こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見返した名探偵コナンの第79話「銀行強盗殺人事件」について語りたいと思います。この回はアニメオリジナルストーリーで1997年11月3日に放送されたんですよ。懐かしいなぁ。当時はまだコナンを見ていなかった私ですが、今になって見返すと時代を感じさせる要素がたくさんあって面白いんですよね。
「銀行強盗殺人事件」のあらすじ
この回は、コナン、蘭、小五郎が銀行に行った際に強盗事件に巻き込まれるというストーリーです。銀行内で起きた殺人事件の犯人を、コナンが園子の力を借りて推理していきます。
銀行に入った直後に強盗グループが現れ、人質をとって立てこもる事態に。その最中に銀行員の一人が殺害されてしまいます。コナンは状況を把握するため、園子を利用して「推理」を披露することに。この頃はまだ「推理クイーン園子」というキャラ設定が確立していなかったようで、コナンも女言葉を使うのに慣れていない様子が描かれています。
犯人は親切にのど飴をくれた谷口という人物で、実は強盗グループの共犯者でした。正義感の強い前島さんという人物が途中で意識を取り戻して犯人に立ち向かおうとしますが、銃で撃たれてしまうという展開も。最終的には谷口の「こんなことになるなら、お前にのど飴なんてやるんじゃなかったよ」というセリフが決め手となって事件が解決します。
90年代のテクノロジーが懐かしい!
この回を見ていて 一番印象に残ったのは、90年代当時の携帯電話やカセットテープなどのテクノロジー です。現代の視点から見ると、かなり古めかしく感じますよね。
当時の携帯電話は今のガラケーとも違う形状で、家庭用電話機の子機のような形をしていました。さらに驚くべきことに、着信履歴が残らないんですよ!電話の着信音を耳で聞き比べて、どの電話が鳴ったのか判断するシーンがありますが、今の若い人たちには理解しづらいかもしれませんね。
また、証拠として登場するカセットテープも今では懐かしいアイテム。それを再生するためのラジカセのボタンの形状も今では見かけなくなりました。リダイヤルボタンという言葉も、スマホ世代には馴染みがないでしょうね。ガラケーには今でも付いていますが、使う機会は減っているかも。
コナンの成長が見られる回
この回は、コナンがまだ「園子を使った推理ショー」に慣れていない様子も描かれています。女言葉を使うのに苦戦していて、「あるんですわ…ですのよ」などと不自然な言い回しをしていたり、つい「ウソつくんじゃねぇ!」と男言葉が出てしまったりするシーンがあります。
今のコナンは完璧に「推理クイーン園子」を演じていますが、この回を見ると何事も練習あるのみだなと実感します。私も50歳からブログを始めましたが、最初は書き方に慣れなくて苦労しましたからね。でも続けていくうちに少しずつ上達するものです。「為せば成る」ですよ、皆さん!
人間ドラマとしての深み
この事件は単なる推理物語ではなく、人間ドラマとしても見応えがあります。犯人の谷口さんは完全な悪人ではなく、咳をしている子どもにのど飴をあげるような優しさも持ち合わせていました。そんな彼の親切心が、皮肉にも事件解決の決め手になってしまうという展開が印象的です。
「こんなことになるなら、お前にのど飴なんてやるんじゃなかったよ」という最後のセリフには、計画がうまくいかなかった悔しさと、自分の優しさが仇になったという皮肉な運命への嘆きが込められているようで、なんとも切ないですよね。
50代男性/会社員 この回は人間の弱さや矛盾が描かれていて、単なる推理アニメを超えた深みがあると思います。谷口のキャラクターが特に印象的でした。
コナンらしい演出の妙
推理シーンでコナンが寝そべっている姿勢も、よく考えるとかなり不自然なんですよね。普通はあんな場所で寝そべっていたら丸見えになりそうなものですが、アニメならではの演出として許容されています。こういった「ツッコミどころ」も含めて、コナンの魅力なんだと思います。
娘と一緒に見ていて、「お父さん、コナンくんの隠れ方おかしくない?」と言われて、思わず「そこはツッコんじゃダメだよ!」と答えてしまいました。アニメの世界を楽しむには、ちょっとした現実逃避も必要ですよね。
当時の放送状況と時代背景
この回が放送されたのは1997年11月3日。ちょうど平成の終わりが近づいていた時期です。当時はまだインターネットも今ほど普及しておらず、年賀状を手書きで書くのが当たり前だった時代。ブログ記事の元になった感想を書いた方も、年賀状を書き終えたことに触れていますね。
また、この頃はアニメコナンも今ほど長くは放送されておらず、まだまだ発展途上だったことが伺えます。今では1000話を超える長寿アニメになりましたが、当時は100話にも満たなかったんですね。時の流れを感じます。
アニメオリジナル回の魅力
この第79話は原作にはないアニメオリジナルストーリーですが、脚本が古内さんで作画が青野さんという、コナンファンにとっては最高の組み合わせだったようです。アニメオリジナル回でも、クオリティの高い作品が多いのがコナンの魅力ですよね。
私も最初は原作派でしたが、アニメオリジナル回も見てみると面白いものがたくさんあることに気づきました。皆さんも原作とアニメ、両方楽しんでみてはいかがでしょうか?
コナンファンとしての楽しみ方
長く続いているシリーズだからこそ、初期の回を見返すと成長や変化を感じられて面白いですよね。私は50歳になってから娘の影響でコナンにハマりましたが、初期の回から順番に見ていくと、キャラクターの関係性や設定の変化が分かって楽しいです。
例えば、この回ではまだ「推理クイーン園子」というキャラ設定が確立していなかったり、コナンが女言葉を使うのに慣れていなかったりと、今では当たり前になっている設定が固まっていない様子が見られます。こういった「成長過程」を見るのも、長く続くシリーズならではの楽しみ方だと思います。
40代女性/主婦 初期のコナンを見返すと、キャラクターの関係性や設定がどう変化してきたかが分かって面白いです。特に園子ちゃんの扱いの変化が印象的でした。
まとめ:時代を超えて楽しめる名作
「銀行強盗殺人事件」は、90年代の技術や時代背景を色濃く反映した回ですが、推理や人間ドラマとしての面白さは今見ても色あせていません。むしろ、当時の携帯電話やカセットテープなどの懐かしいアイテムが登場することで、新たな魅力が加わっているとも言えますね。
私のように50歳を過ぎてからコナンにハマった人間にとっては、こういった古い回も新鮮に感じられて楽しいものです。皆さんも機会があれば、初期のコナンを見返してみてはいかがでしょうか?時代の流れを感じつつ、普遍的な推理の面白さを楽しめますよ。
次回は、コナンの初期の回と最近の回を比較して、アニメーションの進化や設定の変化について掘り下げてみたいと思います。お楽しみに!
それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!
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