こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も娘と一緒にコナンを見ていたら、あの衝撃的な「遊園地バンジー事件」の回を思い出しました。皆さんは覚えていますか?今回は第149話で起きた事件について、徹底的に振り返ってみたいと思います。
最近、我が家では娘がコナンにハマっていて、それに便乗して私も50歳からコナンの世界に足を踏み入れました。これが意外と面白くて、今では娘より熱心に見ているかもしれません(笑)。「為せば成る」の精神で、一つ一つのエピソードを理解するために、このブログを始めたんですよね。
遊園地バンジー事件の舞台設定
第149話の舞台は「にちうりランド」という遊園地。蘭たちが「ランドに行きたい!」と言ったのに対して、小五郎が連れて行ったのがこの遊園地でした。でも蘭とコナンは「ランドといえばトロピカルランドでしょ!」と不満げ。そうそう、トロピカルランドといえば、コナンが新一から変身してしまった思い出の場所ですよね。
小五郎さん、実はこっそり競艇新聞を持っていて、「遊園地なんてどこも一緒!」なんて言いながら、子供たちを遊ばせている間に競艇を楽しむつもりだったみたい。でもそんな甘い考えは通用しませんでした(笑)。
仮面ヤイバーショーとバンジージャンプ
園内では「仮面ヤイバーショー」が開催されていて、コナンも見ていました。ただ、中には楽しくなさそうな子供もいたようです。そんな中、蘭がコナンの手を引いてバンジージャンプを見に行くことに。
蘭は冗談で「バンジージャンプを飛んだら競艇に行ってもいい」と小五郎に提案。すると小五郎は「やってやりましょう」と挑戦することに。でもね、小五郎って高所恐怖症なんですよね。もうガクブルで、自分の番になってもなかなか飛べない。順番が詰まって「早く〜!」と言われても、フラフラするばかり。
そんな時、仮面ヤイバーショーも佳境に入ってきました。このショーの特徴は、遊園地のアトラクションをフル活用した演出。ジェットコースターに立ち乗りして登場したライダーが、バンジージャンプをして駆けつけるという筋書きになっていたんです。
事件発生!バンジージャンプの悲劇
小五郎の順番を抜かして、ライダーが飛び立ちます。ところが、足を固定するゴムから突然煙が!ゴムが破れて、ライダーはそのまま川に転落してしまったんです。20分後、少し流された場所で遺体で発見されました。
これ、子供たちにとってもトラウマになりますよね。最初は事故かと思われましたが、ゴムが燃えたのは人為的なものとしか考えられず、殺人事件と判断されました。
コナンの捜査開始
コナンはショーの様子をビデオに収めていた親御さんからテープを借り、裏手に川から上がったと思われる水の跡を発見します。また、1着ヤイバーの衣装がずぶ濡れだったということをスタッフに確認。
さらに、ショーを見ていた楽しくなさそうな少年を証人として引き連れ、控室で推理ショーを展開します。容疑者はショーの関係者とイベントの責任者。全員被害者とトラブルを抱えており、動機は十分ありましたが、事務作業をしていた責任者以外にはショーをしていたというアリバイがありました。
犯人の手口と動機
しかし、もう一人アリバイがあやふやな人物がいました。それは裏方の大道具と爆破担当の男性。実は彼が犯人だったんです!
犯行の手口はこうでした。全員ショーに出ていて、ショーの最中は裏方は顔を出しません。犯人はライダーの格好をした被害者をあらかじめ殺して川に遺棄。自分はライダーの格好をしてショーに参加していたんです。
裏方の仕事はリモコン一つでできるため、衣装の腰部分にリモコンを仕込み、振り付けに合わせて押していました。その証拠として、いつもと決めポーズが違うことや、爆発のタイミングがいつもと違うこと、動きのキレがなかったことが挙げられます。
あのつまらなさそうにしていた子供の証言が決め手になりました。この子、まさにガチ勢!オタクの着眼点や知識が事件解決の鍵になったんですね。
犯行の詳細
犯人はショーを進行し、ゴムを確かめるフリをして爆薬を自分の足首にセット。飛び降りる際に握ったリモコンで爆破し、ゴムが壊れて池に落下。小型のレギュレーターをつけ、潜ったまま裏に回り、川を上がって服を着替えて何食わぬ顔で合流したんです。
それだけだと証拠にはなりませんが、丈夫なゴムを焼き切るために使った爆弾の影響で、足首に火傷の跡が残っていました。コナンが確認しようとしたところで犯人は自供しました。
動機は、「お前にはヤイバーになる資格がない」と被害者に見下されたから。「俺のことを妬んで潰す気だった!」と犯人は主張しましたが、コナンは「資格」とは心持ちのことだと指摘します。
ヤイバーの真の意味と正義について
コナンによれば、ヤイバーには悪に妹を殺されたという隠し設定があるそうです。でも、その復讐をするためにヒーローをしているのではなく、同じ悲しみを生まないために活動しているんだと。
「暴力で、ましてや馬鹿にされた(と思い込む)から殺すだなんて、ヤイバーを語る資格なんかねぇ!!!」というコナンの言葉が印象的でした。
これって、「資格」や「正義」とは何かを考えさせられる事件でしたよね。法律を100%遵守することだけが正義ではないのかもしれません。もちろん、違法行為を推奨するわけではなく、ましてや殺しによって訴えることはいかなる理由があっても許されません。
正義の本質とは
法を守ることは大前提として、たとえ違法捜査のような、はみ出すことをしても責任を取ること。取れる範囲のことしかしてはいけないということ。そして何より、怒りに任せた犯行はしないこと。
正義は振りかざすものでもなく、自分の鬱憤を晴らすためのものでもないんですよね。コナンの物語からは、そんな深いメッセージも読み取れます。
50代男性/会社員 この回は子供と一緒に見ていて、「正義って何だろう」って話し合うきっかけになりました。コナンって単なる推理アニメじゃなくて、こういう深いテーマも扱っているんですよね。
まとめと次回予想
第149話「遊園地バンジー事件」は、単なる殺人事件の解決だけでなく、「正義とは何か」「資格とは何か」という深いテーマを含んだエピソードでした。仮面ヤイバーというヒーローの姿を借りながら、実は自分の怒りや妬みから犯行に及んだ犯人。そして、それを見抜くコナンの鋭い洞察力。
私も50歳からコナンを見始めましたが、こういった深いテーマがあるからこそ、大人になっても楽しめるんだなと実感しています。皆さんも、もし機会があればぜひこのエピソードを見返してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ!
次回は、コナンの別の事件について掘り下げてみようと思います。特に「黒の組織」絡みのエピソードは、全体のストーリーを理解する上で重要なので、そちらも取り上げていきたいですね。「為せば成る」の精神で、これからも一つ一つのエピソードを丁寧に解説していきますので、お楽しみに!
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