こんにちは、「カズオブログ」管理人のカズオです!最近、娘がコナンにハマり始めたので、私も一緒に見るようになりました。50歳からのコナンデビューですが、すっかりファンになってしまいました。今回は第29話「コンピューター殺人事件」について詳しく振り返ってみたいと思います。皆さんも一緒に名探偵コナンの世界に浸ってみませんか?
この事件、コンピューターを使った巧妙な殺人方法が印象的でしたね。当時の1996年といえば、一般家庭にパソコンが普及し始めた頃。今から見ると懐かしい時代ですが、そんな時代背景も含めて楽しめる回になっています。それでは早速、事件の詳細を見ていきましょう!
事件の概要と登場人物
第29話「コンピューター殺人事件」は1996年8月19日に放送された回です。当時の主題歌はOPがザ・ハイロウズの「胸がドキドキ」、EDがheathの「迷宮のラヴァーズ」でした。懐かしいですねぇ!
この話に登場する主な人物は以下の通りです:
- 大木田(おおきだ):コンピューターソフト会社「ビッグウッド」の社長
- 三浦(みうら):大木田の秘書
- 時任(ときとう):大木田の運転手、元プログラマー
もちろん、コナン、小五郎、蘭、目暮警部といったおなじみのメンバーも登場します。この事件の特徴は、コンピューターを使った遠隔操作による殺人という斬新な手法にあります。当時としては最先端のテクノロジーを使った犯行方法で、視聴者を驚かせましたね!
事件のあらすじ
銀座で映画を観た後、コナン、小五郎、蘭は夕食を探していました。コナンが高級寿司屋を提案しますが、小五郎に「銀座の寿司なんて高すぎる!」と却下されます。そんな時、その寿司屋から出てきたのが「ビッグウッド」社長の大木田と秘書の三浦でした。
大木田は心臓の薬を飲み、運転手の時任が運転する車に乗り込みます。この時、小五郎は偶然大木田と知り合いになり、名刺を渡します。
翌朝、目暮警部から電話があり、なんと大木田が自宅で亡くなったと知らされます。警部は大木田のポケットから小五郎の名刺を見つけ、連絡してきたのでした。
現場検証と不審な点
大木田の豪邸に到着した一行。時任は、事件当日の夜、酔った大木田を寝室に寝かせた後、自分は1時過ぎに自宅マンションへ戻り、2時頃にコンビニへ夜食を買いに行ったと証言します。
遺体を確認すると、外傷はなく毒物を飲んだ形跡もありません。しかし、コナンは大木田が異常に大量の汗をかいていることに気づきます。空調完備の豪邸で、なぜこんなに汗をかいているのか?これが最初の謎でした。
さらに、大木田の娘が飼っている猫「アスラン」が時任の足にすり寄ってきたため、時任はエサをやりに行ってしまいます。このアスランの存在が後の謎解きのカギになるんですよね。
時任の過去と動機
三浦から、時任は元々プログラマーで自分の会社を立ち上げたものの、1年で倒産してしまったことを聞きます。その半年後、時任は大木田に土下座して謝り、運転手としての再雇用を願い出たとのこと。
コナンは時任に話を聞くと、時任は会社が順調だったにも関わらず「ある男」の露骨な妨害で会社が潰れ、仲間が自殺を図ったと語ります。その「ある男」が大木田であることは明らかでした。時任には大木田を殺害する十分な動機があったのです。
コナンの推理と謎解き
コナンは阿笠博士の家を訪れ、自宅のパソコンから電話回線を使って他の家のコンピューターシステムに侵入し、空調プログラムを変えることが可能かどうか尋ねます。博士は「専門知識のある者なら可能」と答えます。
その時、博士が「お年寄りが冷房の効きすぎた喫茶店に入り、心臓発作を起こした」という新聞記事の話をします。これがコナンにとって重要なヒントになります。
決定的な証拠
コナンは時任のマンションを訪問し、パソコンを調べようとしますが、時任が席を外した隙にチェックしても証拠となるデータは見つかりません。しかし、マンションから帰った後、靴下に猫の毛がついていることに気づきます。
これは重要な証拠でした。コナンは時任のマンションを訪れる前に靴下を履き替えていたため、猫の毛は時任の家で付いたものだと確信します。つまり、時任は大木田邸から猫のアスランを連れ出していたのです!
コナンは蝶ネクタイ型変声機で新一の声を使い、目暮警部に連絡。翌朝、警部は時任のマンションを訪問し、追及を始めます。
事件の真相
時任は自分のプログラミング技術を使い、大木田邸のコンピューター制御システムに侵入。まず室温を異常に高くし、その後急激に冷やすことで、心臓の弱い大木田に心臓発作を起こさせたのです。
動物好きの時任は、この温度変化でアスランが体調を崩すことを心配し、猫を自宅に連れ帰っていました。これが彼の犯行を証明する決定的な証拠となりました。
最終的に時任は犯行を認め、自分の作ったプログラムが入ったディスクを取り出します。「どんなプログラムでも、僕にとっては子供と同じ。完全に消すには忍びなかった」と語る時任。プログラマーとしての誇りが、皮肉にも彼の犯行を明らかにする証拠を残してしまったのです。
エピローグ
事件解決後、時任は連行されながらもコナンに「新一という子に伝えてほしい。いつか再びコンピューターソフト会社を作った時は力になってほしい」と言います。コナンは「うん!伝えとくよ」と答えます。
探偵事務所に戻った蘭は、コナンに「なぜ新一に会ったことをすぐに教えてくれなかったの?」と詰め寄ります。コナンは蘭から逃げるように走り去るのでした。
この事件の見どころと感想
この事件の最大の見どころは、1996年当時としては斬新だったコンピューターを使った殺人トリックですね。今見ると少し古さを感じるかもしれませんが、IoT全盛の現代だからこそ、むしろリアリティがある話かもしれません。
また、この回ではコナンが初めて自分の声(工藤新一の声)で目暮警部に電話をかけるシーンが登場します。これが後の「新一はどこ?」という蘭の追及につながっていくわけですね。
個人的に印象に残ったのは、阿笠博士の発明品「メカ阿笠博士」です。車のドアを「開けて、開けて、ダメか」と言いながらガチャガチャ開けようとする姿がかわいいんですよね。こういった小ネタも含めて、コナンの魅力のひとつだと思います。
次回予告:第30話「アリバイ証言殺人事件」
次回は「アリバイ証言殺人事件」です。タイトルからして、アリバイが重要なポイントになりそうですね。どんな謎が待ち受けているのか、今から楽しみです!また詳しく解説していきますので、お楽しみに!
皆さんは「コンピューター殺人事件」をご覧になりましたか?当時の最先端技術を使ったトリックは、今見るとちょっと懐かしさを感じますよね。でも、コナンの推理の鋭さは今も昔も変わりません。これからも娘と一緒にコナンを楽しみながら、ブログでシェアしていきたいと思います!
それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!
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