『カズオブログ』管理人のカズオです。皆さん、名探偵コナンを読んでいて「バーボンの正体って結局どこで分かるんだっけ?」と気になったことはありませんか。
私も娘が読み始めたのをきっかけに50歳からコナンにハマったんですが、このエピソードにきたときは思わず「うわっ」と声が出てしまいました。今回はアニメ701話から704話にあたる「漆黒の特急(ミステリートレイン)」を、私なりの視点でじっくり振り返っていきます。
ネタバレを前提にした内容になりますので、まだ読んでいない方はご注意くださいね。逆に読み終えたばかりの方は、答え合わせのつもりで読み進めてもらえたら嬉しいです。慎重派の私としては、こういう振り返りの時間がいちばん楽しいんですよね。
このエピソードはどんな話なのか
今回の舞台は、年に一度しか運行されない豪華寝台特急「ベルツリー急行」です。コナンをはじめとした少年探偵団に加えて、毛利小五郎や蘭、世良真純、鈴木園子までが鈴木財閥の招待でこの列車に乗り込みます。
華やかなミステリーツアーの雰囲気で始まるんですが、実はこの列車には黒の組織が密かに潜んでいました。狙われていたのは灰原哀、組織内での呼び名でいうとシェリーです。
単行本だと78巻にあたる回で、原作でも力の入った大型シリーズとして描かれています。私も読んでいて、序盤からただならぬ緊張感を感じていました。物語の空気がいつもと違うと感じたファンも多かったんじゃないでしょうか。
50歳になってからコナンを読み始めた私でも、この一連の流れにはグッと引き込まれましたよ。皆さんも初めて読んだときはどうでしたか。先入観なしで読んでいた分、正体が明かされたときの衝撃はより大きかったかもしれませんね。
事件の流れをゆっくりたどってみる
列車が発車すると、コナンたちの部屋には「探偵役に選ばれた」という趣旨の手紙が届きます。最初は余興のクイズだと思って動き出す少年探偵団でしたが、コナンが目撃したのは本物の発砲シーンでした。
そこからほどなくして、乗客の一人である室橋悦人という男が、チェーンロックのかかった密室のような客室で命を落としているのが見つかります。ここで物語は一気に本格的な推理劇へと切り替わっていきます。
そうそう、車内では黒ずくめの組織の気配もちらついていて、ジンやウォッカらしき人物の姿もありました。事件そのものの謎解きと、組織の不穏な動きが同時進行していくので、読んでいるあいだずっと落ち着かない気持ちになります。
さらに灰原の元には、ベルモットから「覚悟は決まった?」という不気味な一言が届きます。慎重派の私としては、この時点でもう嫌な予感がビンビンしていました。
この不安な空気の中で少年探偵団が動き回るからこそ、単なる密室ミステリーとしてだけでなく、組織側の緊張感まで一緒に味わえる回になっているんですよね。事件の解決と組織の動きが同時に進むので、読み終えたあとの余韻も強く残ります。
犯人・動機・トリックをやさしく解説する
密室で起きた殺人事件のトリック自体は、乗客同士の人間関係が絡み合った末に生まれたものです。コナンが小五郎の推理を借りながら、少しずつ矛盾点を突いていく流れは、シリーズらしい丁寧な構成になっています。
細かい手口の一つひとつについては、実際の映像や原作コミックで確認したほうが納得感が深まると思います。私からはあらすじの範囲でお伝えしますね。動機についても人間関係の積み重ねが背景にあり、単純な思いつきの犯行ではないところがこのシリーズらしい丁寧さだと感じます。
ただ、正直に言うと今回のエピソードの本当の主役は、この密室事件そのものではありません。安室透の正体がバーボンだと明かされる瞬間こそが、このエピソード最大の核心なんです。
バーボンの正体って結局誰なの
704話の終盤、フード姿の男が灰原の前に立ちはだかり、自らの正体を明かします。それが探偵見習いとして毛利小五郎の事務所に出入りしていた、あの安室透でした。
皆さんもここで「え、安室さんが!?」って驚きませんでしたか。私も最初はまったく気づかなくて、読み返すたびに「ここにヒントがあったのか」と発見が続いた記憶があります。ポアロで見せていた柔らかい雰囲気とのギャップも、この場面の緊張感を引き立てていました。
なぜシェリーである灰原を狙っていたのか
バーボンは、組織内で行方不明になっていたシェリーの足取りを追う立場にありました。灰原を見つけ出し、組織のもとへ連れ戻す、あるいは制裁を加えるための存在として送り込まれていた、というのがこの時点での見え方です。
ここでの緊迫したやり取りが、後の物語で安室というキャラクターの立ち位置をより複雑に、そして魅力的にしていく土台になっています。単なる敵役として片づけられないところが、このキャラクターの人気を支えている理由でもあると思います。
見どころと印象に残る名場面
このエピソード最大の名場面は、やはりバーボンが灰原と対峙する場面です。ここで放たれた台詞は、今も多くのファンの間で語り継がれています。
「さすがヘル・エンジェルの娘さんだ、よく似てらっしゃる、初めまして、バーボン、これが僕のコードネームです」という一言は、初めて読んだときの鳥肌がまだ思い出せるくらい印象的でした。
ヘル・エンジェルというのは、組織内で灰原の母である宮野エレーナが呼ばれていた俗称です。この呼び方一つだけで、組織の歴史や因縁の深さがぎゅっと伝わってくるんですよね。
もう一つ忘れてはいけないのが、世良真純が列車の廊下で火傷を負った男を見かけ、思わず「秀兄」と呼びかけるシーンです。この短い一言が、後々とても大きな意味を持ってきます。
カズオここ、何度も見返しちゃったなぁ
私も最初この場面を見たとき、状況がよく分からなくて何度も巻き戻して確認しました。慎重派の性格が出ちゃいますね。娘と一緒に見ていたときも、二人で「これって、まさか」と顔を見合わせたのを覚えています。
伏線と振り返っておきたいポイント
実はバーボンという名前そのものは、この漆黒の特急編よりずっと前、509話の時点で初登場していました。正体が明かされるまで、実に200話近くもの期間が伏せられていたことになります。
読み返してみると、安室透の言動のあちこちに、違和感を覚えさせるヒントがさりげなく仕込まれていたことに気づきます。本編の描写だけで結論を決めつけないように、原作を読み返しながら伏線を丁寧に確認していく楽しみもありますよ。
ここで、振り返りの参考になりそうな情報を整理しておきます。話数や巻数を押さえておくと、読み返すときにとても分かりやすくなりますよ。
- バーボン初登場
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アニメ509話で名前だけ初めて登場した
- 正体判明の回
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アニメ704話、原作78巻で安室がバーボンと自ら明かす
- 関連する伏線シーン
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世良の「秀兄」発言や火傷の男の存在が後に効いてくる
こうして年表のように並べてみると、この4話がいかに情報量の多い回だったかが改めて分かります。読み返すたびに新しい発見があるので、何度見ても飽きないんですよね。私は特に、序盤の何気ない会話シーンを見返すと、答えを知ったうえで新しい意味が見えてくるのが面白いと感じています。
ファンが気になる疑問に答えていく
ここからは、私が読んでいて実際に気になった疑問を、順番に整理していきます。皆さんが引っかかったポイントと同じものがあるか、確かめながら読んでみてください。
安室は敵なのか味方なのか
この時点では、安室は黒の組織側の人間として描かれています。ただ、その後の緋色シリーズで公安警察の降谷零だと判明していくため、立場の見え方は大きく変わっていきます。この点に関する解釈はファンの間でも幅があるので、原作を読みながらそれぞれの見方を確かめてみるのも面白いですよ。
赤井秀一とはどんな関わりがあるのか
ミステリートレイン編には、赤井秀一の存在を感じさせる火傷の男も登場します。この場面が、後々の緋色シリーズへとつながる大きな布石になっていくので、初めて読んだときは気に留めていなくても、後から見返すと納得できるはずです。
このエピソードは前後の話とどうつながっているのか
バーボンという名前が最初に出てきた509話から今回の704話まで、組織関連の細かい描写が積み重ねられてきました。この流れを知っていると、次に控えている緋色シリーズの緊張感がより深く味わえると思います。過去のエピソードを読み返す時間がある方は、この機会にぜひ一度たどってみてほしいです。
次回はどうなる、私なりの予想
バーボンの正体が明らかになったことで、コナンは今後さらに警戒心を強めていくはずです。次に気になるのは、安室が本当は公安警察の降谷零だったと判明していく、いわゆる緋色シリーズへの流れです。
そこでは赤井秀一、安室透、コナンという三者の駆け引きが一気に加速していきます。世良の「秀兄」発言に対する答えも、この流れの中で見えてくるので、続けて追いかけると理解がぐっとスッキリしますよ。
私も次のシリーズを読み返すたびに新しい発見があって、毎回「あ、ここにも伏線があったんだ」と感じています。今回のエピソードで張られた小さな違和感の一つひとつが、後のシリーズでしっかり回収されていく様子は、何度読んでも気持ちがいいものです。
皆さんもぜひ、このあとの緋色シリーズまで一気に読み進めてみてください。きっと続きが気になって止まらなくなるはずです。今回振り返った内容が、次を楽しむための良いきっかけになれば嬉しいです。








