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【コナン139話ネタバレ】最後の上映殺人事件の真相!映写室の鏡トリックが明かす犯人の動機

こんにちは!『カズオブログ』管理人のカズオです。今日も娘と一緒にコナンを見ていたら、この回が本当に面白かったので、皆さんと共有したくなりました!映画館という特殊な空間での殺人事件、しかも閉館間際という状況設定がグッときますよね。

今回は第139話「最後の上映殺人事件(後編)」のネタバレ解説をしていきます。前編から続く謎がスッキリ解決する回なので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

目次

事件の概要おさらい

まずは前編の内容を簡単におさらいしておきましょう。コナンたち少年探偵団の5人は、阿笠博士からもらった割引券で映画を観に来ました。この映画館は今日で閉館してしまうらしく、コナンたちが最後の観客となったんです。

何を見るか揉めた結果、大怪獣ゴメラの三本立てに決定!楽しく映画を観ていると、スクリーンに黒い影が映し出されました。なんとそれは、この映画館を閉館に追い込んだ不動産屋・張田政次の遺体だったんです!

捜査が進むにつれて、自殺という線で決着がつきかけたその時、光彦が「百合子が女子トイレの鏡の前で目頭を押さえているところを見た」と証言したところで前編は終わりました。

後編の展開

後編では、光彦の証言から百合子の行動に疑いの目が向けられます。百合子は、映写室に弁当を持って行った後、騒ぎが起きるまで控室でお茶を淹れていたと言っていましたが、光彦はスクリーンに影が映る少し前に、トイレで彼女の姿を目撃したと証言したんですね。

目暮警部が追及すると、百合子はお湯を沸かしている間にズレたコンタクトをトイレで直していたと説明しました。ふむふむ、なるほど。でもちょっと待って?控室にも洗面台があるはずなのに、わざわざトイレまで行く必要があったのかな?

コナンの調査

その後、コナンたちを迎えに阿笠博士が映画館を訪れました。コナンは客席の下でタバコの灰と吸い殻を発見し、前の席に靴跡がついていることを確認します。そして、映画館という「闇と光の空間」を利用した殺害方法を見破ったんです!

コナンは博士に自分の声に合わせて口パクしてほしいと頼み、目暮警部と4人の容疑者が客席に集まったところで照明を落として推理を始めました。ここからが本当にワクワクするんですよね!

映写室の鏡が暴いた真相!

犯人は映写技師の古橋稔でした!彼は巧妙なトリックを使って、張田を殺害したんです。そのトリックとは…

トリックの全貌

古橋はまず、映写室の窓に蓋をして灯りが漏れないようにしてから遺体を吊るしました。暗闇の客席からは遺体に気づくことはほぼありません。

遺体が揺れていた謎は、館主の村松が証言した「いつもと違う空調の強さ」がカギでした。客席は大きな密閉空間なので、あらかじめ風の方向と強さを調整しておけば、風を回して遺体を揺らすことができるんですね。なるほど!

スクリーンに影が映った時、動いていたのは遺体が吊るされた側の映写機でした。そのまま投影すれば映画の初めから影が映ってしまうため、古橋は「鏡」を使用したんです。映写機のレンズに鏡を取りつけると、映像を反射させることができます。つまり、映像を反射させてもう一方の覗き窓から投影していたわけです。

その証拠に、張田が上映中に吸っていたタバコの吸い殻が、投影されるはずの覗き窓の真ん前に落ちていました。張田はいつも上映の邪魔をするため、投影される窓の真ん前に座っていたと言っていましたが、コナンたちが映画を観ていた時、タバコの煙が影となってスクリーンに映ることはなかったんですよね。

犯行の流れ

古橋はまず、売店係の百合子に弁当を買いに行かせました。売店が空になれば、犯行時に館内の移動がしやすくなるためです。上映開始とともに空調室へ行き、風の強さと方向を変えました。この時、映像は鏡を使って覗き窓の方から投影させておきました。

そして劇場内に入り、張田の首をロープで絞めて殺害し、本来映像が投影される窓の前に吊り上げました。あとは映写室に戻って百合子が来るのを待ち、投影する窓を塞いであったものを取り除き、映写機のレンズに取りつけた鏡を外すだけです。

そして映像に首を吊った張田の影が出て、それを百合子と一緒に目撃すれば、アリバイは成立するというわけです。ホント、緻密な計画ですよね!

決定的な証拠

決定的な証拠は、百合子の証言でした。百合子は、弁当を届け、控室でお茶を淹れていた時、ズレたコンタクトを直すためトイレへ行ったと言いました。

控室にも洗面台が設置されています。なのに何故、わざわざトイレの鏡まで行く必要があったのか……。それは、控室にあるはずの洗面台の鏡がなくなっていたためでした!その鏡こそが、古橋がトリックに使ったものだったんですね。

犯人の動機

古橋の動機は、張田への恨みを晴らすためでした。彼は映写室の覗き窓から見る景色を愛していました。映画を観る客の反応が逐一見渡せる、その特等席を。

しかし張田の嫌がらせのせいで客が減っていき、昨日の客は張田一人だけになってしまったんです。古橋は、覗き窓のところまで張田を吊るし上げ、寂しくなってしまった景色を見せてやろうと思ったと悲しそうに笑いました。

ちなみに、張田はギャンブル依存症で多額の借金を抱えており、映画館の売却で得た利益を全て使っても返しきれないレベルだったそうです。さらに、映画館の購入代金にも100万円ほど足りず、因縁をつけて値切るつもりだったのではないかという話もありました。

映画館の未来

大好きだった映画館の最後に泥を塗ってしまったと悔いる古橋。しかし、張田がいなくなったことで、館主の村松は映画館の売却をやめることにしました。

「これからも映画館を続けていく。純粋に楽しんでくれるこの子供たちのような笑顔に溢れる空間を取り戻す!」と村松は言います。事件という悲しい出来事がありましたが、少なくとも映画館が存続することになったのは救いでしたね。

灰原の心情

この話には、灰原哀の心情を垣間見る場面もありました。トイレの鏡を見て、灰原がポツンと「よく平気で鏡が見れるね」と言うシーン。灰原は、鏡に写る自分の姿にまだ違和感を抱えているようでした。

「真実を写す鏡でも、こんな偽りの姿しか映らない…」という灰原の言葉には、組織から逃げ出し、薬で体が小さくなった彼女の複雑な心境が表れていますね。人間の姿形の事実と、本心、その人の真実が一致しているとは限らない…なんだか哲学的な問いかけを感じました。

感想とまとめ

「最後の上映殺人事件」は、映画館という特殊な空間を活かしたトリックが秀逸でした。映写機と鏡を使ったトリックは、コナンらしい「日常にある道具を使った巧妙な仕掛け」という感じで、とても面白かったです。

また、犯人の動機も単純な恨みだけでなく、愛着のある場所への思いが絡んでいて、複雑な感情が伝わってきました。映画館という、みんなで同じ体験を共有する場所の価値についても考えさせられる話でしたね。

「テレビが主流の今、映画は時代遅れかもしれない…」(館主・村松)

この言葉、1999年の放送当時から言われていたんですね。今はさらに配信サービスも普及して、家で簡単に映画が見られる時代になりました。でも、だからこそ「みんなで同じ空間で共有する体験」の価値が高まっているのかもしれません。ライブコンサートが人気なのと同じように。

皆さんも映画館でのマナーは守りましょうね!今回の事件のきっかけになった張田のような迷惑行為は、本当に周りの人の体験を台無しにしてしまいます。

次回の予想

次回の第140話は「SOS!歩美からのメッセージ」です。タイトルから察するに、歩美ちゃんが何かのピンチに陥って、SOSを発信するお話になりそうですね。少年探偵団の中でも特に可愛らしい歩美ちゃんが主役のお話、どんな展開になるのか今から楽しみです!歩美ちゃんの知恵と勇気が試されるお話になるのではないでしょうか?次回もぜひ一緒に楽しみましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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