『カズオブログ』管理人のカズオです。いよいよホームランドのシーズン2が始まりました!
シーズン1の衝撃的なラストから数か月が経ち、キャリーもブロディも「新しい生活」に踏み出しています。でも、静かな日常って長くは続かないんですよね。この第1話、見ているうちに「あ、やっぱりこのドラマは油断できない」と改めて感じました。
原題は「The Smile(笑み)」。このタイトルの意味、見終わってから「なるほど!」ってなるやつです。今回はそのあたりも含めて、丁寧に振り返っていきますよ。
このエピソードはどんな話?
シーズン2の第1話「逃れられない運命」は、S1から約6か月後が舞台です。中東情勢はさらに緊迫し、イスラエルがイランの核施設を爆撃したというニュースが流れています。
CIAにはベイルートから極秘の接触が入ります。ヒズボラ幹部の妻、ファティマ・アリが「アメリカへの攻撃情報を持っている」と名乗り出たのです。ただし、話せる相手はキャリー・マティソンだけ、と。
一方、ブロディは下院議員として順調に出世街道を歩んでいます。そこへ副大統領ウォルデンから「次の選挙で副大統領候補に検討する」との申し出が。表の顔はどんどん輝かしくなっていく。でも裏では、アブ・ナジルからの新たな指令が動き始めています。
物語の流れをざっくり整理
今回の軸は2本です。ベイルートへ旅立つキャリーの話と、ブロディの二重生活の再起動。この2つが第1話でどう動いたか、順番に整理します。
キャリーは電気けいれん療法(ECT)を受けたあと、英語教師として静かに暮らしていました。CIAとの縁は切れたはずだったのに、ソールの一言で気持ちが揺れてしまいます。ソールから「ファティマがキャリーじゃないと話さない」と言われ、結局断れないんですよね。このあたり、キャリーらしいと言えばらしいのですが。
ブロディのほうは、ジャーナリストのロヤ・ハマッドという女性から接触を受けます。彼女はアブ・ナジルの使者で、エスティースのオフィスにある金庫から「暗号化されたターゲットリスト」を盗み出すよう命じます。ブロディは一度は拒否しますが、最終的には実行してしまいます。
そしてベイルートに向かったキャリーは、「ケイト・モリシー」というカナダ人に偽装してソールと合流しようとします。途中でレバノン情報機関の尾行に気づきますが、追跡をかわして人ごみの中へ消える。そのときのキャリーの笑み……これがタイトルの「The Smile」なんです。
キャリーの「笑み」が意味するもの
尾行をかわした瞬間、キャリーは人ごみの中でほんの少し微笑みます。これ、見ていてゾクッとしました。
静かな教師生活を送っていたキャリーが、諜報の現場に戻ってきて「生き返った」ような感覚。キャリーにとってCIAの仕事こそが本来の自分だという証明が、あの一瞬の笑みに込められているんじゃないかと私は感じました。精神的なリハビリを経てもなお、本能が勝ってしまう。ホームランドというドラマの怖さがここに出ているんですよね。
一方でこれは、「また危険な世界に引き戻された」というシグナルでもあります。皆さんはあの笑みをどう読みましたか?
カズオキャリーの笑みを見た瞬間「あ、もう戻れないんだな」って確信した
ブロディの二重生活が再起動する
ブロディのパートでは、政治家としての順調な滑り出しと、テロ組織の協力者としての役割が同時進行で描かれます。副大統領候補という「光の側」と、アブ・ナジルからの指令という「闇の側」が完全に同居している状態です。
ロヤ・ハマッドが登場したとき、最初は普通のジャーナリストかと思いますよね。でも彼女がナジルの名前を出した瞬間、空気が変わる。表情だけで意味が変わるドラマだと改めて実感した場面です。
エスティースの金庫からターゲットリストをコピーするシーンは、短い時間でかなりの緊張感がありました。ブロディの指が動く瞬間、「これは後で大きく響いてくるな」と直感した方も多いのでは。
ダナの一言が生む家族の亀裂
もう一つ注目したいのが、ブロディの娘ダナのエピソードです。学校でのディスカッション中に、うっかり「うちのお父さんはムスリムなんだよね」と漏らしてしまいます。
クラスメイトには笑いで流されましたが、ジェシカの耳に入ってしまい、家庭内でブロディが宗教への改宗を認めるかたちに。副大統領候補という公的な立場を考えると、これがどれだけの爆弾かは明らかです。家族の関係にもさりげなくヒビが入っているのが伝わります。
見終わったあとに気になるポイント
第1話を見終えると、いくつかのモヤモヤが残ります。ここで少し整理してみましょう。
ソールはキャリーを本当に信頼しているの?
ソールがキャリーを呼び戻す場面は、単に「優秀な工作員が必要だから」という以上の感情が滲んでいます。S1でキャリーに嘘をつかれ、それでも見捨てなかったソール。二人の関係は師弟とも言えるし、複雑な信頼関係でもあります。今回の「説得」も、ソールにしかできない方法でした。
ブロディはなぜ金庫から盗んだのか?
ブロディは一度は断ろうとします。「民間人を巻き込む攻撃には加担できない」という言葉は本心にも聞こえます。でも結局実行してしまう。副大統領候補という立場を使ってナジルに貢献できる、という誘惑に勝てなかったのか、それともまだ「信念」がある種の縛りになっているのか。この点については諸説あります。本編を見ながら感じ取るのが一番かもしれません。
このエピソードの見どころと伏線
第1話に散りばめられた伏線を整理すると、シーズン全体の構造が見えてきます。
- ファティマ・アリの情報
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ヒズボラ幹部の妻が持つ「攻撃ターゲット情報」がシーズンの核心に直結する
- ブロディのターゲットリスト
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金庫から盗んだ暗号リストが、後の作戦にどう使われるかは要注目
- キャリーの”笑み”
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CIA復帰の感情的な伏線。「本能が戻ってきた」という描写がシーズンを通じて続く
- ロヤ・ハマッドの存在
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ブロディとナジルをつなぐ新キャラクター。シーズン中盤以降に動きが加速する
- ダナのうっかり発言
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ブロディ家族の「ムスリム改宗」公開は、副大統領候補という立場への時限爆弾になる
これらの要素が絡まりながら、シーズン2全体の緊張感が積み重なっていきます。
次回につながるモヤモヤを整理する
第1話のラスト、キャリーはソールとベイルートで合流しようとしています。ファティマ・アリが持つ情報が、はたしてアメリカへの攻撃を止める鍵になるのか。それとも、そもそもファティマ自身が罠の一部なのか。
一方のブロディは、金庫からターゲットリストを盗み出すことに成功しました。次回は、そのリストがどう動くかが見えてくるはずです。ナジルが具体的にどの標的を狙っているのかが少しずつ明らかになっていくと予想されます。そしてキャリーとブロディは、互いの存在をいつ再認識するのか。
個人的には、キャリーがベイルートで何を知るのかと、ブロディの「盗んだ情報」が早々にCIA側にバレるのかどうかが一番の気になりポイントです。ホームランドって、「このまま上手くいくわけがない」という感覚でずっと見てしまうドラマですよね。第2話以降も目が離せないシーズンの幕開けになりました♪
シーズン2はS1と比べてテンポが上がっているという意見も多いので、ここから一気に見てしまう方も多いんじゃないでしょうか。私もそうでしたよ(笑)。皆さんも続きをぜひ楽しんでみてください!









