こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見返した名探偵コナンの第65話「カニとクジラ誘拐事件」について、あらすじから見どころまで詳しくお伝えしていきます。50歳からコナンにハマった私ですが、このエピソードは特に印象に残っているんですよね。皆さんも一緒に振り返ってみませんか?
カニとクジラ誘拐事件のあらすじ
この話は1997年6月30日に放送された第65話です。前回の「第3の指紋殺人事件」に続く話で、OPテーマは小松未歩さんの「謎」、EDテーマは宇徳敬子さんの「光と影のロマン」でした。懐かしいですね~!
物語は、コナン、小五郎、蘭の3人がビアガーデンで食事をしているシーンから始まります。そこでコナンが、一人暗い表情でキョロキョロと周りを見回している男性に気づくんです。ビアガーデンなのにビールを飲まないその男性の様子がとっても怪しい!
コナンが近づいて様子を伺っていると、男性の携帯が鳴り、電話に出た男性が「なんだって?!」と声を上げました。どうやら誘拐事件に巻き込まれているようで、しかも警察には知らせていないみたい。これはマズイと思ったコナンは、小五郎と蘭に伝え、男性の後を追うことにしました。
遠藤歯科医院での出会い
男性の後をつけると、「遠藤歯科医院」に到着。コナンたちは急患を装って中に入り込みます。ここでの小五郎とコナンのやり取りがちょっと面白いんですよね。コナンが「歯が痛いよぉ!」と大声で演技するのに対して、小五郎が「いつまでやってんだ、もういいんだよ!」とツッコミを入れるシーン、ついつい笑っちゃいました。
中に入ると、男性が遠藤圭吾という33歳の歯科医だと判明。彼の4歳の息子・圭太が誘拐されたことを知ります。遠藤の話によると、昨日の午後、庭で遊んでいた圭太の姿が見えなくなり、玄関の門に「子供は預かった。警察に知らせたら殺す。連絡を待て」と書かれた紙が貼られていたそうです。
犯人からは3000万円の身代金を要求され、スターライトホテルのビアガーデンに持ってくるよう指示されていたんですね。でも、ビアガーデンで待っていると再び電話があり、取引は中止になったとのこと。犯人は「明日の午前中に連絡する」と言って電話を切ったそうです。
謎の手がかり「カニとクジラ」
翌朝、遠藤から連絡が入り、今度は犯人が2000万円の上乗せを要求してきたと言います。そして圭太の声を聞かせてもらったところ、「カニがいっぱいいる。クジラが潮吹いてる」という妙なことを言っていたそうです。これを聞いた犯人は「何言ってんだこいつ、余計なことを」と慌てて電話を切ったとか。
この「カニ」と「クジラ」が圭太の居場所を示す重要な手がかりになるんですね!コナンたちはこの手がかりを元に捜査を開始します。小五郎は「クジラが潮吹いてるところなんぞ、小笠原にでも行かなきゃねェんだよ」と言いますが、コナンは模型ではないかと推測します。
誘拐犯との対決
その後、犯人から遠藤に電話があり、空宿駅(からじゅくえき)の1番ホームの先頭に立つよう指示されます。小五郎と蘭は空宿駅へ向かい、コナンはカニを探すことに。鞄には発信機がつけてあるので、犯人の居場所を突き止める作戦です。
空宿駅では、犯人がバイクで現れ、遠藤から鞄を受け取って逃走。小五郎はフェンスを乗り越えてバイクのナンバーを撮影しました。一方、コナンは発信機を頼りに鞄を追跡しますが、ゴミ捨て場に捨てられていました。ガッカリ…。
スターライトホテルでの決着
ところが!コナンは推理によって圭太の居場所を突き止めます。実は「カニ」と「クジラ」というのは、スターライトホテルのロビーにある装飾のことだったんです。ロビーには蟹座(キャンサー)の装飾があり、噴水には鯨の彫刻があったんですね。なるほど~!
コナンがホテルに到着すると、圭太を発見!そして「その二人は誘拐犯です、捕まえてください!」と圭太の隣にいた男女を指差します。犯人たちは圭太を人質に取って逃げようとしますが、コナンは近くにあった傭兵像の兜をキック力増強シューズで蹴飛ばし、回転ドアに当てます。その結果、回転ドアが猛スピードで回転し、中にいた犯人たちはグルグル回されて気絶!見事に犯人を捕まえることができました。
エピソードの見どころ
このエピソードの見どころは、やはり「カニ」と「クジラ」という一見無関係な手がかりから真相に迫るコナンの推理力でしょう。子どもの何気ない言葉から重要な情報を読み取る、コナンらしい展開ですよね。
また、遠藤さんの息子・圭太くんが4歳という設定も印象的です。実は圭太くんのお母さんは去年病気で亡くなっていて、それ以来、幼稚園の先生や近所の奥さんたちによく懐いていたそうです。そのため、誘拐されても意外と明るい声で話せていたんですね。こういった細かい設定も物語に深みを与えています。
コナンの活躍ポイント
このエピソードでのコナンの活躍ポイントをいくつか挙げてみましょう。
- ビアガーデンで怪しい男性に気づき、誘拐事件を察知したこと
- 鞄に発信機を取り付けるアイデア
- 「カニ」と「クジラ」の謎を解き明かしたこと
- 傭兵像の兜を使った機転の利いた犯人逮捕
特に最後の回転ドアを使った犯人逮捕シーンはスリリングで、子どもながらの機転の良さが光りますね。「一丁上がり」というコナンの決め台詞も印象的でした!
エピソードを振り返って
このエピソードは、コナンの日常的な事件解決ストーリーとしては王道の展開ですが、4歳の子どもが誘拐されるという重いテーマを扱いながらも、最後はハッピーエンドで終わるところが良かったですね。
また、犯人が身代金を要求しながらも、実際の受け渡し場所と別の場所に誘導するなど、緻密な計画を立てていた点も見どころです。でも、子どもの何気ない一言で計画が崩れるというのは、犯罪の難しさを表していますね。
50代男性/会社員 このエピソードは子どもが誘拐されるという親としては恐ろしいシチュエーションだけど、コナンの活躍で無事に解決して安心しました。「カニとクジラ」という手がかりからホテルのロビーを連想するコナンの推理力には毎回驚かされます。
放送当時の時代背景
このエピソードが放送されたのは1997年6月30日。今から約28年前になります。当時はまだ携帯電話が一般的になり始めた頃で、スマホなんてありませんでした。そんな時代に、携帯電話を使った犯人とのやり取りがサスペンスを高めていますね。
また、3000万円という身代金の金額も、当時としてはかなり高額。今の価値に換算するとさらに大きな金額になるでしょう。それだけ切羽詰まった状況だったということが伝わってきます。
次回予告
さて、次回の第66話は「暗闇の道殺人事件」です。タイトルからして、今回のような誘拐事件とはまた違ったタイプの事件が待っていそうですね。次回も詳しく解説していきたいと思いますので、お楽しみに!
皆さんは「カニとクジラ誘拐事件」を見たことありますか?もし見ていないなら、ぜひ一度チェックしてみてください。コナンの推理力が光る、見応えのあるエピソードですよ!
それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう。「為せば成る」の精神で、これからもコナンの魅力を深掘りしていきます!
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