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名探偵コナン132話「奇術愛好家殺人事件」ネタバレ解説!影法師の正体とは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!

最近、娘がコナンにドハマりしていて、「パパも一緒に見よう!」と誘われるようになりました。50歳からのコナン入門ですが、すっかり虜になってしまいましたよ。特に複雑なトリックが登場する事件は、私のような調査好きにはたまりません!

今回は第132話「奇術愛好家殺人事件(事件篇)」について詳しく振り返ってみたいと思います。怪盗キッドの2回目の登場回でもあり、とても印象的な回でしたよね。雪山のロッジを舞台にした密室殺人、そして不可能犯罪のトリックが見どころです!

目次

奇術愛好家殺人事件の概要

まずは基本情報から整理しておきましょう。この事件は1999年1月25日に放送された第132話「奇術愛好家殺人事件(事件篇)」から始まる連続ストーリーです。OPテーマはTWO-MIXの「TRUTH」、EDテーマはルーマニア モンテビデオの「Still for your love」でした。

この事件は全3話構成で、第132話(事件篇)、第133話(疑惑篇)、第134話(解決篇)と続きます。コミックでは20巻に収録されています。

事件の舞台と登場人物

舞台は雪山にある孤立したロッジ。奇術愛好家のオフ会が開催される予定でした。参加者たちは以下の通りです:

  • 西山(主催者・リーダー)
  • 浜野(被害者の一人)
  • 荒(参加者)
  • 須鎌(参加者)
  • 田中(参加者・犯人)
  • 土井塔(参加者・医大生)
  • 蘭、園子(ゲスト参加)

そして、小五郎とコナンは蘭たちを送るために同行していました。

事件の発端とコナンの奮闘

事件は、蘭と園子がロッジに到着した後、小五郎とコナンが帰路についたところから始まります。実は園子はインターネットで知り合った奇術愛好家たちとのオフ会に参加するため、蘭を誘っていたんですね。ネット時代の幕開けを感じさせるエピソードでもあります!

帰り道、小五郎とコナンはラジオで衝撃的なニュースを聞きます。なんと、奇術愛好家の集まりに参加予定だった一人が殺害されたというのです!すぐに引き返そうとしますが、ロッジへの唯一の道である吊り橋が燃やされていました。

ここからがコナンの本領発揮!体の小さいコナンだけが、まだ完全に落ちきっていない燃える橋を必死に渡ります。蘭たちに危険が迫っていることを知らせるため、風邪で体調が悪いにもかかわらず、命がけの行動に出たんですね。

ロッジでの不穏な状況

コナンはなんとか橋を渡り、ロッジに到着しますが、意識を失う直前に蘭に「逃げろ」と伝えるのがやっとでした。蘭たちはコナンの言葉の意味が分からず、医大生の土井塔が出した解熱剤を飲ませて休ませることに。

そんな中、奇術愛好家連盟のリーダーである西山がまだ到着していないことが判明します。参加者たちは仮のリーダーを決めることにし、園子の目隠しくじ引きで役割分担をすることになりました。

  • 〇:仮のリーダー
  • △:風呂焚き係
  • ×:宴会部長

この役割決めが後々の事件解決の重要なカギになるとは、この時点では誰も気づいていませんでした。

事件の展開と謎の深まり

小五郎は近くの交番に行き、目暮警部に連絡しますが、暗くなりすぎていて朝にならないと出動できないと言われてしまいます。一方、ロッジでは電話線が切られていて外部との連絡が取れない状況に。完全に孤立してしまったんですね。

そして衝撃的な発見が!浜野の遺体が雪原で発見されます。死因は細い糸のようなもので首を絞めた絞殺。しかも、雪原には足跡がついておらず、どうやって遺体を運んだのか不可能犯罪のような状況でした。

さらに、西山の遺体も発見され、「影法師」という謎の人物からのメッセージが残されていました。参加者たちは恐怖に包まれ、田中は帰ろうとしますが、コナンは吊り橋が燃やされたことを伝えます。

コナンの推理と不可能犯罪のトリック

意識を取り戻したコナンは、園子から話を聞いて事件の謎に迫ります。特に浜野の遺体を足跡をつけずに雪原に置いたトリックが最大の謎でした。

そんな時、荒が気分転換にとヨットの絵が描かれたワインを持ってきます。これがコナンにとって重要なヒントに!コナンは荒からホチキスとはさみ、長いひもを借りて何かを工作し始めます。

そして、コナンの悲鳴が聞こえた部屋に集まった参加者たちの前で、窓からボーガンの矢が飛んできて壁に突き刺さります。外に飛び出したコナンたちは、ボーガンが刺さった木の周りに集まります。

犯人の正体と巧妙なトリック

ここからコナンと園子の名推理が始まります!長い紐とはさみを使った巧妙なトリックが明かされていきます。

矢の後端に穴を開けてひもを通し、小さな輪を作って結び、そのふたつの輪にあらかじめ長さを測っておいたひもを通します。そのひもは中間に別の2本のひもを結わえ付けたものです。輪に通した長いひもの両端はベランダの手すりに結び付けられていました。

このトリックを実証するため、蘭が園子の指示通りにボーガンで矢を撃とうとします。そこに土井塔が現れて代わりに撃つと言い出します。土井塔は園子の指示通りに矢を窓から見て右側と左側に生えた木に矢を撃ちました。すると、ひもによってヨットに張られた2枚の帆のような形が出来上がったのです!

これが浜野の遺体を雪原に運んだトリックの再現だったんですね。まさに「奇術」を使った殺人事件でした。

犯人の動機と真相

そして犯人は田中だったことが明らかになります。田中は「影法師」という架空の人物を作り出し、他の参加者に罪をなすりつけようとしていました。

田中は目隠しくじ引きのトリックも仕掛けていました。園子に渡されたのは書けないペンで、あらかじめ裏に〇×△が書かれた紙を用意しておいて、サクラ役の田中が見つけたふりをしていたのです。

田中は風呂焚き係になるよう仕組み、あらかじめ薪をくべておいた風呂焚き場のひさしから2階に侵入し、浜野を絞殺。そして先ほど実証したトリックを使って不可能犯罪を実行したのでした。

証拠を出せと言う田中に対し、園子はブーツの中に隠されていた証拠の矢を指摘します。田中は2本の矢のうち1本を集まったときにこっそり抜いて隠していたのです。

事件の教訓と感想

この事件は、インターネットで知り合った人との対面の危険性を描いた、ある意味で時代を先取りした内容でもありました。今では当たり前になったネットリテラシーの重要性を、20年以上前のアニメが警告していたと思うとスゴイですよね。

また、コナンの「逃げろ」という一言で始まる緊迫感と、雪山の孤立したロッジという閉鎖空間での密室殺人という王道の設定が見事にマッチしています。

50代男性/会社員 この回は特に印象に残っています。雪山のロッジという閉鎖された空間での殺人事件、そして不可能犯罪のトリックが秀逸でした。コナンが命がけで橋を渡るシーンは今でも鮮明に覚えています。

見どころポイント

この事件の見どころは以下の点です:

  • 燃える橋を渡るコナンの勇気ある行動
  • 雪原に足跡なしで遺体を運ぶという不可能犯罪のトリック
  • ヨットの帆をヒントにした巧妙な推理
  • インターネット黎明期のオフ会という時代設定
  • 園子の活躍と推理力の発揮

次回予告:奇術愛好家殺人事件の続き

次回は「奇術愛好家殺人事件(疑惑篇)」として事件の続きが描かれます。コナンたちは孤立したロッジから無事に脱出できるのか?そして「影法師」の正体とされる田中の動機は何だったのか?さらなる謎が明かされていきます。

皆さん、いかがでしたか?コナンの事件は何度見ても新しい発見があって面白いですよね。私も50歳からのコナンデビューですが、すっかりハマってしまいました。次回も楽しみにしていてくださいね!

それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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