こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにドハマりしていて、パパも一緒に見てよ〜とせがまれるうちに、すっかり50歳のオッサンがハマってしまいました(笑)。今回は第221話「偽りだらけの依頼人(後編)」について、ネタバレ満載でお届けしますよ!
この回は2001年1月22日に放送された回で、なんと服部平次のお母さんが初登場する重要回なんです。ちょっと懐かしいけど、名作だよね!一緒に振り返っていきましょう!
「偽りだらけの依頼人」のあらすじ
まずは簡単にあらすじをおさらいしておきましょう。前編(220話)から続く話なので、ちょっと前回の内容も含めて説明しますね。
毛利小五郎のもとに、池波静華という着物姿の女性から依頼が舞い込みます。彼女は中学時代の写真を取り戻したいと言い、その写真は柴田四朗という男性に貸した本に挟まれたままになっているとのこと。
小五郎たちが柴田の家を訪ねると、そこで柴田四朗の遺体を発見!しかも、池波の写真を握りしめた状態で…。これはダイイングメッセージなのか?池波が犯人なのか?というところで前編は終わっていました。
事件の真相と犯人
さて、後編では事件の真相が明らかになっていきます。結論から言うと、犯人は柴田四朗の妻・恭子でした。彼女は夫が浪費家で、父親からもらった大切な刀まで売ろうとしていたことに怒り、殺害したのです。
事件のトリックは「時間の錯覚」を利用したものでした。恭子の証言では、彼女は朝5時に家を出て、夜7時に帰宅したとのこと。しかし、実際は:
事件のトリック
- 午前3時頃に帰宅した四朗に風呂に入らせるなどして時間を潰す
- 午前5時前に「夜食」と称して食事を出す
- 食事中に四朗を廊下に呼び出して木刀で撲殺
- ビデオをセットして玄関の鍵をかけて家を出る
- 午前5時頃、マンション下で待っていた友人の車に乗る
- 午後7時頃に帰宅し、ポストにあった朝刊を食卓に置く
このトリックで、朝8時頃に訪問者によって殺害されたように見せかけたのです。でも、実は四朗は電話で助けを呼ぼうとリビングまで這っていたことに恭子は気づき、別の人間に発見させた後に自分が帰宅したことにしたんですね。なかなか緻密な計画ですよね!
池波静華の正体とは?
さて、この事件のもう一つの見どころは、依頼人である池波静華の正体です。コナンは彼女が嘘をついていることにいくつも気づいていました。
実は池波静華の正体は…服部平次のお母さん「服部静華」だったんです!これには驚きましたよね?彼女は平次が毛利小五郎のもとへ行くと怪我をして帰ってくるので心配になり、小五郎がどんな人物か確かめるために「池波静華」という偽名で依頼をしたのでした。
静華がついた4つの嘘
コナンは静華が4つの嘘をついていることを見抜きます:
- 写真の内容についての嘘
- 柴田が「レイコ」と呼んでいたという嘘
- 小説に「レイコ」という登場人物がいるという嘘
- 自分の正体についての嘘
実は彼女が探していた写真は、一年生の女の子に負けて悔しくて泣いている平次の写真だったんです。これは返してほしくないと言っていたのに、小五郎には「写真が手に入って良かった」と言っていました。
エピローグ:静華の本当の目的
事件解決後、静華は小五郎に本当の目的を打ち明けます。息子の平次が小五郎のもとへ行くと怪我をして帰ってくるので心配だったと。でも、小五郎に会ってみて「平次が慕うのも無理ない頭の切れるええ人」だと納得したようです。
そして最後に意味深な発言をします。「これで安心して平次と和葉を任せられる」と。この言葉を聞いたコナンは「あの話、マジだったの!?」と嫌な汗が流れるのでした。
ちなみに、静華は大阪弁を話す強い女性で、命の大切さを説く場面も印象的でした。恭子が刀で自殺しようとしたとき、「命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!!!」と一喝するシーンは、彼女の人柄がよく表れていますね。
この回の見どころ
この回の見どころは何といっても服部平次の母親・服部静華の初登場です!大阪弁を話す気の強いお母さんで、平次の性格もなるほどって感じですよね。また、和葉との関係についても匂わせるような発言があり、ファンにはたまらない回でした。
また、事件のトリックも「時間の錯覚」を利用した巧妙なもので、コナンらしい推理が展開されます。朝刊の配達時間や、食事の内容、ビデオの録画など、細かい点から真相に迫っていく過程は、何度見ても勉強になりますね。
個人的な感想
これ、初めて見たときは静華さんの正体にビックリしましたよ!平次のお母さんがこんな強い人だとは思わなかったし、和葉との関係を匂わせる発言もニヤニヤしちゃいました。平次と和葉のカップリングを応援してるんですね〜。
私も娘と一緒に見返したとき、「パパ、平次くんのお母さんカッコいいね!」って言われました。確かに、命の大切さを説くシーンは、子どもにも分かりやすく、良いメッセージ性がありますよね。
また、事件のトリックも「時間の錯覚」というシンプルながら効果的なもので、コナンらしい推理が展開されます。朝刊の配達時間や、食事の内容、ビデオの録画など、細かい点から真相に迫っていく過程は、何度見ても勉強になりますね。
まとめ:偽りだらけの依頼人事件の教訓
この「偽りだらけの依頼人」事件から学べることは、やはり「見た目や最初の印象だけで人を判断してはいけない」ということでしょうか。池波静華(服部静華)は最初は怪しまれていましたが、実は息子を心配する母親の行動だったんですね。
また、恭子の犯行動機も、単純な憎しみというよりは、夫の浪費癖への怒りと家族の思い出(父からもらった刀)を守りたいという気持ちからきていました。もちろん殺人は許されることではありませんが、人間の複雑な心理が描かれている点も、この事件の見どころだと思います。
次回は「そして人魚はいなくなった」事件について振り返る予定です。こちらもミステリアスな事件で、コナンファンには外せない回ですよ!お楽しみに〜!
それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコツコツとコナン考察を続けていきますよ〜!
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