『カズオブログ』管理人のカズオです!今回はホームランド シーズン4 第11話「執念」(原題:Krieg Nicht Lieb)を振り返ります。
このエピソード、見終えた瞬間に「え、ダール、なんでそこにいるの?!」ってなりませんでした?私もリアルタイムで見ていて、思わず巻き戻しましたよ。
シーズン4もいよいよ残り2話。クインの復讐劇、キャリーの判断、そしてあの「ダール・アダルの衝撃」まで、じっくり整理していきます。
このエピソードはどんな話?
舞台はパキスタン・イスラマバード。前話(第10話「13 Hours in Islamabad」)での大使館襲撃を経て、アメリカはパキスタンとの外交関係を断絶。支局は閉鎖に向けて動き出しています。
ファラを失い、激怒したクインが単独でハッカニ暗殺を企てる一方、キャリーはクインを止めるために奔走します。そしてエピソード終盤に登場した「あの人物」が、すべての構図をひっくり返します。
- シーズン・話数
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シーズン4 第11話(全12話)
- 原題
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Krieg Nicht Lieb(ドイツ語:戦争ではなく愛)
- 日本語タイトル
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執念
- 監督・脚本
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監督:Clark Johnson/脚本:Alexander Cary・Chip Johannessen
- 放送
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Showtime 2014年12月14日放送
物語の流れをざっくり整理
大使館は帰国準備モードに突入。しかしクインだけは別行動を取っています。ファラを殺され、支局壊滅を目の当たりにした彼は、「ハッカニを殺す」という一点だけで動いています。
クインはドイツ大使館に勤務する旧知の協力者・アストリッドのもとへ向かいます。彼女から爆発物の材料を調達し、テロリストが持つプリペイド携帯のIMEIナンバーから位置情報を割り出す計画を実行。ハッカニが潜む施設の周辺に市民暴動を意図的に引き起こし、混乱に乗じてハッカニを狙う爆弾を仕掛けます。
そこへ現れたのがキャリー。彼女は爆弾のすぐ近くに立っていて、クインは「爆弾から離れろ」と電話で叫びます。「私を失いたくないなら止めて」という感情と「任務を完遂したい」という意志がぶつかり合う、このシーズンを象徴するような緊迫した場面です。
そしてエピソード終盤。ハッカニを乗せた車の後部座席に、なんとダール・アダル(CIA元黒幕)が座っていたことが発覚します。これをカーンがキャリーに告げ、彼女のハッカニ暗殺計画も中断させます。
クインの復讐と、それを止めたキャリー
クインが単独行動に走った背景は、純粋な怒りです。ファラは金融アナリストで、本来ならフィールドに出るべき人材ではありませんでした。マックスが「キャリーが彼女を引っ張り込んだ」と言うように、支局の判断が彼女の死を招いた、という後悔が渦巻いています。
キャリーはクインに「私たちは負けたのよ。それが現実」と語りかけます。感情的に走るクインを止めるための言葉ですが、これはキャリー自身も認めたくない敗北でもあったはずです。
カズオキャリーがこんなにストレートに「負けた」って言う場面、今まであったっけ…
一方、マックスはキャリーに「腰抜けになったのか」とまで言い放ちます。ファラの死を悲しみながらも、怒りをどこにぶつければいいかわからない状態です。チームが崩壊しかけているのが、この回の痛い見どころのひとつです。
ダール・アダルはなぜハッカニの車にいた?
このシーズン最大の爆弾がここです。ダール・アダルといえば、CIA内部の黒幕的存在。かつてクインをブロディに差し向けた人物でもあります。そのダールが、なぜテロ指導者ハッカニと同乗していたのか。
カーンがキャリーに説明するように、ハッカニは「次世代のテロ指導者」であり、たとえ彼を倒してもさらに過激な後継者が育つだけかもしれない。アメリカが「使える悪」としてハッカニと裏で手を組んでいた可能性が、この場面から浮かび上がります。
この点については次話(フィナーレ)でさらに掘り下げられますが、第11話の段階では「なぜ?」という疑問しか残りません。それがこのエピソードの一番のヒリヒリポイントです。
見終わったあとに気になるポイント
第11話を見終えると、いくつかのモヤモヤが頭に残ります。整理しておきましょう。
カーンはなぜキャリーのことを守ったのか?
ISIのカーンは「ハッカニが殺されると自分がやられる」という利己的な理由もあれば、キャリーへの個人的な信頼感もあります。彼女を止めた行動には、単なる任務以上の何かが見え隠れしています。この関係性はS4を通じて少しずつ積み上げられてきたもので、見返すとまた味わいが違います。
キャリーの父の死はこの話に関係ある?
第11話では、キャリーの父・フランク・マシソンの死の知らせが届きます。現実には父親役のジェームズ・レブホーンが2014年に亡くなったため、ドラマ上もその死が反映されました。キャリーが「クソっ」と呟く場面のひとつが、このシーンです。任務の中で私的な喪失を背負う姿が、このエピソードに別の重さを加えています。
もう一度見返したい伏線ポイント
慎重派の私としては、S4前半を見直すとハッカニの行動がやたら「情報が早い」ことに気づきます。無人機の動きを察知し、作戦を先読みする場面が何度もありました。ダールが関わっていたとすれば、その理由がスッキリ説明できます。
- ハッカニがISIや無人機の動きを把握していた理由
- ダール・アダルとハッカニの接触はいつから始まったのか
- クインとアストリッドの「旧知の関係」の背景
- カーンとキャリーの信頼関係がどこで生まれたか
- マックスの怒りが次話でどう動くか
これらはすべてフィナーレ(第12話)への伏線として機能しています。見ながらメモしておくと、最終話の見え方がガラッと変わりますよ。
次回につながるモヤモヤ——第12話の予想
いよいよS4フィナーレ(第12話「Long Time Coming」)です。ダール・アダルとハッカニの関係が表に出るとき、CIAはどう動くのか。ロックハートは、ソールは、そしてキャリーは?
クインは爆弾を止められ、キャリーはハッカニ暗殺を阻まれました。ただ、ダールの存在を知った以上、キャリーが黙っているはずはありません。感情と組織の論理の間でまた揺れながら、彼女がどう動くかが最終話の最大の見どころになるはずです。
ホームランドってこういう「勝った気がしない結末」が続くんですよね。それでも続きが気になって仕方ない。私も第12話を見てから、このシーズン全体をもう一周したくなりました。皆さんもぜひ最終話まで、一気に見てみてください♪








