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コナン 134話「奇術愛好家殺人事件」完全解説!ロープウェイトリックと怪盗キッドの登場に驚き!

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見直した名探偵コナンの第134話「奇術愛好家殺人事件(解決編)」について詳しくご紹介します。この回はトリックが秀逸で、しかも怪盗キッドも登場する名エピソードなんですよ!私も50歳からコナンにハマり始めたのですが、このエピソードは特に印象に残っています。さてさて、皆さんも一緒に事件の謎解きを楽しんでいきましょう!

目次

奇術愛好家殺人事件のあらすじ

この事件は3話構成になっていて、134話はその最終回の解決編です。簡単に前回までのおさらいをしておきましょう。園子がインターネットで参加している「奇術愛好家連盟」のオフ会が雪山のロッジで開催されることになり、蘭も一緒に参加することに。小五郎とコナンが二人を送っていった帰り道、オフ会のリーダーである西山が自宅で殺害されたというニュースを聞き、慌ててロッジに引き返します。

そして雪で孤立したロッジでは、次々と不可解な事件が起こります。まず浜野という参加者が殺害され、その死体が足跡もないまま雪原に置かれるという不可能犯罪が発生。さらに蘭と園子までがボーガンの矢で狙われる事態に!コナンはこの複雑なトリックと犯人の正体を見破るべく、謎解きの準備を始めるのです。

コナンが解き明かす巧妙なトリック

浜野の死体を雪原に運んだ方法

コナンが解き明かしたトリックの核心は、浜野の死体をどうやって足跡を残さずに雪原に運んだかという点です。コナンはワインボトルに描かれたヨットの帆の絵からひらめきを得ます。犯人はロープウェイの原理を応用したトリックを使ったのです!

具体的には、ボーガンで紐付きの矢を森の中の木に命中させ、その紐でヨットの帆のような形を作ります。この紐を使って死体をスライドさせ、足跡を残さずに雪原に運んだのです。そして紐は地面に擦れないよう、あらかじめ結んでおいた別の矢を遠くに向けて打ち、紐も一緒に飛ばしてしまいました。これらの仕掛けは、犯人を追って森に出た時に回収され、使ったボーガンは捨てられていたのです。

自作自演の襲撃シーン

犯人は自分が部屋でボーガンで打たれそうになった場面も自作自演でした。窓の外に重りをつけ、紐を引くとガラスが割れる仕掛けを作り、割れるのに合わせて背中越しに持っていたボーガンで壁を打ったのです。お風呂場のガラスも同様のトリックで、あらかじめ鏡に矢を打ち込んでおき、たった今打ち込まれたように見せかけていました。

これらのトリックを行うには風呂焚き係になる必要がありました。しかし、この係に選ばれたのは偶然のはずなのに…実はここにもトリックがあったのです!

役割決めのマジックの仕掛け

実は役割を決めるマジックにも仕掛けがありました。犯人はあらかじめ印をつけておいた紙を用意し、園子にかけないペンを渡していたのです。つまり、誰がどの役割をやるかはすでに決まっていたのです。そのため、思わぬ結果となり宴会部長になった被害者は驚いていたのでしょう。

犯人の正体と動機

犯人は田中という女性でした。彼女の動機は、先月事故死した祖父であるマジシャン春井への侮辱に対する復讐でした。彼女の祖父は自分の正体を隠し、この奇術愛好家のチャットに参加していました。そこで脱出マジックが見たいという話になり、彼はその気になって実行。しかし不幸にも事故死してしまいました。

祖父は、マジックが成功した暁には自身の正体を明かそうとしていました。そのことが未送信のコメントに残っていたのです。しかし、そんな彼へのコメントが「舞台で死ねて本望だろう(笑)」とか「年寄りの冷や水ってやつですか?(^^;)」といった侮辱的なものだったため、田中は祖父の心を踏みにじられたと感じ、復讐を決意したのです。

彼女は祖父が使っていたアカウントをそのまま利用して今回のオフ会に参加し、犯行に及びました。証拠としては、ロープウェイ殺人の際に使用した、輪っかのついた特殊なボウガンの矢を彼女はブーツの中に隠していました。コナンはあえて森に全員を誘導し、証拠隠滅の隙を与えずに推理ショーを始めたのでした。

怪盗キッドの登場!

この事件のもう一つの見どころは、怪盗キッドの登場です!実は土井塔という医学生として参加していたのが怪盗キッドだったのです。キッドはイカサマ童子というハンドルネームのマジシャン春井が亡くなったはずなのに、チャットに参加し続けていることを不審に思い、今回のオフ会に参加していました。

彼は田中が春井の孫であることも見抜いており、何か事件になりそうであれば止めるつもりでしたが、まさか殺人事件になるとは思わず、犯行を止められなかったことを悔やんでいました。コナンの推理によって事件が解決した後、キッドはコナンに「見事な推理だったぜ」と言い残して姿を消します。

この回は劇場版「世紀末の魔術師」の前の時期に放送されており、映画を匂わせるような台詞もあって、ファンにはたまらないエピソードとなっています。

事件から学ぶこと – ネットコミュニケーションの難しさ

この事件は、ネットコミュニケーションの難しさも描いています。顔が見えないコミュニケーションでは、何気ない一言や顔文字一つで誤解が生じることがあります。「(^^;)」という顔文字がクローズアップされていたように、文言に加えて感情表現でも行き違いが生じることがあるのです。

ネット上の誹謗中傷が社会問題となっている今日、この事件は現代にも通じるテーマを持っています。もし直接話し合う機会があれば、誤解も解け、和解できたかもしれません。コナンの事件を見ていると、ちゃんと話し合っていれば防げた事件も多いように思えますね。

50代男性/会社員 この事件は特に印象に残っています。ネット上のコミュニケーションの難しさを描いた先見の明があるエピソードだと思います。今でこそSNSの問題が取り沙汰されていますが、この回が放送された当時からすでにそういった問題を提起していたのはすごいことですね。

エピソードの見どころポイント

このエピソードの見どころをまとめると、以下のようになります:

  • 雪山という閉鎖空間での不可能犯罪
  • ロープウェイの原理を応用した巧妙なトリック
  • 怪盗キッドの登場とコナンとの対決
  • ネットコミュニケーションの難しさというテーマ性
  • 劇場版「世紀末の魔術師」への伏線

特に、キッドが登場する回は常に人気が高いですよね。この回もキッドファンにはたまらないエピソードとなっています。また、雪山という閉鎖された空間での事件は、古典的な「密室殺人」の要素も持っており、推理小説ファンにも楽しめる内容になっています。

次回予告:コナンの日常回へ

事件解決後、園子はキッド様に会えなかったショックで蘭とコナンを巻き込みカラオケでワンマンライブを開催。さらに今度はネットで盆栽の集まりに参加して男探しをしているようです。次回はこうした日常回になるのでしょうか?それとも新たな事件が待ち受けているのでしょうか?

皆さん、いかがでしたか?名探偵コナンの「奇術愛好家殺人事件」解決編について詳しくご紹介しました。このエピソードは複雑なトリックと怪盗キッドの登場で、何度見ても楽しめる名回だと思います。また別の回の解説もしていきますので、ぜひチェックしてくださいね!

それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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