みなさん、こんにちは!カズオです。今日はお菓子作りや料理で「あれ?グラニュー糖がない!」というピンチに陥った時の救世主、グラニュー糖の代用品について徹底解説します。我が家でも高校生の息子がたまにお菓子作りに挑戦するんですが、材料が足りなくて慌てることがよくあるんですよね。そんな時に役立つ情報をシェアしますね。
皆さんも経験ありませんか?レシピを見てワクワクしながら作り始めたのに、途中で「グラニュー糖がない!」と気づいて焦ることって。でも大丈夫!実は身近な甘味料で代用できるんです。
グラニュー糖を代用できる甘味料15選
グラニュー糖がないときでも、家庭にある様々な甘味料で代用することができます。それぞれの特徴を知って上手に活用しましょう!
1. 上白糖
日本の家庭で最もポピュラーな砂糖と言えば上白糖ですよね。我が家の砂糖ストッカーにも常備しています。グラニュー糖と上白糖は同じショ糖でできているので、お互いに代用可能です。ただし、グラニュー糖は淡泊な甘み、上白糖はしっかりした甘みという違いがあります。
上白糖はグラニュー糖より焦げやすいので、焼き色をつけたくない料理には注意が必要です。また計量する際も気をつけたいポイントが!
同じ大さじ1でも、上白糖は約9g、グラニュー糖は約13gと重さが違います
上白糖の代わりにグラニュー糖を使うときは、少なめに量るといいでしょう。上白糖大さじ1の量なら、グラニュー糖大さじ2/3程度を目安にするとバランスが取れますよ。
2. コーヒーシュガー
コーヒー用のスティックシュガーもグラニュー糖の代用として使えます。粒子が細かく溶けやすいので、飲み物だけでなくお菓子作りにも活用できますよ。
3. オリゴ糖
オリゴ糖も砂糖の仲間で、グラニュー糖の代用として使えます。整腸作用があり、低カロリーなのでダイエット中の方にもおすすめ。甘さは控えめですが、クセがないのでクッキーやアイスクリームなどにも使えます。ただし、急に大量に摂取すると下痢の原因になることもあるので、食べすぎには注意してくださいね。
4. 三温糖
三温糖はグラニュー糖を精製した時にできる糖蜜をカラメル化した砂糖です。茶色っぽい色が特徴で、コクや香りが強いです。和食の煮物や照り焼きなどに向いていますが、お菓子作りでも代用可能です。ただし、色がつくので見た目が変わることを覚悟しておきましょう。
5. きび砂糖
さとうきびから作られるきび砂糖は、グラニュー糖に似てサラサラしているのが特徴です。ミネラルを多く含み、グラニュー糖より優しく控えめな甘さが特徴です。紅茶に入れると優しい甘さを感じられますが、お菓子を作る場合は甘さ控えめになることを覚えておきましょう。
6. てんさい糖
北海道のような寒冷地で採れるさとう大根(てん菜)が原料の砂糖です。薄茶色の見た目が特徴で、ミネラル分やオリゴ糖などの栄養も含まれています。砂糖やグラニュー糖よりも甘さは控えめですが、代用可能です。ただし、料理やお菓子にてんさい糖の色が付きやすいため、見た目にこだわりのある場合は注意が必要です。
7. 粉砂糖
粉砂糖はグラニュー糖を粉末状にしたもので、溶けやすく、ケーキのトッピングなどに使われます。グラニュー糖の代用として使えますが、同じ量だと甘さが強く感じられることがあるので、少なめに使うといいでしょう。
8. ザラメ
ザラメは粒が大きい砂糖で、白ざら糖や中ざら糖などがあります。グラニュー糖の代用として使う場合は、粒が大きいため砕いたりじっくり溶かしたりして使いましょう。
9. フロストシュガー
フロストシュガーはヨーグルト用にグラニュー糖の粒を加工した砂糖です。砂糖の粒が細かい穴の空いた構造になっていることから、低温の食べ物や飲み物にも溶け込みやすいのが特徴です。アイスコーヒーやアイスティーの甘みを加える際にも活用できます。
10. 氷砂糖
氷砂糖は大きな結晶状の砂糖で、梅酒や果実酒作りによく使われます。グラニュー糖の代用として使う場合は、砕いて使うか、時間をかけて溶かす必要があります。
11. はちみつ
はちみつはグラニュー糖の代用品としても活躍します。チーズケーキやクッキー、ジャムなど洋菓子への代用が可能です。砂糖よりも糖度が高いため、レシピよりも少なめにして使うようにしましょう。ただし、タンパク質を分解する酵素が含まれており、膨らみにくいお菓子もあるので注意が必要です。また、1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしましょう。
12. 黒砂糖
さとうきびを原料とする黒砂糖は、マドレーヌやクッキーなど白くなくてもOKな焼き菓子であれば、グラニュー糖の代用として使えます。ただし、たくさん使うと味わいが違ってくるので、少しの量だけ使うほうがベターです。固まりの場合は、細かく砕いてから使うようにしましょう。
13. メープルシロップ
メープルシロップは、サトウカエデの樹液から抽出したシロップです。樹液から水分を取り除いたものをメープルシュガーと呼びます。ミネラルが多く含まれており、健康志向の人におすすめです。味にクセがあるのでグラニュー糖の代用品にできないお菓子もありますが、メープルクッキーのように風味を活かしたお菓子には代用できます。
14. パラチニット
パラチニットは砂糖を原料とした甘味料です。砂糖に酵素を入れて反応させたパラチノースを還元して作ります。砂糖1gあたりのエネルギーが4kcalに対し、パラチニットは2kcalと低カロリーなのが特徴です。味は砂糖に似ており、グラニュー糖の代用品として利用できます。
15. ブラウンシュガー
ブラウンシュガーは、上白糖に糖蜜を加えて作られた茶色い砂糖です。コクのある甘さが特徴で、クッキーやケーキなどのお菓子作りに使えます。グラニュー糖の代用として使う場合、色が付くことを考慮しましょう。
グラニュー糖と砂糖(上白糖)の違いと代用時の注意点
グラニュー糖と上白糖は同じショ糖という成分でできているため、お互いに代用できますが、いくつか注意点があります。
甘さの違い
上白糖はコクがあり、グラニュー糖は淡泊な味わいのため、上白糖のレシピをグラニュー糖に代えると甘さが薄く感じることがあります。一方、グラニュー糖のレシピを上白糖に代えると、甘さがやや強いと感じることがあるでしょう。
上白糖をグラニュー糖に置き換えるなら、後から追加して甘みを調節しましょう。反対に、グラニュー糖を上白糖に置き換えるなら、最初は控えめの量にしておくのがおすすめです。
料理別の代用効果
焼き菓子(クッキーやケーキ)
焼き菓子では、グラニュー糖の代わりに上白糖を使うと、焦げやすく色が濃くなる傾向があります。淡い色合いを求める場合は注意が必要です。
卵焼き
卵焼きは和食に合う砂糖を使用している人もいますが、グラニュー糖に置き換えることも可能です。グラニュー糖の場合、砂糖よりも茶色い焦げ目が付きにくいことから、卵ならではの鮮やかな黄色が出る仕上がりになります。
煮物
煮物では醤油や料理酒、みりんなどとともに砂糖を用いることで、コクのある味わいを楽しめます。グラニュー糖も問題なく代用できますが、あっさりとした味わいになり、物足りないと感じる人もいるかもしれません。
紅茶・コーヒー
紅茶との相性がいいのは一般的にグラニュー糖とされていますが、砂糖を代用しても問題ありません。グラニュー糖の場合、癖がないため紅茶の味が変化することなく甘さを追加できます。コーヒーの場合もどちらでも利用できますが、好みに合わせて選びましょう。
まとめ:グラニュー糖がなくても大丈夫!代用品を活用しよう
グラニュー糖がなくても、家庭にある様々な甘味料で代用することができます。上白糖やコーヒーシュガー、オリゴ糖など、それぞれの特徴を知って上手に活用しましょう。代用する際は、甘さの強さや計量の違い、色の付き方などに注意して、必要に応じて量を調整することがポイントです。
我が家では節約のために、いつも複数の甘味料をストックしています。高校生の息子がクッキーを作る時も、「グラニュー糖がないから上白糖で代用してみよう」なんて会話をしながら楽しくお菓子作りをしています。皆さんも、今回紹介した代用品を活用して、お料理やお菓子作りを楽しんでくださいね!
「人生は甘いものだけではないが、甘いものがあれば人生はより豊かになる」- フランス菓子職人 ピエール・エルメ
今日も素敵な一日をお過ごしください!カズオでした!
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