こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにドハマりしていて、「パパも見てみなよ〜」って言われたのがきっかけで、まさかの50歳からコナンデビューしちゃいました。今ではすっかり親子でコナン談義が日課になってます(笑)
さて今回は、アニメ名探偵コナン第56話「おじゃマンボウ殺人事件」について詳しく振り返っていきたいと思います。この回、実はTVおじゃマンボウというバラエティ番組とのコラボ回なんですよね。中山秀征さんと麻木久仁子さんが本人役で出演していて、当時リアルタイムで見ていた人にはたまらない回だったんじゃないでしょうか?
私も当時は見ていなかったんですが、今見ても面白い回でした。特に鉄材落下のトリックは秀逸!それじゃあ、さっそく内容を振り返っていきましょう!
事件の概要と登場人物
まずは事件の概要と登場人物をおさらいしておきましょう。この回は1997年4月28日に放送された第56話で、「おじゃマンボウ殺人事件」というタイトルです。
主な登場人物は以下の通り:
- 中山秀征(29歳):おじゃマンボウ清掃会社の社長
- 麻木久仁子(31歳):おじゃマンボウ清掃会社の社長秘書
- 藤井恒久(27歳):おじゃマンボウ清掃会社の東都営業所長(被害者)
そして、もちろん江戸川コナン、毛利小五郎、毛利蘭、目暮警部も登場します。この回のポイントは、中山秀征さんと麻木久仁子さんが実名で出演しているところですね。当時の「TVおじゃマンボウ」という番組の司会者だった二人がゲスト出演しているんです。今見ると、ちょっとレトロな感じがして新鮮ですよね!
事件のあらすじ
日曜の朝7時、ランニング中のコナン、蘭、小五郎は男性の悲鳴と何かが落ちる音を聞きます。音のした場所に駆けつけると、ビルの間の細い路地に男性が倒れていました。
男性はすでに亡くなっており、そばには鉄材が転がっています。どうやら上から落ちてきた鉄材が頭に当たって即死したようです。被害者は「おじゃマンボウ清掃会社」の専務・藤井恒久でした。
現場に駆けつけた同社の社長・中山秀征と秘書の麻木久仁子。中山は会社のトラックを移動させるよう指示し、事務所に戻ると監視カメラを自動に切り替えるなど、ちょっと怪しい行動をとります。
調査が進むと、藤井は独立して新会社を立ち上げようとしていて、優秀な社員を引き抜こうとしていたことが判明。中山社長とは確執があったようです。さらに、中山の妹は去年12月に、今回と同じように工事現場で落ちてきた鉄材で亡くなっていたことも分かります。
これは偶然なのか、それとも…?コナンは事件の真相に迫ります!
巧妙なトリックの謎解き
この事件、一見すると中山社長が怪しいんですが、事件発生時は社長室にいたため、隣のビルから鉄材を落とすことは物理的に不可能に思えます。でもコナンは、ある巧妙なトリックを見抜きました。
トリックのポイントは以下の3つ!
- 監視カメラとピアノ線を使った遠隔操作
- ハーモニカを使った被害者誘導
- マンボウ号(トラック)の目の部分が鏡になっている点
中山社長は、あらかじめ隣の廃ビルの屋上に鉄材を置き、このビルの屋上にある監視カメラとピアノ線でつないでおきました。そして藤井が路地を通ってくるタイミングで、社長室から監視カメラを操作。カメラが動くとピアノ線で引っ張られた鉄材が落下するという仕組みです。
でも、どうやって藤井が路地に来ることを知ったのでしょうか?実は中山は、藤井の大切なハーモニカを路地に置いておき、藤井がそれを拾いに来るのを待っていたんです。そして会社のトラック「マンボウ号」の目の部分が鏡になっていて、そこから双眼鏡で路地の様子を見ていました。
藤井がハーモニカに手を伸ばした瞬間、中山は監視カメラを操作して鉄材を落としたのです!
事件の動機と真相
では、なぜ中山は藤井を殺害したのでしょうか?その動機は妹の死に関係していました。
実は中山の妹は藤井と付き合っていたのですが、藤井に振られてショックで会社を辞め、転職先で事故死してしまったのです。中山は「妹が転職するきっかけを作った藤井が悪い」と恨んでいました。
さらに藤井は、妹を捨てて資産家のお嬢様と婚約し、独立して新会社を立ち上げようとしていました。新会社の資金は婚約者の父親が出すことになっていたようです。そして優秀な社員も引き抜こうとしていたため、中山の恨みはさらに深まっていったんですね。
コナンは、向かいのビルに映った中山の姿を証拠に挙げ、中山が監視カメラに細工をしていたことを暴きます。そして腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で「眠りの小五郎」として事件の真相を解き明かしました。
エピローグ – 意外な展開
事件解決後、コナンと蘭が夕食の買い物を終えて帰る途中、マンボウ号が走っているのを見かけます。社長が逮捕されても会社は続いているようです。
秘書の麻木はやめてしまったと蘭が言いますが、ちょうど家電量販店の前を通りかかると、テレビで「こんにちは、今日からおじゃマンボウの司会を務めさせていただく、麻木久仁子です」という放送が流れていました。
これを見たコナンと蘭は「ええ〜っ?!」と驚きます。コナンは心の中で「ははは…たくましい女…」と感心するのでした。
このオチは、実際のTV番組「おじゃマンボウ」への麻木久仁子さんの出演を反映させたものなんですね。リアルとフィクションが交差する面白い演出でした!
この回の見どころと感想
この第56話「おじゃマンボウ殺人事件」の見どころは、なんといっても監視カメラとピアノ線を使った巧妙なトリックですよね。社長室にいながらにして、隣のビルから鉄材を落とすという離れ業!コナンらしい、物理的なトリックが光る回でした。
また、実在の番組「TVおじゃマンボウ」とのコラボという点も特徴的です。中山秀征さんと麻木久仁子さんが実名で出演しているのは、当時のファンにとっては嬉しい演出だったでしょうね。
男性/40代前半/会社員 当時リアルタイムで見ていましたが、おじゃマンボウの二人が出てきたときは本当に驚きました!アニメとリアルが交差する演出が新鮮でした。最後のオチも秀逸でしたね。
私自身は今になって見たわけですが、90年代のテレビ番組の雰囲気が感じられて、ちょっとノスタルジックな気分になりました。娘と一緒に「昔はこんな番組があったんだよ〜」なんて話しながら見るのも楽しかったです。
トリックの面では、監視カメラを使った遠隔操作という発想がとても斬新でした。今でこそIoTやスマートホームなどで遠隔操作は当たり前になっていますが、1997年当時としては先進的なアイデアだったんじゃないでしょうか。
次回予告:第57話「ホームズ・フリーク殺人事件(前編)」
次回は第57話「ホームズ・フリーク殺人事件(前編)」です。タイトルからして、シャーロック・ホームズに関連した事件が起きるようですね!前編・後編の2話構成になっているようなので、かなり本格的な事件になりそうです。
コナン自身がホームズファンということもあり、どんな展開になるのか今から楽しみです。娘と一緒に「次はどんなトリックかな〜?」なんて予想しながら見るのが最近の楽しみになっています。
皆さんも是非、第57話「ホームズ・フリーク殺人事件」をチェックしてみてくださいね!それではまた次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!
「為せば成る」の精神で、これからもコナン考察を続けていきます!
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