『カズオブログ』管理人のカズオです。今回はホームランド シーズン2 第6話「ゲティスバーグの嵐(原題:A Gettysburg Address)」を振り返っていきますよ!
このエピソード、ラストのあの急襲シーンを見たとき「え、これ本当に起きたの?!」って思いませんでした?私もかなりゾクッときました。
このエピソードはどんな話?
シーズン2の第6話は、2012年11月4日にShowtimeで放送されました。日本ではテラサ(Telasa)などの配信サービスで視聴できます。
前話(第5話)でのキャリーとブロディの尋問劇という濃密な展開から一転、今回は「CIA捜査チームの現場」「キャリーとブロディの関係の揺れ」「マイクの独自調査」という複数の糸が同時に動きます。そして終盤に向かって、全部がひとつの衝撃的な場所へ収束していきます。
大まかに言うと、アブ・ナジールの潜伏ネットワークがいよいよアメリカ国内で動き始めた、というエピソードです。
物語の流れをざっくり整理
ブロディはキャリーたちに、ロイヤ(ナジールの連絡員)から頼まれてテーラーのバッセルを安全な場所へ連れていこうとしたこと、その途中でバッセルが逃げようとして事故死したことを「半分だけ」打ち明けます。
これを受けて、クインとCIAのチームはゲティスバーグにあるバッセルのテーラーショップへ捜索に向かいます。タバコの吸い殻や領収書を調べる地道な作業が続く中、クインはどこか嫌な予感を感じていました。そしてそれは的中します。
武装した覆面の男たちが突入し、CIA捜査チームを銃撃。壁の裏に隠されていた大きな黒い箱を奪って逃走します。少なくとも7人のCIAエージェントが犠牲になった、シーズン2最大の衝撃シーンです。
一方ワシントンでは、キャリーがブロディにロイヤとの接触を続けるよう指示。そしてエピソードの終盤、テーラー店の惨事を知ったキャリーがブロディの議員室へ乗り込み、激しく責め立てるシーンへとつながっていきます。
黒い箱の謎と、その意味
このエピソードで最大の引っかかりポイントが「黒い箱」です。男たちがCIAを蹴散らしてまで持ち出したこの箱、いったい何が入っていたのか?
今話の段階では中身は明かされません。ただ、アブ・ナジールの組織が「CIA捜査チームを全滅させてでも奪還する価値がある」と判断した物であることは確かです。今まで低プロファイルを保っていた彼らが、これほど大胆な行動に出たことの重さは相当なもの。
慎重派の私としても、「これだけのリスクを冒すということは、次の作戦と直結している何かだよな…」とかなり気になって、もう一度このシーンを見返してしまいました。後続エピソードを見ると、この箱の中身がシーズン2後半のカギを握ることがわかってきます。
カズオ黒い箱の正体、皆さんは最初の視聴で予想できましたか?
ブロディは本当にCIA側なのか
今回のエピソードで改めて浮かぶのが「ブロディはどこまで信頼できるのか?」という疑問です。
ブロディはキャリーとクインへの打ち明け話を「半分だけの真実」にとどめています。ロイヤと接触した場面でも、彼の表情は読みにくい。キャリーに言われた通りに動いているようでいて、どこかぎこちなさが残るんですよね。ホームランドって、表情ひとつで意味が変わるから油断できないんですよ。
ここで気になるのが、あらすじだけで判断しないこと。ブロディの行動は台詞よりもダミアン・ルイスの演技、特に沈黙と目線に注目して見返すと、見え方がかなり変わります。
「三重スパイなのかも」という考え方もファンの間で話題になっています。CIA側につきながら、ナジール側にも情報をリークしている可能性は今話の段階でも完全には消えていません。
キャリーとブロディの最終シーンを読む
今話のラストシーン、テーラー店の惨劇に動揺したキャリーがブロディの議員室へ飛び込んで怒鳴り散らし、最終的にブロディに抱かれて落ち着いていく——このシーンを見てどう感じましたか?
キャリーの立場から見れば、部下たちが死んだ現場の責任を感じながら、他に感情をぶつけられる相手がいない。それがブロディだったわけです。ブロディはその孤独を知っているからこそ、怒鳴られても動じずに受け止めます。
ただ、このシーンはブロディの「計算」と「本音」が同時に見える場面でもあります。キャリーに信頼され続けることは、彼にとっても重要なことです。感情に見える行動が、実は戦略でもあるのがホームランドの怖いところです。
もう一度見返したい伏線ポイント
このエピソードには、後のシーズンにつながる細かい伏線がいくつか仕込まれています。見終わったあとに気になる人は、以下を意識して見直してみてください。
- テーラー店に隠されていた黒い箱の正体
- 覆面の男の1人が顔を見せた瞬間(クインは気づいた?)
- ブロディがロイヤに伝えた「フェイク情報」の内容
- マイクが見つけたブロディのガレージの弾丸
- ジェシカが「CIA」の着信を無視した意味
特にマイクのガレージ調査は地味に見えて、第7話以降への布石になっています。サウルとエステスに「調査をやめろ」と圧力をかけられた時点で、何かがある、と気づかされますよね。
見終わったあとに気になるポイント
第6話を見終えると、いくつかモヤモヤが残る人も多いはずです。整理しておきたいところを確認しておきましょう。
クインは生き残ったのか?
テーラー店での急襲シーン、クインの生死が今話では明確にされません。「7人のエージェントが死亡」という情報はあっても、クインが含まれるかどうかは曖昧です。続く第7話へのフックとして機能しているシーンで、「え、クイン死んだの?!」と思った人は多かったはず。
CIA内部に情報漏えいは本当にあるのか?
武装チームがCIA捜査チームの動きを把握していたことから、「内部に協力者(モール)がいるのでは?」という疑惑がファンの間で高まりました。今話では明言されませんが、この疑惑はシーズン2の後半を通じて重要なテーマになっていきます。
次回はどうなりそう?私の予想
第7話に向けて、いくつかの疑問が持ち越されます。クインの生存、黒い箱の中身、そしてブロディへの信頼がどこまで続くのか。
個人的な予想としては、今回の急襲がCIA内部の情報漏えいを証明するきっかけになると思っています。「誰かがナジール側に情報を渡した」という疑惑が捜査チームの内部にも向き始めると、キャリーとブロディの関係がまた揺れそうです。
そして黒い箱。中身が何かによって、「次の作戦が爆発物なのか、情報なのか、それとも別の何かなのか」が変わってきます。テーラーという職業も含めて、どんな「偽装」が使われていたのか、第7話以降でかなり明らかになっていくはずです。皆さんもぜひ「次の一手」を想像しながら続きを見てみてください!◎








