こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。最近、娘がコナンにハマり始めたので、親子の会話のネタにと思って私も一緒に見始めたんですが、これが予想以上に面白くてね。今では娘より熱心に見ているかも(笑)。今回は、アニメ39話「資産家令嬢殺人事件(前編)」について詳しく振り返ってみたいと思います。
この事件、山奥の別荘が舞台で、閉ざされた空間での密室殺人的な要素もあって、かなりドキドキしながら見ましたよ。皆さんはもう見ましたか?まだの方はネタバレ注意ですよ!
事件の概要と登場人物
まずは基本情報から整理しておきましょう。この話は1996年11月25日に放送された第39話で、「資産家令嬢殺人事件(前編)」というタイトルです。後編は第40話になります。
主な登場人物は以下の通り:
- 四井麗花:資産家令嬢で今回の誕生パーティーの主役
- 一枝隆:麗花の花婿候補の一人
- 二階堂優次:麗花の花婿候補の一人
- 三船拓也:麗花の花婿候補の一人
- 五条修:麗花の花婿候補の一人
- 六田将司:麗花の花婿候補の一人
- 七尾米:四井家の家政婦
- 毛利小五郎:今回のパーティーにスペシャルゲストとして招待される
- 毛利蘭:小五郎の娘
- 江戸川コナン:蘭と小五郎と一緒にパーティーに参加
事件のあらすじ
コナン、小五郎、蘭は資産家令嬢・四井麗花の誕生パーティーに招待され、山奥の別荘を訪れます。パーティーの席で、麗花の花婿候補として注目されている5人の男性(一枝、二階堂、三船、五条、六田)が小五郎の周りに集まってきました。
パーティーの最中、コナンはトイレに行こうとしますが、廊下の照明が消されていることに違和感を覚えます。トイレの電気もつかず、そこに家政婦の七尾米が現れ、「電球が切れている」と教えてくれます。米によると、つい先日取り換えたばかりの廊下、トイレ、風呂場の電球が、なぜか全て切れているとのこと。これ、なんだか怪しいですよね?
パーティーが終わり、帰ろうとした時、驚くべきことに麗花を乗せてきた車を含む6台の車がパンクしていることが発覚!唯一無事だったのは小五郎が借りたレンタカーだけでした。麗花は別荘に泊まると言い出し、一枝、二階堂、五条、六田も一緒に残ることに。
麗花の傲慢な態度
別荘に残った後、麗花は花婿候補たちに対して「所詮あなたたちは籠の鳥。私がエサをあげないと生きていくことさえできやしない」と傲慢な態度を見せます。うわぁ、これはキツイですね。そんな発言をした後、米を連れて出て行きました。
その後、残されたメンバーはカードゲームを始めます。二階堂の話によると、みんな同じヨットクラブのメンバーだったとのこと。そして三船が「2年前のあの事故があるまでは楽しかった」と言うと、一枝が「その話は二度としないって約束だろ!」と激しく反応します。何かあったんでしょうね、明らかに。
最初の悲劇
しばらくして、麗花が戻ってこないことを心配した六田の提案で、みんなで手分けして麗花を探すことに。そして悲劇が起きます。蘭の悲鳴を聞いて全員が駆けつけると、噴水の前で二階堂が溺死体で発見されたのです!
小五郎は、二階堂が噴水に無理矢理顔を押し込まれて殺されたと推理します。三船は行方不明の麗花を犯人として疑いますが、小五郎は「彼女も殺されている可能性がある」と指摘。
別荘に戻った一行は、電話が通じないことを発見します。さらに、唯一無事だった小五郎の車もパンクしていることが判明。つまり、彼らは完全に山奥の別荘に閉じ込められた状態になったんです。怖すぎますよね!
事件の謎が深まる
米がコーヒーを入れる際、蘭が手伝いに行きます。米は砂糖がなくなっていることに気づき、蘭に上の棚を確認してもらいますが見つからず、結局足元の棚から「5年前に買いだめしておいた」砂糖を見つけます。ちょっと古い砂糖を使うのは大丈夫かな?と蘭は思いますが、まあいいでしょう。
コナンは2年前にヨットクラブで起きた事故について尋ねようとしますが、その時、突然蘭に睡魔が襲ってきます。米は「疲れたんじゃろう」と言い、ソファーで休ませることに。
停電と窓ガラスの破壊
蘭と米を部屋に残し、小五郎たちは麗花の捜索を始めます。しかし、別荘の1階を捜し終えた時、突然電気が消え、辺りは真っ暗に!コナンは「チンッ」という音と、何かが崩れ落ちるような物音を耳にします。
ブレーカーの前に集まった一行は、窓ガラスが割られているのを発見。小五郎は「犯人が逃げた」と推理し、三船と一枝は犯人を追いかけて外に飛び出します。小五郎たちも後を追いますが、森の中でみんなとはぐれてしまいます。
そんな時、雨の中を米が走ってきます。コナンは「じゃあ今、蘭は一人?」と気づき、急いで別荘に戻ります。そこでキッチンで倒れている蘭を発見!
衝撃の真相
蘭は一時的に意識を取り戻し、「誰かに無理矢理水の中に…」と言いかけて再び意識を失います。コナンは、蘭が飲んだコーヒーに睡眠薬が入っていたと推測。さらに、電子レンジが閉まっており、なぜか温かいことに注目します。
別荘に戻ってきた全員に事情を説明すると、小五郎は「蘭が襲われた時、米はコナンと小五郎と一緒に森にいたため犯人ではない」と指摘。無差別殺人の可能性を推理します。
コナンは、停電した時に米が「暖かい風が吹いてきた」と言ったことから、エアコンに注目。調べてみると、別荘内の全てのエアコンが12時30分にタイマーセットされていたことを発見します。これは明らかに計画的な犯行ですね!
事件の真相
実は、この事件の犯人は一枝隆でした。2年前の海難事故で死亡した八重子に好意を持っていた一枝は、事故の真相に疑問を持っていました。八重子の遺体は救命具をつけていなかったのに、麗花と二階堂は救命具をつけて救助されたという矛盾。そして2人が「八重子とは会っていない」と証言したことから、事故の裏側に何かあったと推測したのです。
停電のトリックは、別荘内の全てのエアコンを同じ時刻に作動するようタイマーセットし、さらに電子レンジもセット。時間が来て一斉に作動すると電力使用量が上がり、ブレーカーが落ちるという仕掛けでした。コナンが調べた結果、エアコンのリモコンにはタイマーの時間表示が残っており、電子レンジもまだ温かかったんです。
蘭を襲った理由は、コーヒーに睡眠薬を盛り、それを飲んだ人間を襲って「無理矢理水に顔を押し込まれた」という証言をさせることで、麗花殺害のトリックを隠し、アリバイを作るためでした。つまり、誰が飲んでも同じことをするつもりで、最初から殺す気はなかったのです。
しかし、一枝は水にどっぷり浸かった麗花の死体を浴槽から引き上げる際、ワイシャツの両袖という不自然な場所に水のシミを作ってしまいます。これが動かぬ証拠となり、コナンに犯人だと断定されてしまいました。
次回への期待
さて、今回は前編ということで、後編の第40話「資産家令嬢殺人事件(後編)」でさらに詳しく真相が明かされることになります。2年前の海難事故の真相や、一枝の動機についてもっと詳しく知りたいですね。
次回のブログでは、後編の内容も詳しく解説する予定です。コナンの推理がどのように展開していくのか、とても楽しみです!
皆さんは、この事件の犯人が一枝だと気づきましたか?私は最初、三船あたりを疑っていたんですが、見事にミスリードされました(笑)。コナンの事件は本当に予想がつかなくて、そこが面白いですよね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの事件を一つ一つ丁寧に解説していきますね。
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