皆さん、こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も娘と一緒にコナンを見ていたら、あまりにも面白くてついつい記事にしてしまいました。今回は第174話「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」について、じっくりとネタバレ解説していきますね。この話、本当にミステリー好きにはたまらない展開でした!
シンフォニー号クルーズの乗客たち
まずは事件の舞台となるシンフォニー号について。コナンたちはクイズに応募して、なんと豪華クルーザーの旅をゲットしちゃったんですよ。ラッキーですよね!でも、コナンが関わるとどこでも事件が起きるのはもはやお約束。今回も例外なく事件が発生してしまいます。
このクルーズ船には、コナン、蘭、小五郎以外にも8人の乗客がいました。そして驚くことに、服部平次も乗船していたんです!さらに小五郎の先輩である元警視の鮫崎も乗っていて、なんだかただ者じゃない雰囲気。実は鮫崎は、20年前の現金強奪事件の主犯「叶才三」と同じ名前の乗客がいることに色めき立っていたんです。
第一の事件:蟹江の焼死体発見
クルーズが始まってすぐ、非常用縄ばしごの箱の中から乗客の一人である蟹江らしき焼死体が発見されます。船内は一気に緊張感に包まれます。
ここで注目すべきは、この事件の背景にある20年前の強殺事件。4億円を強奪した事件の主犯である叶才三は、仲間割れによって殺されたと警察に断定されていました。そして、その事件の時効はなんとこの日の夜0時。つまり、今夜0時を過ぎると時効が成立するというタイミングだったんです。これはただの偶然でしょうか?
叶才三の謎と20年前の事件
叶才三については、いくつか重要な情報があります。彼は顔が分かっていましたが、残りの仲間3人は身元がはっきりしていませんでした。また、叶の上着ポケットには、肌身離さず持っていたという娘を抱きかかえた写真が見つかっていたそうです。
さらに、当時の事件では防犯ベルに驚いた犯人の一人が拳銃を乱射して、鮫崎美海という銀行員が犠牲になっていました。この鮫崎美海は、今回乗船している元警視・鮫崎の関係者なのでしょうか?伏線が張られていますね。
平次とコナンの推理対決
事件発生後、コナンと平次は別々に捜査を始めます。二人とも犯人の目星がついたようですが、なんと今回は珍しく推理が食い違うんです!これは初めて会った時以来のことで、とても興味深い展開です。
コナンが船員に確認したところ、船尾で爆発が起こって蟹江が入れられた箱に火がつけられた頃、行方をくらましている叶才三と亀田以外の乗客にはアリバイがあることが分かりました。
そして、コナンと平次は事件に関係する品を船内で発見します。二人は推理の答え合わせを始めますが、「叶才三を名乗る謎の老人は、犯人が仕掛けたフェイク」であり、「今回犯行が可能だった人物はたった2人」という結論に達します。
平次の海への転落
船外を捜査していた平次は、犯人が人目につかない場所に隠れていると考えていました。しかし、そこで重大な気づきを得ます。平次は自分自身もコナンも推理が間違っていることに気づいたのです!
そして背後から平次を襲う影が現れ、平次は殴られて船から海へ転落してしまいます。コナンは変な水の音がしたと感じ、スタッフに平次を見なかったか尋ねます。平次が懐中電灯を借りていたことを知り、外のデッキで何かを捜していた可能性が高いと判断。急いでデッキに向かいますが、そこに平次の姿はありませんでした。
第二の事件の発生と真相解明
船内では第二の事件が発生します。コナンは博士に電話して20年前の強殺事件について詳しく調べます。そして、蟹江の体に銃で打たれた古い傷跡があったことも判明します。
事件の全容が見えてきたコナンは、小五郎を時計型麻酔銃で眠らせ、推理を始めます。そして驚くべき真相を明かします。
真犯人の目的と巧妙なトリック
今回の事件の犯人は、第二の事件で亡くなった蟹江だったのです。彼は第一の事件で死んだと見せかけて身を隠し、鯨井を殺す機会を伺っていました。第一の事件で焼死体となって発見されたのは実は亀田で、自分の格好をさせて殺害したのでした。
蟹江がわざわざ自分が死んだように見せかけたのは、次の標的である鯨井の前に姿を現して、20年前に自分を裏切った仲間に恐怖心を植え付けるためでした。コナンは、蟹江が20年前に仲間に殺されたと思われた叶才三だと話します。
しかし、磯貝渚は「自分の父親は叶才三で、ツアーに参加したのは仲間に殺されたといわれている父親を探すため」と証言します。整形で顔を変えていても父だと見抜けるし、父も自分を見ればそれ相応の反応を見せるはずだと言うのです。
コナンの真犯人特定と完璧な推理
コナンはその証言を聞くために、わざと蟹江が叶才三だと誤った情報を発表したのでした。それは犯人の目論見を完璧に崩すためだったのです。
実際の犯行手順は以下の通りでした:
- レストランで亀田が席を立つのを見て、叶才三の名前を出し、手紙を使って機関室に呼び出す
- 亀田を射殺して、死体を船尾の箱の中に隠す
- レストランから戻り、鮫崎が諦める頃合いを計ってレストランを出て、トイレで蟹江と落ち合う
- 隙を見て薬で蟹江を眠らせる
- 蟹江の服と時計を奪う
- 上のデッキの旗にタバコの仕掛けを施す
- 船尾に隠した死体に服を着せて、箱にタバコの仕掛けを作る
- 上のデッキで銃声のような音が鳴ってデッキに上がり、その後船尾で爆発を起こしてアリバイを作る
蟹江は射殺した亀田の死体に自分の格好をさせて焼き殺し、自分は殺されたように錯覚させました。そして姿を隠したり発砲したりして、仲間である鯨井を船の舳先から狙撃した後に、逃げ場を失って自殺したのだと真犯人は見せかけたかったのです。
感想と次回への期待
この話は本当に超本格ミステリーでした!20年前の事件と現在の事件が絡み合い、時効直前というタイミングでの復讐劇。そして平次とコナンの推理対決も見どころでしたね。平次が海に落ちるというハラハラする展開もあって、最後まで目が離せませんでした。
50代男性/会社員 この話は本当に面白かった!特に20年前の事件と現在の事件が絡み合う展開は、古典的なミステリーの醍醐味を感じました。平次とコナンの推理対決も見どころで、二人の推理が食い違うというのは珍しいですよね。
次回も引き続き、コナンと平次のコンビによる事件解決が見られるのでしょうか?平次は無事に海から救助されたのか、そして真犯人は最終的に誰だったのか、続きが気になりますね。時効というテーマも興味深かったので、また法律絡みの事件があれば見てみたいです。
皆さんは、この話のどこが一番印象に残りましたか?コナンと平次の推理対決?それとも20年前の事件の真相?ぜひコメント欄で教えてくださいね!それでは、また次回のコナン解説でお会いしましょう!
カズオでした!
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