『カズオブログ』管理人のカズオです!今回は「ホームランド」シーズン3・第6話「駆け引き(Still Positive)」を振り返っていきます。
このエピソード、見終わったあとに「えっ、キャリーってずっと演じてたの?」「ソールとジャバディってそんな関係だったの?」ってなった方、多いんじゃないでしょうか。
情報が一気に解き放たれる回なので、改めてポイントを整理していきますよ。
このエピソードはどんな話?
シーズン3第6話「Still Positive(駆け引き)」は、2013年11月3日にShowtimeで放送された第30話目にあたるエピソードです。
今回のキモは、キャリーの「失脚」がじつはすべて作戦だったという衝撃の事実が明かされること。そしてもうひとつ、エピソードタイトル「Still Positive(まだ陽性)」が意味するものが、終盤でドーンと明らかになります。
CIA内部の政治劇、イラン工作員との駆け引き、そして家族の崩壊。ホームランドらしい重いテーマが同時進行する密度の高い回です。
物語の流れをざっくり整理
エピソードの冒頭、ジャバディはキャリーにポリグラフ(嘘発見器)をかけます。が、キャリーはここで突然「白状」します。
「私がCIAを追われたのは、あなたを引き寄せるための芝居だった」と。キャリーの失脚はすべてジャバディを罠にかけるための偽装だったという事実に、見ていた私も思わず画面を二度見しました。
ジャバディはイランの政府資金を横領していた事実をCIAに握られており、逃げ場がない状態。ソールとの直接会談を約束させることに成功します。
ところがジャバディは指定の喫茶店には行かず、アメリカ国内に住む元妻ファリバを訪ねて、彼女を凄惨な方法で殺害。さらに息子の嫁スーザンも銃で撃ちます。キャリーとクインが駆けつけてジャバディを拘束しますが、現場はすでに大惨事でした。
ソールはその後、血まみれのジャバディを前に無言でその顔を殴りつけます。言葉より重い一撃でした。
ソールとジャバディ、30年越しの因縁
このエピソードで初めて明かされるのが、ソールとジャバディの深い過去です。
1979年のイラン革命のとき、ソールとジャバディはかつて協力関係にありました。ソールはジャバディに4人の情報員の脱出を依頼しましたが、ジャバディは彼らを新政権に売り渡し、全員が暗殺されました。自分の地位を守るための裏切りです。
その後、ソールはジャバディへの報復として、ジャバディの妻と子どもをアメリカへ逃がす手助けをしました。そのジャバディの元妻ファリバが今回、彼自身の手で殺されることになります。因縁が現在に直結している構造が、ゾクッとするほど上手いんですよね。
- マジド・ジャバディとは?
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イランの情報機関の重要人物。ラングレー爆破事件の黒幕として疑われている。
ファラ(新人CIA分析官)への情報共有シーンが入ることで、視聴者も同時にこの背景を知る形になっています。丁寧な構成だよなぁと感じた場面です。
キャリーの判断をどう見るか
キャリーが「失脚を演じた」という事実は、シーズン3前半の大きな謎のひとつでした。精神科病棟に送られ、議会で証言を強いられ、それでも彼女がどこかブレていない理由が、この回でようやく腑に落ちます。
ただ、慎重派の私としては、あの「演技」がどこまでソールと合意の上だったのか、まだモヤモヤが残るんですよね。完璧に台本通りなのか、それともキャリー個人の判断が混じっていたのか。
カズオキャリーが演じてたって、何回見ても信じられない
そして今回もうひとつ重要なのが、妊娠検査薬の陽性反応。タイトル「Still Positive」はここにもかかっていますが、誰との子なのか?という問いは、次回以降の重要な伏線になっています。この点については次のエピソードで情報を確認するのをおすすめします。
デイナの選択と家族の崩壊
今回はブロディ家のパートも大きく動きます。デイナは苗字をブロディから母の旧姓「ラザロ」に変更し、ついに家を出ます。
ラングレー爆破事件のテロリストの娘として生きることへの限界。母ジェシカも最初は信じられない様子でしたが、娘の表情を見て引き止めることを諦めます。このシーン、言葉はほとんどないのに重かったですね。
ブロディ本人はこの回では登場しませんが、彼の存在がじわじわと家族を壊し続けているのが伝わってくる場面です。
見終わったあとに気になるポイント
このエピソードを見終えると、いくつかの「引っかかり」が残ります。整理しておきましょう。
ジャバディはなぜ元妻を殺したの?
ジャバディが約束の場所ではなく元妻ファリバのところへ向かったのは、自分の過去を消しにいった行動と見られています。アメリカにいた彼女の存在は、ジャバディにとってリスクだったはずです。
ただ、ファリバはカリフォルニアで保護されているはずでした。なぜ彼女がその場にいたのか? という点はソール自身も困惑しており、CIA内部の情報漏洩の可能性を示唆するポイントになっています。
ソールの一撃が持つ意味
血まみれのジャバディをCIAのセーフハウスに連行したあと、ソールが無言で彼の顔を殴ります。作戦の観点では完全にアウトな行動ですが、この一撃には1979年以来の30年分の感情が込められています。
ソールというキャラクターは普段とても冷静で感情を表に出しません。だからこそ、この瞬間のインパクトは大きい。ホームランドってこういう「無言の爆発」が本当に上手いですよね。
もう一度見返したい伏線
「Still Positive」というタイトルは二重の意味を持っています。ひとつはジャバディをターゲットにする作戦がまだ「陽性(有効)」であること。もうひとつはキャリーの妊娠検査薬の「陽性(Positive)」です。
このダブルミーニングに気づくと、見返す楽しさがぐっと増します。慎重派の私は2回目でニヤッとしました。
- キャリーの妊娠発覚(誰の子かは次回以降の鍵)
- ファリバがなぜ証人保護から外れていたか未解明
- ジャバディを「使う」というソールの作戦の全貌
- デイナの家出がブロディに与える影響
- ロックハート上院議員のCIA介入の動き
これらのポイントは第7話以降で回収されていきます。どれひとつ置いていかれないように、見返しておくといいかもしれません。
次回はどうなる?私の予想
今回ジャバディを捕獲したソールの次の手は、「彼をイランへ戻し、二重スパイとして使う」という大胆な作戦です。これが第7話以降の核心になっていくはずです。
ジャバディはラングレー爆破の背後にいるとされる人物。それを「使える駒」にしようというソールの判断は、CIA内の政治的な圧力も含めてかなりリスキーな賭けです。ロックハート上院議員の動きも気になるところですね。
キャリーの妊娠については、誰の子なのかが次の大きな焦点になります。ブロディとの関係が頭をよぎりますが、断定は禁物。この点は本編でじっくり確認してください。
デイナの家出は、ブロディが表舞台に戻ってきたときにどう機能するのか。そこも個人的に気になっています。シーズン3は後半に向けて、一気に加速していく感じがあるので、第7話も見逃せないですよ。







