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コナン89話「ドラキュラ荘殺人事件」後編ネタバレ!映写機トリックの秘密とは?

こんにちは、「カズオブログ」管理人のカズオです!今日も元気にコナン考察をお届けします。最近、娘がコナンにドハマりしていて、「パパも見てみなよ〜」と言われて見始めたら、すっかりハマってしまいました。50歳からの新たな趣味として、コナンの魅力を皆さんと共有していきたいと思います!

今回は、名探偵コナン89話「ドラキュラ荘殺人事件(後編)」について詳しく振り返っていきます。このエピソードは1998年2月2日に放送された回で、前編の88話から続く物語の結末部分。ドラキュラをモチーフにした怪しい雰囲気の中で繰り広げられる密室殺人事件の真相がついに明らかになります!

ドラキュラ荘殺人事件のあらすじ

まずは簡単にあらすじをおさらいしておきましょう。コナン、蘭、小五郎は雪山にあるドラキュラ荘と呼ばれる洋館を訪れます。そこでは人気ホラー作家の虎倉英雄が執筆活動を行っていました。

ところが、夜になって虎倉が書斎で白木の杭で胸を刺されて殺害されてしまいます。しかも、書斎は内側から鍵がかけられた状態で、窓の外には足跡が残っているという、まさに「密室殺人」の状況!

コナンは様々な不自然な点に気づきます。コレクションルームの窓の庇に残された妙な窪み、油絵の具の匂いが消えたこと、そして映写機を使って遺体をライトアップするという奇妙な演出…。これらの謎を解き明かすことで、事件の真相に迫っていくんです

89話で明かされる驚きのトリック

さてさて、89話では前編で提示された謎が次々と解明されていきます。コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理ショーを開始!

空中を歩いた犯人?

まず最初に明かされたのが、凶器の白木の杭をどうやって盗み出したかというトリック。なんと犯人は「空中を歩いた」んです!どういうことかというと…

玄関ホールの階段の踊り場の窓とコレクションルームの窓の庇はほぼ同じ高さにあることに着目したコナン。犯人はそこに脚立を使って橋をかけ、その上を渡ったんですね。これなら雪の上に足跡が残らずに窓に近づけます。庇の上の雪に残された窪みは、この脚立の痕だったんです。

「なるほど〜!」って感じですよね。でも、それだけじゃ窓は開かないはず…。

換気用小窓のトリック

コレクションルームの換気用小窓には、バネ仕掛けのストッパーがついていました。犯人はこの窓のストッパーと窓ガラスの間に木の枝の切れ端を挟んでおいたんです。これで一見ストッパーがかかっているように見えますが、実は自由に窓を開けることができる状態に!

そして高枝ばさみのアタッチメントを使って、窓から2メートル離れた台に置かれていた杭を盗み出したというわけです。これ、けっこう現実的なトリックで「へぇ〜」って思いました。

偽物の杭と本物の杭

さらに驚きなのが、コナンと蘭がコレクションルームで見た白木の杭は、実は精巧に作られた偽物だったということ!犯人はあらかじめ本物の杭を書斎に隠しておき、映画をとりに行く時にコナンと蘭を誘って偽物の杭を見せることで、「その時点では凶器がコレクションルームにあった」と確認させたんですね。

そして本物の杭で虎倉を殺害した後、戸締りを確認しに行くフリをして偽物の杭を盗み出した…という複雑なトリックでした。物置から発見された偽物の杭からは油絵の具の匂いがしたんです。これが前編でコナンが気づいた「油絵の具の匂いがしなくなった」という謎の答えでしたね。

犯人は田所俊哉!その動機とは?

そして89話で明かされる犯人は…虎倉のゴーストライターを務めていた田所俊哉でした!

田所が遺体をライトアップさせたのは、映画のラストシーンに見立てるためではなく、実は映写機を移動させたことをカモフラージュするためだったんです。映写機を使って書斎のドアに鍵をかけるという巧妙なトリックを使ったんですね。

しかし、フィルムが巻き取られる際にセロハンテープが暗幕の端に付着して残ってしまい、それが証拠となってしまいました。セロハンテープにはパーフォレーション(フィルムについている四角い穴)の跡がしっかりついていたんです。

また、田所は遺体発見時に「室内から映写機の音が聞こえる」と言いましたが、戸枠には防音用のゴムパッキンがついていて室内の音が聞こえるはずがなかった…。これも田所が犯人である証拠となりました。

悲しい動機

田所の犯行動機は非常に悲しいものでした。田所には年の離れた妹がいて、生まれつき腎臓が悪かったんです。両親を早くに亡くしたため満足な治療をさせてやれなかった田所は、虎倉のゴーストライターとして働く代わりに、妹の入院費を負担してもらっていました。

しかし1年前、妹は亡くなってしまったんです。実は虎倉は妹にちゃんとした治療を受けさせていなかった…。妹の入院を長引かせるために担当医を買収し、病気が良くも悪くもならないようにギリギリの治療しかしていなかったんです。そのせいで病状が悪化して妹は亡くなってしまいました。

田所がそのことを知ったのは事件の1か月前。妹の担当だった看護婦が我慢できずに教えに来たんです。「ちゃんと治療していれば、妹が死ぬことはなかった」と…。

この悲しい真相を知った田所は復讐を決意し、綿密な計画を立てて虎倉を殺害したというわけです。

50代男性/会社員
このエピソードは本当に切なかったです。田所の気持ちが痛いほど分かる…。虎倉の行為は許されないけど、殺人という選択肢しかなかったのかな。

エピローグ

事件解決後、ドラキュラ荘からの帰り道。小五郎は、フランケン荘の主人から依頼を受けたことをコナンと蘭に伝えます。

「今度はフランケンだって」

「ははは……」

(あとは狼男が出てくりゃァ完璧だぜ…)

というコナンの心の声で締めくくられるんですね。このちょっとしたユーモアが、重い事件の後の緊張をほぐしてくれます。

89話の見どころポイント

この「ドラキュラ荘殺人事件」の見どころは、やはり複雑に絡み合ったトリックでしょう。空中を歩くという発想や、映写機を使ったドアの施錠など、コナンらしい現実的でありながらも意外性のあるトリックが満載です。

また、犯人の田所の動機が非常に感情移入できるものだったのも印象的。悪人に見えた虎倉が実は本当に悪人だったという展開も、ストーリーに深みを与えていますね。

個人的には、コナンが小五郎を眠らせて推理するシーンが大好きなんですよね。蝶ネクタイ型変声機を使って小五郎の声を出すあのシーンは、コナンの醍醐味の一つだと思います!

次回予告:第90話「花の香り殺人事件」

次回の第90話は「花の香り殺人事件」です。タイトルからして、何か香りに関係する手がかりがありそうですね。どんなトリックが登場するのか、今から楽しみです!

皆さんは「ドラキュラ荘殺人事件」をご覧になりましたか? 複雑なトリックを理解できましたか? 私は最初見たときは「空中を歩く」というトリックがピンとこなくて、何度も見返しちゃいました(笑)。でも、そういう謎解きの楽しさもコナンの魅力ですよね!

それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの魅力を深掘りしていきます!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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