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名探偵コナン85話「スキーロッジ殺人事件」ネタバレ!蘭の涙の理由とは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は肌寒くなってきましたね。我が家では娘がコナンにハマっていて、それに影響されて私も50歳からコナンの世界に足を踏み入れました。今回は「スキーロッジ殺人事件」について振り返ってみたいと思います。雪山の密室で起こる連続殺人事件、ワクワクしますよね!

目次

スキーロッジ殺人事件の概要

コナン、蘭、園子の3人がスキー場に遊びに行った時に起きた事件です。そこで蘭と園子の小学校時代の担任・米原晃子先生と再会し、彼女の誘いで山の中腹にある貸別荘に泊まることになりました。別荘には米原先生の同僚である下田、坂井、中村という教師たちもいて、主催者の杉山先生はまだ到着していませんでした。

そんな中、新聞記者の森という人物が現れ、3年前に杯戸小学校で起きた事件について話し始めます。その夜、園子と米原先生が何者かに襲われ、手に「ミ」と「ナ」の文字が書かれていました。さらに、ようやく到着したはずの杉山先生が絞殺体で発見され、その手には「コ」の文字が!これらの文字を合わせると「ミナコ」になります。

この「ミナコ」という文字を見た下田先生は、「俺は関係ない!」と叫んで自室に閉じこもってしまいました。そして、吹雪で警察も来られない状況の中、下田先生も何者かに殺害されてしまうのです。

事件の謎と手がかり

この事件、いろんな謎が詰まっていますよね。まず気になるのが、3年前の事件との関連性です。コナンは阿笠博士に電話して調べてもらったところ、3年前に杯戸小学校で「望月美奈子」という生徒が自殺した事件があったことがわかりました。「ミナコ」という文字はこの生徒の名前を指していたんですね。

そして下田先生が殺害された時の状況も不思議です。首には縄で絞められた跡がくっきりと残っているのに、凶器となる縄が見つからない。部屋の窓は開かず、出口もない。犯人はどこに消えたのでしょうか?

杉山先生殺害のトリック

コナンが解明したトリックは見事でした!杉山先生の死体を玄関に立てかけ、インターホンを鳴らすという不可能犯罪。実は犯人はタコ糸と輪ゴムを使ったトリックを仕掛けていたんです。

タコ糸の一方の先に輪ゴムを結び付け、玄関の2本の柱に回します。そしてタコ糸のもう一方の先に小さな輪を作りながら輪ゴムを取り付け、硬直しきった杉山先生の首に輪ゴムをかけてドアの前に傾けて雪で足元を固定します。

時間が経つと、寒さで劣化速度が早まった輪ゴムが切れて遺体が倒れ、インターホンを鳴らすという仕組み。証拠のタコ糸は風で飛ばされて消えてしまうという巧妙なトリックでした。なるほど〜、こういうトリックを思いつくなんて、青山先生はホントに天才ですよね!

下田先生殺害の謎

下田先生が殺害された時、犯人は誰もが見ている中で凶器をどこかに隠したはずです。コナンは米原、坂井、中村、森の部屋を調べましたが、凶器は見つかりませんでした。

そこで身体検査が行われることになりましたが、誰からも凶器は見つからなかったんです。これはどういうことでしょう?実は犯人は凶器を隠すのではなく、凶器そのものを消してしまったのです!

事件の真相と犯人

この事件の真相は非常に悲しいものでした。犯人は蘭と園子の元担任である米原晃子先生だったのです。彼女は3年前、自分に憧れていた生徒・望月美奈子を裏切り、自殺に追い込んでしまったことを後悔していました。

米原先生は、美奈子の死に関わった杉山先生と下田先生に復讐するために、この計画を立てたのです。彼女は杉山先生をロッジに呼び出して殺害し、その後のトリックで他の教師たちを恐怖に陥れました。

そして下田先生を殺害する際に使った凶器は、なんと「氷の縄」だったんです!氷で作った縄で下田先生を絞殺し、その後凶器は溶けてなくなってしまうという完全犯罪を計画していました。これは冬の雪山だからこそできるトリックですよね。

蘭の推理と涙の結末

この事件では、コナンが蝶ネクタイ型変声機を使って新一の声を出し、蘭に推理を頼むという展開になりました。蘭は見事に事件のトリックを解明し、犯人が米原先生であることを突き止めます。

しかし、尊敬していた先生が犯人だと知った蘭は、推理の最中に涙を堪えながら真相を語るという、非常に感動的なシーンになっています。事件解決後、蘭はコナンを抱きしめて泣き崩れるのでした。

「新一…、新一…」

この蘭の涙のシーンは、本当に胸に迫るものがありますよね。尊敬していた先生が犯人だと知った悲しみ、そして新一(コナン)に心の内を明かす蘭の姿に、思わず目頭が熱くなりました。

事件から学ぶこと

この「スキーロッジ殺人事件」は、単なるミステリーを超えて、人間の心の闇や罪の連鎖について考えさせられる内容になっています。米原先生は美奈子を自殺に追い込んだ罪を償うために犯罪を犯してしまいましたが、それは新たな悲しみを生み出すだけでした。

また、蘭が尊敬する先生の犯罪を暴く場面は、正義と情の間で揺れ動く心の葛藤を描いていて、とても深いメッセージ性を感じます。

トリックの巧妙さ

この事件のトリックは本当に見事ですよね。タコ糸と輪ゴムを使った杉山先生の死体を動かすトリック、そして氷の縄という溶けてなくなる凶器。どちらも雪山という特殊な環境だからこそ成立するトリックで、青山先生の発想力には脱帽です。

私も50歳から読み始めたコナンですが、こういった巧妙なトリックを考え出す青山先生の創造力には本当に感心します。毎回「なるほど!」と膝を打つような展開があって、大人が読んでも十分楽しめるんですよね。

まとめ:スキーロッジ殺人事件の魅力

「スキーロッジ殺人事件」は、雪山という閉鎖空間での密室殺人という古典的な設定に、氷の縄という斬新なトリックを組み合わせた秀逸なエピソードでした。また、蘭が推理役を務めるという珍しい展開も見どころの一つです。

この事件を通じて、コナンの世界の奥深さを改めて感じました。単なる推理ものではなく、登場人物たちの感情や葛藤、過去の因果関係など、人間ドラマとしても非常に魅力的な作品だと思います。

皆さんも、もし機会があればぜひこのエピソードを見返してみてください。きっと新たな発見があるはずですよ!

次回は、「名探偵コナン」の人気キャラクター・服部平次が登場するエピソードについて振り返ってみたいと思います。大阪弁のイケメン高校生探偵の活躍にも注目ですよ!

それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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