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浴槽の謎!コナン第30話『アリバイ証言殺人事件』を徹底解説

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンを読み始めたのをきっかけに、私も50歳からハマってしまいました。今回は第30話「アリバイ証言殺人事件」について振り返ってみたいと思います。皆さんは覚えていますか?

この回は1996年8月26日に放送された、コナン初期の名作ミステリーなんですよね。OPテーマは「胸がドキドキ」(ザ・ハイロウズ)、EDテーマは「迷宮のラヴァーズ」(heath)でした。懐かしいですね〜!

目次

事件の概要と登場人物

まずは事件の概要から簡単におさらいしておきましょう。この話は、有名弁護士・巽壮平の妻・和美が殺害された事件です。和美は自宅の浴槽に縛られた状態で発見されるという、なかなかショッキングな展開でした。

主な登場人物は以下の通りです:

  • 巽壮平:被害者の夫で、大企業を顧問に持つ売れっ子弁護士
  • 巽和美:被害者。夫の巽と広瀬の間で板挟みになっていた
  • 広瀬俊三:設計技師で、和美の不倫相手

そして、もちろん我らがコナン、蘭、小五郎、目暮警部も登場します!

事件のあらすじ

事件は、巽弁護士が小五郎に妻の不倫調査を依頼したところから始まります。コナン、蘭、小五郎の3人は、巽の事務所がある高級ホテルを訪問。そこで巽は妙に時間を気にしていて、トイレに入った直後に電話がかかってきます。

電話の相手は巽の妻・和美でした。コナンは電話越しにオルゴールの音を聞きます。巽はトイレから出てきて、「今来客中だ。話なら後で」と素っ気なく電話を切りました。

その後、小五郎は巽から妻の不倫調査を依頼されます。依頼の話が終わった後、コナンたちはホテルのレストランで食事しようとしますが、間違えて地下駐車場へ。そこでコナンは、巽が車のトランクを閉める姿を目撃します。

食事を終えて探偵事務所に戻ると、パトカーが待機していました。警察の指示で巽の自宅へ向かうと、そこで和美が浴槽に押し込まれた状態で発見されたのです!

完璧なアリバイ?

ここで問題になったのが、巽のアリバイです。巽は犯行推定時刻に小五郎と一緒にいたため、完璧なアリバイがあるように見えました。そのため、捜査の焦点は被害者の交友関係、つまり不倫相手の広瀬に向けられます。

広瀬は和美から「2時半、自宅でお待ちしてます」というメモで呼び出されていましたが、呼び鈴を押しても誰も出てこなかったと証言。しかし、これだけでは広瀬のアリバイは弱く、容疑者として浮上してしまいます。

コナンの推理と謎解き

でも、コナンは事件に違和感を覚えます。なぜ犯人は遺体をバスタブに詰め込む必要があったのか?浴槽の縁に落ちていたホッチキスの針は何なのか?巽はなぜ時間を気にしていたのか?

コナンは推理の出発点がホテルだと考え、再びホテルを訪れます。そこで洗濯物用のエレベーターを発見し、それが地下駐車場につながっていることを突き止めます。また、クリーニング業者が洗濯物にタグをホッチキスでとめている様子も目撃します。

さらに、ホテル内でオルゴールの音を耳にしたコナンは、それが客室のベッドサイドテーブルに備え付けられた目覚ましのベルだと気づきます。そして、和美との電話中に同じオルゴールの音が聞こえたことを思い出したのです!

真犯人の正体

コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理を披露します。真犯人は広瀬ではなく、実は巽だったのです!

巽は完璧なトリックを使って犯行に及びました。殺害現場は自宅ではなく、ホテルの客室だったのです。巽は妻を殺害した後、洗濯物用エレベーターを使って遺体を地下駐車場に運び、車のトランクに積み込みました。そして自宅に運び、浴槽に押し込んだのです。

なぜ浴槽だったのか?それは車のトランクと自宅のバスタブのサイズが同じだったから。死後硬直を起こした遺体を自宅に転がすわけにはいかず、浴槽に押し込んだのでした。

そして、事前に偽の手紙で呼び出しておいた広瀬を犯人に仕立て上げ、小五郎をアリバイの証言者にして容疑を逃れようとしたのです。

決定的証拠とは?

巽は「私が犯人だという証拠はどこにあるのか?」と反論します。そこでコナンは、決定的証拠を提示します。それが、和美との電話中に録音されたオルゴールの音でした。

このオルゴールはホテルの目覚ましベルのもの。和美は目覚ましをセットして、解除しないまま電話をしてしまったのです。つまり、和美はホテルの客室から電話をかけていたことが証明されました。

巽は「こんなオルゴールはどこにでもある」と反論しますが、死体発見現場にオルゴールはなかったことから、巽の主張は崩れ去りました。

「弁護士としては優秀でも、犯罪者としてはアマチュアだった」というコナン(小五郎)の言葉で、巽は警察に連行されていきました。

この事件の見どころ

この事件の見どころは、やはり「完璧なアリバイ」を作り出すトリックでしょう。犯人が自分で完璧なアリバイを作り出すために、小五郎を巻き込んだ計画は巧妙でした。また、殺害現場と死体発見現場が異なるという古典的なトリックも見事に使われています。

さらに、ホッチキスの針やオルゴールの音といった、一見些細な証拠が事件解決の鍵になるところも、コナンらしい推理の妙を感じさせますね。

視聴者の感想

初期コナンの名作だと思います。トリックがシンプルながらも巧妙で、コナンの推理力が光る回でした。特に、オルゴールの音が決め手になるところがグッときました。

アリバイトリックの基本とも言える展開ですが、30話という早い段階でこういった本格的なミステリーを見せてくれるのがコナンの魅力ですね。

私の考察

個人的には、この事件は初期コナンの良さが詰まった回だと思います。トリックはそれほど複雑ではないけれど、論理的で説得力があります。また、コナンが些細な違和感から真相に迫っていく過程も丁寧に描かれていて、ミステリーとしての完成度が高いですね。

特に印象的なのは、巽が「弁護士としては優秀でも、犯罪者としてはアマチュア」と評される点です。法律のプロである弁護士が、自分の専門知識を使って完璧な犯罪を計画したつもりが、結局は些細なミスで失敗してしまうというのは、なかなか皮肉が効いていますよね。

また、この回は「眠りの小五郎」の評判が上がっていく過程も描かれていて、シリーズの流れを考える上でも重要な回だと思います。

次回の予想

次回は第31話「テレビ局殺人事件」について振り返ってみようと思います。テレビ局という華やかな舞台で起きる殺人事件、そこにはどんなトリックが隠されているのでしょうか?また、コナンの推理はどのように展開するのか?楽しみにしていてくださいね!

皆さんは第30話「アリバイ証言殺人事件」をご覧になった時、どんな感想を持ちましたか?コメント欄で教えてくださいね。それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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