こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにハマり始めて、私も一緒に見るようになったんですよね。50歳からの新たな趣味として、すっかりコナンの世界に引き込まれてしまいました。
今回は第46話「雪山山荘殺人事件」について、じっくり振り返っていきたいと思います。雪山を舞台にした密室殺人、そして将棋の駒を使ったダイイングメッセージが印象的な回でしたね。それでは早速、事件の詳細を見ていきましょう!
雪山山荘殺人事件のあらすじ
コナン、蘭、小五郎の3人は、スキーを楽しむために雪山にやってきました。ところが、小五郎が貸別荘の鍵をなくしてしまうというドジっぷり。そんな時、偶然通りかかった東都大学医学部第1外科教授の大山将(おおやま まさし)の車に遭遇します。
管理人に連絡するために電話を借りようと大山の別荘を訪ねると、そこには大山の弟子たちが集まっていました。金澤智康(かなざわ ともやす)助教授、中原香織(なかはら かおり)、飛田銀二(とびた ぎんじ)、江角果歩(えすみ かほ)の4人です。彼らに招かれて、コナンたちは鍋パーティーに参加することに。
楽しい時間を過ごした後、大山は一人別室でテレビドラマを見ていました。しかし、11時過ぎに様子を見に行った香織が悲鳴を上げます。そこには、ロープで縛られ、血まみれになった大山の遺体が!しかも正座の姿勢のままで亡くなっていたんです。これは一体どういうことなのでしょうか?
事件の謎と不審な点
この事件には、いくつかの不審な点がありました。まず、金庫が荒らされていたのに、大山の金時計は盗まれていなかったこと。金目当ての犯行なら、なぜ高価な時計を見逃したのでしょう?
また、窓ガラスが割られ、外には足跡が残されていましたが、その足跡はまっすぐに部屋へ向かっていました。コナンが言うように、「中に誰かいると怖いから、窓の外をうろついて中の様子を確かめてから入る」のが普通ですよね。
さらに、大山が正座したまま亡くなっていたこと、そして机の上の血痕がきれいに途切れていて、そこに置いてあったと思われるテーブルクロスが床に落ちていたことも謎でした。
登場人物たちのアリバイ
小五郎は、犯人は別荘にいた4人のうちの誰かだと睨み、9時30分から10時までのアリバイを確認します。
- 香織:9時に麓のコンビニへ出かけ、9時50分頃に戻ってきたと証言
- 飛田:ナイタースキーをしに行っていたと証言(リフト券に21時26分の時刻印あり)
- 果歩:蘭とコナンと一緒に夕食の片付けをしていたと証言
- 金澤:9時から10時過ぎまで風呂に入っていたと証言
一見すると全員にアリバイがあるように見えますが、コナンはある人物のアリバイに疑問を持ちます。
ダイイングメッセージの謎
コナンは、大山が残したダイイングメッセージを発見します。それは、テーブルクロスと血まみれのライターを使ったものでした。
実は、別荘にいた5人(大山、金澤、飛田、果歩、香織)の名前には、将棋の駒を表す文字が含まれていたんです!
名前 | 含まれる将棋の駒 |
---|---|
大山将 | 王将 |
金澤智康 | 金将 |
飛田銀二 | 飛車、銀将 |
江角果歩 | 角行、歩兵 |
中原香織 | 香車 |
大山は「ウマが欲しかったが、そう上手くはいかんか」と言っていましたが、これは「桂馬」が揃っていないことを意味していたんですね。
そして、テーブルクロスを将棋盤に見立て、その上にライターを置くと、香車の初期配置の位置に一致したのです。これは中原香織が犯人であることを示すダイイングメッセージだったのです!
真犯人の手口と動機
香織は、コンビニに行っていたというアリバイを作るため、あらかじめ様々な種類のつまみを大量に買い込んでおき、犯行前にコンビニへ行くと言ってみんなの注文を取りました。そして車で出かけたフリをして、車を適当なところに停め、注文されたつまみを中から選んで持ち帰っただけだったのです。
香織の動機は、大腸がんで亡くなった父親のためでした。父親のような患者を出さないために研究に没頭して書き上げた論文を、大山に横取りされたことに怒りを覚えたのです。
最後に香織は、「アイスは買ってきたけど、車の中で溶けちゃった」と言いますが、これは後からコンビニに確認に行けば嘘がバレてしまいそうですね。犯行計画としては少し甘かったかもしれません。
事件の真相と解決
コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を披露します。
大山の死因は、肺に到達した二つの刺し傷による窒息死でした。肺に穴が開いたため、息を吸おうとしても肺が広がらず、呼吸ができなくなってしまったのです。飛田によると、大山は10分から15分の間、かなり苦しんで亡くなったとのこと。なんとも残酷な最期でしたね。
香織は最後まで犯行を否認しますが、ダイイングメッセージという決定的な証拠の前に、ついに観念します。
エピローグ
事件解決後、コナンと小五郎は探偵事務所で将棋をしていました。コナンはこっそり駒を動かして「バカ」という文字を作り、小五郎を怒らせるというユーモラスなシーンで締めくくられます。
この事件は、将棋の駒を使ったダイイングメッセージという、非常に知的な謎解きが印象的でしたね。大山教授は最期の力を振り絞って、自分を殺した犯人を指し示したのです。
カズオの感想
私がこの回で特に印象に残ったのは、将棋の駒を使ったダイイングメッセージの巧みさです。名前に将棋の駒が含まれているという設定も絶妙でしたね。コナンの作者・青山剛昌先生の知的なトリックには、いつも感心させられます。
また、香織の動機にも考えさせられました。父親を亡くした悲しみと、自分の研究成果を横取りされた怒りが、彼女を殺人へと駆り立てたのですね。動機は理解できても、殺人という手段は決して許されるものではありません。
ちなみに、この「雪山山荘殺人事件」は1997年2月3日に放送された回で、OP曲はVELVET GARDENの「Feel Your Heart」、ED曲はheathの「迷宮のラヴァーズ」でした。今聴いても懐かしい曲ですよね!
次回予告
次回は第47話「スポーツクラブ殺人事件」について振り返る予定です。スポーツクラブを舞台にした事件で、どんなトリックが使われているのか、今から楽しみです!
皆さんは、この「雪山山荘殺人事件」をご覧になりましたか?将棋の駒を使ったダイイングメッセージ、見事だと思いませんか?ぜひコメント欄で感想をシェアしてくださいね!
それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎解きを楽しんでいきたいと思います。
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