『カズオブログ』管理人のカズオです。ホームランド シーズン2 第8話、ついに見ましたよ!
今回は「I’ll Fly Away(彼方へ)」というエピソード。原題の「I’ll Fly Away」は、どこか遠くへ飛び去りたいという気持ちを表した古い曲のタイトルでもあって、ブロディの心情をそのまま映しているようで、なかなか切ないタイトルだよね。
このエピソード、見終わったあとに「え、ここで終わるの!?」ってなった人、絶対いると思います。私もそうでした(笑)。ラストシーンの衝撃がすごくて、しばらく頭から離れなかったので、ここで改めて整理してみたいと思います。
このエピソード、どんな話だったの?
シーズン2 第8話「I’ll Fly Away」は、ブロディがついに限界を迎えて「もう終わりにする」と行動に出る回です。
家族との関係、CIA工作員としての役割、ロヤへの不信感、すべてが一気に爆発するエピソードで、正直これまでのシーズン2のなかで一番ヒリヒリしました。そして、その爆発の先にいたのが…あのアブ・ナジルだったわけです。
物語の流れをざっくり整理
まず冒頭、ブロディとジェシカが激しい口論をします。娘・デイナが起こした事故をCIAの都合で隠蔽させられたことへの怒りが、ジェシカの中で爆発しているんですよね。ブロディはそれを「作戦のためだ」と押し通そうとするけれど、ジェシカにはもう限界でした。
そこへキャリーが現れます。ブロディがロヤとの面会に遅刻しそうだと察知して、彼の自宅に乗り込んできたんです。廊下にへたり込んでいたブロディを見て、キャリーは「もう少しで終わる」と励まし、なんとかロヤとの接触に向かわせます。
でも面会の場でブロディはついに爆発。「俺はもう終わりだ(I’m through)」とロヤに言い放って、その場を去ってしまいます。作戦が崩壊しかけたキャリーは、ブロディを追いかけてモーテルに連れ込み、二人きりの時間の中でブロディを説得することになります。
キャリーとブロディのモーテルシーン
このモーテルシーンが、今回の一番の見どころのひとつです。ブロディは「もうどこにも居場所がない。CIA にも、ナジルにも、家族にも」という感じで、ある種の解放感すら漂わせています。ゾクッとしたのは、「刑務所に行っても、もう嘘をつかなくていい」と言ったとき。
キャリーはそこで本気の言葉を投げかけます。「あなたがナジルを倒せば、本当の英雄になれる。すべての罪が消える」と。これ、説得なのか、本気の愛情表現なのかが見えにくいところがキャリーらしいんですよね。
そして二人は関係を持ちます。一方、その様子をSOUL(ソール)とクインが盗聴越しに聞いている…という気まずすぎる演出が絶妙で、思わず笑ってしまいそうになりました。
カズオソールの表情、あの気まずさは名演技だよね
ソールとクインの対立が深まる
モーテルシーンの裏で、ソールとクインの意見がまた激しくぶつかります。クインは「キャリーはブロディへの恋愛感情に完全に支配されている。この作戦は中止すべきだ」と主張します。正直、クインの言っていることは客観的に見れば正論なんですよね。
でもソールは「キャリーは資産(アセット)の管理をしているだけだ。信じるべきだ」と言い張って、作戦の継続を選びます。ここはどちらが正しいかを断定せずに見るのが面白いところで、見る人によって評価が分かれそうなシーンです。
ソールの「キャリーを信じる」という姿勢は、友情なのか上司としての判断なのか。そのあたりのニュアンスが、この二人の関係の核心なんだと改めて感じました。
衝撃ラスト!アブ・ナジル登場
翌日、ブロディはロヤに連絡を入れて「やっぱりやる」と引き戻されます。そしてロヤに指定された森の中で、ブロディはCIAの尾行をまいてヘリコプターに乗せられてしまいます。
キャリーはその様子を追いながら、「今すぐ三人を拘束すべきだ!」とクインに訴えますが、クインは作戦継続を優先して却下。そしてヘリが飛び去るのをキャリーは地上から見上げるしかない…という、かなり焦らされる展開です。
そして最後のシーン。ブロディが連れてこられた先にいたのは、スーツを着て髭を剃ったアブ・ナジルでした。見慣れたテロリストのイメージとはまるで違う姿に、思わず「え、これが本当にナジル?」となりませんでした?私も一瞬見間違えたくらいです。
このエピソードの伏線と振り返りポイント
今回の話には、後の展開につながる伏線がいくつか隠れています。慎重派の私が気になった点をまとめてみました。
- ブロディの「もう嘘をつきたくない」という言葉が後の行動を予告している
- クインのキャリー不信は今後の作戦にじわじわ影響してくる
- デイナが事故の遺族の家を訪ねたシーンは、ブロディ家の崩壊を暗示している
- ナジルの「普通の人間」としての姿が、次回の交渉シーンへの布石になっている
- ゲティズバーグの銃撃犯が森に待機していた意味は、後に明らかになる
特にデイナのサブプロットは「本筋と関係ない?」と思いがちですが、彼女が「私は人殺しだ」と泣くシーンが、ブロディの嘘の上に積み重なった家族全員の崩壊を象徴しているように感じられます。
見終わったあとに気になるポイント
このエピソードを見終わると、「キャリーの説得は本当に正しかったのか」というモヤモヤが残ります。ブロディを作戦に戻すことには成功したけれど、そのためにCIAの盗聴下でブロディと関係を持ったわけで…クインが批判的になるのも無理はないよね、と思ってしまいます。
キャリーの行動は「任務遂行」だったの?
ソールは「キャリーはプロとして動いている」と言いますが、視聴者の目には明らかに感情が混じっています。ここは「そういうことにしておかないと作戦が成立しない」というソールの現実的な判断とも読めますよね。答えは一つじゃないから面白いんですが。
ナジルはなぜブロディを直接呼び寄せたの?
ロヤを通じた間接的な指示だけでは、ブロディの心が折れたと判断したのかもしれません。あのタイミングでナジル本人が出てきたことには、「お前はまだ俺のものだ」というメッセージが込められているようにも感じます。見返すと、ナジルが西洋風の姿で現れたのも意味深で、「どんな顔でも使い分ける」という彼の怖さを改めて感じました。
次回への期待と私の予想
第9話では、ブロディとナジルが直接対峙することになります。シーズン1から張られてきた「ナジルとブロディの関係性」という最大の核心に、いよいよ正面から向き合う回になりそうです。
個人的に気になるのは、ブロディがナジルに「まだついていくか」を迫られたとき、どう答えるかです。今回のモーテルシーンでキャリーの言葉に心が動いていただけに、ナジルと顔を合わせたときの葛藤は相当なはずです。
そして、キャリーとソール、クインの三者関係もいよいよ緊張が高まりそう。「信じる」か「切り捨てる」かというCIA内部の対立は、これからの展開に大きく影響してくるはずです。第9話が待ちきれないですね!ぜひ続きもチェックしてみてください♪








