうタイプなんですが、今回もまさにそのパターンでした。伝説というオカルト要素をどう事件に落とし込んでいるのか、ぜひ皆さんも注目してみてください。
告白はどうして届かなかったのか
事件が解決したあと、平次は和葉を黒金尾池という場所に呼び出します。朝日が昇るタイミングを狙って、ここで告白を切り出そうとするんです。ロケーションを大事にする平次らしい、かなり気合の入った作戦でした。
実際に平次の口から飛び出したのが、「戎橋の時まで気ィつかへんかったけど…」という印象的な一言です。ここから告白の本題に入っていくのですが、肝心なところで話の腰を折られるように場面が展開してしまいます。
結局この告白は最後まで言い切れずに終わってしまうというのが、91巻での顛末です。私も最初にこのシーンを読んだとき「ここまで来て!」と思わず声が出ましたよ。
カズオ平次、あと一歩やったのに惜しい
なぜ肝心なところで告白が途切れるのか
コナンシリーズでは、告白シーンが盛り上がるタイミングでちょうど別の出来事が重なる、というパターンがよく見られます。今回もそうした構成になっていて、平次の告白がすんなり成功しない仕掛けが用意されています。
読者としてはもどかしい気持ちになりますが、逆に言えばこの「あと一歩感」があるからこそ、平次と和葉の関係が長く読者を惹きつけているのかもしれません。皆さんも同じように感じませんでしたか。
見どころと印象的なシーン
今回のいちばんの見どころは、やはり告白直前の空気感です。夜景を見るはずだった予定が鵺の事件で崩れてしまい、それでも諦めずに朝日の中で告白しようとする平次の姿には、思わず応援したくなる気持ちが湧いてきます。
また、事件そのものも埋蔵金と伝説を絡めた大掛かりな内容になっていて、単なる恋愛回にとどまらない読みごたえがあります。事件パートと恋愛パートのバランスがちょうどよく、読み終えたあとの満足感がしっかりありました。
私の場合は、このエピソードを読んだあとしばらく平次と和葉の関係が気になって、前後の巻をまとめて読み返してしまいました。皆さんもきっと似たような気持ちになるんじゃないかと思います。
伏線として振り返っておきたいポイント
このエピソードを振り返るうえで、押さえておきたいポイントを整理してみました。読み返すときの参考にしてみてください。
- 91巻で告白は最後まで届かない
- 告白場所は黒金尾池という設定
- 動機はロンドン告白への対抗心
- 事件の舞台は静岡の山中の村
- 鵺伝説と埋蔵金話が絡む展開
こうして整理してみると、告白の失敗そのものよりも、そこに至るまでの動機や状況設定が丁寧に作られていることがわかります。本編だけを一度読んで判断しないで、前後の巻とあわせて読むと、平次の気持ちの積み重ねがより伝わってきますよ。
よくある疑問に答えていきます
ここからは、このエピソードを読んだファンが気になりやすいポイントについて、私なりに整理してお答えしていきます。
和葉は平次の気持ちにもう気づいているのか
幼なじみとして長い時間を一緒に過ごしてきた2人なので、和葉のほうも平次への気持ちをうっすらと自覚している様子が、これまでの登場回でも度々描かれています。
ただ、はっきりと言葉にして確かめ合う場面はなかなか訪れず、両思いなのに一歩を踏み出せないもどかしさが、このシリーズの魅力のひとつになっています。
告白はこの先どこで成功するのか
91巻以降も平次の告白は何度もタイミングを外され続け、その過程では新キャラクターの登場も絡んできて、恋の行方はさらに複雑になっていきます。
どの巻で最終的に告白が成立するのかは、ぜひ続きの巻で自分の目で確かめてほしいところです。私自身も初めて読んだときは、次の巻を一気に読み進めてしまいました。
次回はどうなる?私なりの予想
91巻での告白がここで終わってしまったことを考えると、今後も平次の告白はしばらく成功しにくい状況が続くのではないかと予想しています。何かの出来事が起きて、告白のタイミングがずれてしまう構図はシリーズを通してよく見られるパターンです。
それでも、この積み重ねがあるからこそ、いつか告白が成立する場面が来たときの喜びはより大きくなるはずです。効率よく物事を進めたい私としては、正直「早く成功してほしい」と思いつつ、このじれったさもコナンシリーズの醍醐味だなと感じています。
50歳から読み始めた私でも、こうして2人の関係を追いかけるのはかなり楽しい時間になっています。皆さんもぜひ、この後の巻を読み進めて、平次の告白がどこでようやく形になるのか、一緒に見届けていってくださいね。








