こんにちは、みなさん!カズオです。今日は我が家の食費節約に大活躍している「牛乳で作る代用生クリーム」についてお話しします。突然レシピに生クリームが必要になったけど、わざわざ買いに行くのも面倒だし、使い切れずに余らせるのももったいない…そんな経験ありませんか?実は牛乳を使って代用できる方法があるんですよ!
生クリームと牛乳の違いを知ろう
まず最初に知っておきたいのが、生クリームと牛乳は同じ乳製品でも全然別物だということ。牛乳をそのまま生クリームの代わりに使うことはできません。どれだけ牛乳を泡立てても、生クリームのようなホイップクリームにはならないんです。
生クリームは牛乳から脂肪分を分離して作られていて、脂肪分が高いのが特徴。だから料理に入れるとコクが出るし、泡立てるとふわふわになるんですね。一方、牛乳は脂肪分が少なくてサラサラしています。
牛乳とバターで作る代用生クリーム
でも諦めるのはまだ早い!牛乳に無塩バターを加えることで、生クリームに近いコクを再現できるんです。これは特にグラタンやシチュー、クリームパスタなどの料理に使うのに最適です。
基本の作り方
牛乳200mlに対して無塩バターを適量(約50g)加えて温めるだけ!これだけで生クリームに近い乳脂肪分(約20%)のものができます。より濃厚にしたい場合は、牛乳を減らしてバターを増やすとGood!料理に使う場合は有塩バターでも問題ありませんが、お菓子作りなら無塩バターがおすすめです。
ただし、この方法で作ったものは生クリームのようにホイップすることはできません!料理のコク出し用と思ってくださいね。
本格的な代用生クリームを作りたい場合
もっと本格的に生クリームを代用したい場合は、次の方法がおすすめです。
牛乳とバターで作る本格派代用生クリーム
材料:
牛乳(脂肪分3.5%以上):200ml
無塩バター:200g
きび砂糖:32g(お好みで調整)
作り方:
牛乳と無塩バターを小鍋に入れて、泡立て器でよく混ぜながら85-90℃くらいで約10分火にかけます。沸騰させないように注意!
ミキサーに移して、約30秒間高速で混ぜます。ハンドミキサーなら高速で1分程度。
ボウルに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で最低6時間〜一晩冷やします。ここでしっかり冷やすことがキレイなホイップになるコツです!
冷えたボウルに砂糖を加え、泡立て器で砂糖を溶かすように1-2分ゆっくりとかき混ぜます。
氷水を入れたボウルの上に4のボウルを置き、底を冷やしながらハンドミキサーで混ぜます。途中からいきなり固まってくるので、中速くらいで様子を見ながら混ぜるのがポイント!混ぜすぎるとボソボソになるので注意してくださいね。
これで生クリームに近い、バタークリームと生クリームの中間のようなクリームができますよ!ケーキのデコレーションにも使えます。
他にも便利な代用法
牛乳+ゼラチンで作る方法
牛乳をゼラチンで固めると、トロっとした状態になります。パンケーキやシフォンケーキのトッピングに便利です。ただし、生クリームのようにツノが立つほど泡立てることはできません。
材料(150ml分):
牛乳:200ml
水:50ml
粉ゼラチン:5g(小さじ2弱)
砂糖:20g〜(お好みで)
水切りヨーグルトで代用する方法
ヨーグルトを水切りすると、クリームチーズに近い濃厚なクリーム状になります。しっかり水切りすればケーキのデコレーションにも使えますよ。味は生クリームとは違いますが、あっさりとしたヨーグルトの味わいが楽しめます。
材料(150〜200g分):
プレーンヨーグルト:300g
砂糖:10g〜(お好みで)
料理に少量使うなら牛乳でOK
実は、料理に大さじ1〜2杯程度の生クリームを入れるだけなら、そのまま牛乳で代用してもOKなんです!生クリームは料理にコクを出す役割がありますが、少量なら省略しても十分おいしく仕上がります。
我が家では、トマトソースに牛乳をちょっと加えてトマトクリーム風にしたり、キーマカレーに少し入れてまろやかにしたり、肉じゃがに加えて和風クリーム煮込み風にしたりと、アレンジを楽しんでいます。高校生の息子も「パパの料理、なんかいつもと違う!」って喜んでくれるんですよ。
生クリームを余らせない活用法
生クリームを買ったけど余ってしまった…という場合は、次のように活用するのがおすすめです。
砂糖を加えて泡立ててホイップクリームに
カルボナーラに使う
鶏モモ肉と野菜を煮込んで生クリームを加えればチキンクリーム煮込みに
トマトソースに少し加えてトマトクリームソースに
辛味の強い料理に少し加えてまろやかに
想像してみて、いけそうだと思う料理なら、生クリームを少し入れて台無しになるようなことはほとんどないそうですよ!
まとめ:用途に合わせて代用法を選ぼう
生クリームの代用法をいくつか知っておけば、いざというときに慌てずに対処できます。料理に使うなら牛乳+バター、デコレーションしたいなら水切りヨーグルトなど、用途に合わせて選んでみてくださいね。
我が家では、小学4年生の娘と一緒にホットケーキにトッピングする「代用ホイップクリーム」作りが休日の楽しみになっています。節約しながら家族で楽しめるなんて、最高ですよね!
「節約は工夫から生まれ、工夫は知恵から生まれる」 – 松下幸之助
みなさんも、ぜひ牛乳で代用生クリームを作ってみてくださいね!それではまた次回!
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