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【コナン208話ネタバレ】巨大神像事件の真相!天女の呪いは本物だった?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにハマっていて、それに引きずられるように私も50歳からコナンの世界に足を踏み入れました。今回は第208話「迷宮への入口 巨大神像の怒り」のネタバレ解説をしていきます。皆さんはこのエピソード覚えていますか?

この話、2000年10月9日に放送されたスペシャル回で、なんとも不思議なトリックが使われていて、初見では「えっ?どういうこと?」ってなりました(笑)。天女像の掌の上で起きた殺人事件、その真相に迫っていきましょう!

目次

事件の舞台と登場人物たち

まずは事件の舞台から説明しますね。コナン、蘭、小五郎は天部山ロープウェイの開通式に招待されました。このロープウェイ、実は地元で信仰されている巨大な天女像の下にトンネルを掘って開通させたため、地元住民からの反対運動が起きていたんです。

主な登場人物はこんな感じ:

  • 堂本栄造:堂本観光の社長。ロープウェイ建設の推進者
  • 堂本保則:栄造の息子で副社長
  • 堂本純平:栄造の息子
  • 堂本里菜:栄造の娘
  • 吉野綾花:副社長秘書
  • 青柳哲也:ルポライター
  • 神山静:尼僧

電車の中で出会った尼僧の神山静は、天女像について説明してくれます。何百年も村の平和を守ってきた天女像の怒りに触れた者は無残な姿で最期を遂げるという言い伝えがあるんだとか。静は「ロープウェイを通すなんて神をも恐れぬ悪行!必ず天罰が下る!」と主張していました。

事件の発生!ロープウェイから消えた社長

天部駅に到着した小五郎たちは、堂本観光の副社長秘書・吉野綾花に出迎えられます。そして翌日のセレモニーに備えて、ロープウェイに試乗することになりました。

ここで面白いのが、小五郎が実は高所恐怖症だったってこと!ギュウギュウと目を閉じて羊の数を数え始める小五郎がちょっと可愛かったですね(笑)。

さて、このロープウェイは2本の支索の上を籠が釣る瓶のように交互に上下する交走式。1台が動くと反対側の1台も動くようになっています。山頂までは3000メートルあり、ロープウェイに乗って10分ほどで到着するとのこと。

そして事件は起こります!ロープウェイがトンネルを通過する際、突然灯りが消え、「うわあっ!」という栄造の叫び声が!灯りが点いた時には栄造の姿が消えていました。そして窓ガラスには「因果応報」と書かれた御札が…。

驚いたことに、トンネルを抜けると天女像の掌の上に栄造らしき人影が!しかも、その人影は動かない…。

天女像の掌で発見された遺体

展望台に到着した一行。そこから天女像に向かった小五郎は、栄造の脈を確認し、すでに亡くなっていることを告げます。胸に突き刺さったナイフが直接の死因のようです。

横溝刑事たち警察が到着し、事件の捜査が開始されました。小五郎は、ロープウェイに乗っていた者の中に犯人がいると推理します。でも、ロープウェイがトンネルを通過するのにかかる時間はたった30秒。その短い時間で、犯人はどうやって栄造をロープウェイから天女像の掌の上に移動させたのでしょうか?

検死の結果、死因は短刀によって心臓を一突きにされたものでほぼ即死状態。凶器の短刀には指紋も掌紋も残されていませんでした。死亡推定時刻は、やはりロープウェイから姿が消えた直後です。

コナンの推理!驚きの真相

横溝警部の指示で、一同は山を下りて麓のレストハウスに集まることになりました。その途中、こっそり抜け出したコナンは展望台の下にあるプレハブ小屋を調べ、焼却炉の中であるものを発見しました。

レストハウスに到着したコナンは、いつものように小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理ショーを始めます。

そして明かされた驚愕の真相!実は栄造と保則は、オープニングイベントで世間をあっと言わせる計画を密かに立てていたんです。

社長消失の仕掛けとは?

その計画とは、天女様の呪いや祟りというロープウェイのイメージダウンとなる噂を一掃し、同時に宣伝にもなる大胆な仕掛けでした。

まず、人形作家に頼んで栄造そっくりのラバー樹脂の人形を用意。オープニングセレモニーの前日、保則はロープウェイに試乗した小五郎たちを山頂駅で見送ったあと、展望台に寄ってあらかじめ隠しておいた人形を天女像の掌の上に置きました。

天女像の手の上はトンネルを出たロープウェイの中からしか見ることはできず、誰にも気づかれる心配はありませんでした。

翌日、第一陣が乗り込んだロープウェイがトンネルに入った時、保則は灯り用の配線コードを引き千切り、灯りが消えたと同時に栄造が大声を出しました。そして栄造は座席下のスペースに身を隠し、保則は尤もらしくガラスに「因果応報」の御札を貼り付けました。

栄造は、みんなが展望台へ向かう間に空になって戻るロープウェイでトンネルまで行き、飛び降りました。こうして栄造は展望台まで行き、天女像の手から人形を下ろして崖下へ投げ捨て、人形と入れ替わりました。そして駆けつけた小五郎たちを笑顔で出迎え、驚かせるつもりだったんです。

東海日報をハメる策略

栄造が反対派である東海日報の記者を第一陣に選んだのは、呪いの噂は嘘だという記事を書かせるため。そしてもう一つ、東海日報を罠にかけるつもりだったのです。

時間にも意味があって、事件になったら記者は夕刊の記事を差し替えます。ネタ晴らしをする頃には夕刊の締め切りが過ぎてしまうので、誤報が乗る羽目になる。反対派の新聞社の信用をも落とそうとする作戦だったんですね。あくどい…あくどすぎる…(汗)

真犯人の正体と動機

でもその目論見はハズレました。この計画に便乗した犯人は、その呪いを現実のものとして社長を殺害したのです。

犯人は、副社長秘書の吉野綾花でした。彼女はこの計画を知り、ロープウェイを降りたときにめまいがしたと倒れこみその場に残ります。社長と同じロープウェイに乗り行動を共にして、像にたどり着いたところを実際に襲ったのです。

元々使っていた人形は工事中に使用していた小屋で燃やしました。その際、ブローチのヒスイが一つ取れてしまい、人形に残ってしまったことが証拠となりました。

綾花は本当に美しい女性で、蘭からも天女様に似ていると言われるほど。でも彼女は死んだ母親から堂本観光の恨み言を聞かされていたんですね。同情の余地なしの犯行ではあったものの、天女の呪いはあったんだなと思わせる結末でした。

エピローグ:天女像の教訓

コナンと蘭は、綾花を連行する警察車両が見えなくなったあともその場に佇んでいました。蘭が「綾花さん…。あんなに、優しくて素敵な人が……」と言うと、コナンは「天女像の呪いや祟りが語り伝えられてきたのは、きっと人間がしてはいけないこと、許されない罪を犯せば、その怒りに触れ、恐ろしい結末が待ってるって教えてくれてるんじゃないのかな…」と答えます。

人道に背く事をすると恐ろしい結末になるという…深いメッセージが込められた回でした。

そしてオチは、ロープウェイに取り残された小五郎が目を覚まし「あ、あれっ!?おーい、みんなどこ~~!?」と叫ぶシーン。コナンの「よっ!居眠り小五郎!!」というツッコミで終わります(笑)。

カズオの感想:壮大な錯覚トリックの妙

この話、初見では期待し過ぎてしまって「うーん?」と思ったんですが、改めて見ると本当に良くできた錯覚トリックだと思いました。社長が消えてから死亡確認までの動きが鮮やかで、シチュエーションに騙されますよね。トリックを知るとよくできてると思います。

また、東海日報をハメる策略は、何故セレモニーを正午にしたのかの理由にも繋がってくるので伏線にもなっているというのが素晴らしい。2回目に見ると社長が消えてから死亡確認までの動きが鮮やかなんですよね。これはシチュエーションに騙されますし、トリックを知るとよくできてると思うわけです。

50代男性/会社員 この回は本当に面白かった!最初は天女の呪いかと思ったけど、まさか社長と副社長の策略だったとは。そして最後にはやっぱり天女の呪いが本当にあったような展開になるのが良かった。

ちなみに、この回は2000年放送の橋場脚本第4弾にして2000年3つ目、そのうちアニオリ2つ目のスペシャルだそうです。もう一つのスペシャル「呪いの仮面は冷たく笑う」と両方共呪い関連の事件なんですよね。あちらがダイナミックなトリックならこちらは壮大な錯覚トリックという事で、比較して見るのも面白いかもしれませんね!

次回予想:コナンの謎解きはまだまだ続く!

次回は第209話「龍神山転落事件」です。タイトルからすると、今回とはまた違った山での事件が起きるようですね。天女像の次は龍神…日本の伝統的な神々がテーマになっているのかもしれません。コナンの鋭い推理が冴え渡る展開に期待しましょう!

皆さん、いかがでしたか?コナンの事件は何度見ても新しい発見があって面白いですよね。「為せば成る」の精神で、これからもコナンの事件を一つ一つ丁寧に解説していきたいと思います。次回もお楽しみに!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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