こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにどハマりしていて、「パパも見てみなよ~」って言われたのがきっかけで、アラフィフの私もすっかりコナン沼にハマってしまいました(笑)。今回は「怪奇五重塔伝説(後編)」こと160話のネタバレ解説をしていきたいと思います。
この回はアニメオリジナルストーリーなんですが、なかなか面白いトリックが使われていて、私も「なるほど~!」と唸りましたよ。それじゃあ、早速見ていきましょう!
怪奇五重塔伝説の舞台と登場人物
まずは舞台と登場人物をおさらいしておきましょう。この話は159話からの続きで、蘭が懸賞で当てた伊豆旅行に小五郎とコナンが同行するところから始まります。
旅行先にある「幻塊寺」という寺には五重塔があり、「寺の戒律を破った者は塔の先端に首を吊るされる」という怖~い伝説があるんです。ちょっとゾクゾクしますよね?
主な登場人物
- 寺の住職:観光会社に騙されて寺の権利を取られたと怒っている
- 住職の息子:父親と同じく観光会社に恨みを持っている
- 寺男:寺の管理人でメガネをかけた細身の男性
- 小田(被害者):観光会社の社長で、寺を買収してテーマパークにしようとしていた
- ホテルの支配人:小田の部下で、出張から戻ってきたばかり
事件の概要:五重塔の先端に吊るされた男
小五郎たちが観光会社の社長・小田に招待されてホテルでディナーを楽しんだ翌朝、寺男から「祟りが起きた」という連絡が入ります。慌てて寺に駆けつけると、なんと小田が五重塔の屋根の先端に首を吊られた状態で発見されたんです!
警察は当初、自殺と考えていましたが、いくつか不自然な点がありました。まず、小田は体重が100kgもあるガタイのいい男性。狭い五重塔の通路を誰かが担いで上がるのは不可能です。また、ダイヤ付きのネクタイピンや財布が見当たらないという点も気になります。
さらに、自殺だとしても手すりに足をかけてもロープまで届かない高さだったんです。これは自殺でも他殺でも不可能な状況に見えました。伝説通りの「祟り」なのでしょうか?
コナンの推理:草むらの謎
さすがコナン!鋭い観察眼で被害者の肘に草に擦れた跡があることと、かかとに土が付いていることに気づきます。さらに、寺の境内の草むらからネクタイピンも発見されました。
これらの証拠から、コナンは小田が実は草むらで殺害されたと確信します。でも問題は、どうやって遺体を塔の先端まで吊り上げたのか?というトリックです。
不可能犯罪のトリック解明
コナンは麻酔銃で小五郎を眠らせ(この回ではなんとおでこにボタン型スピーカーをつけるという強引な方法でしたね笑)、「眠りの小五郎」として真相を暴きます。
実は犯人は寺男でした。彼は小田を草むらで殺害した後、ロープを使って遺体を塔の先端まで吊り上げたのです。具体的には、「鎧結び」という特殊な結び方を使い、ロープの途中に輪を作って遺体を引き上げるというトリックでした。
寺男は寺の古井戸を利用して、ロープを通し、滑車の原理で重い遺体を引き上げることができたんですね。なるほど~、物理の法則を利用した巧妙なトリックだったわけです!
犯行の動機と真相
では、なぜ寺男は小田を殺害したのでしょうか?実は寺男は観光会社に騙されて権利を奪われた寺を守るために犯行に及んだのです。小田が寺を買収してテーマパークにしようとしていたことに怒り、伝説を利用して恐怖を与えようとしたんですね。
また、寺男は住職や息子に疑いがかかるように計画していました。しかし、コナンの鋭い観察眼と推理によって真相が明らかになり、事件は解決します。
見どころポイント
この回の見どころは何といっても「不可能犯罪」のトリックですよね!五重塔の先端という高い場所に、どうやって重い遺体を吊るしたのか?というミステリーが秀逸でした。
また、伝説を利用した犯行計画も興味深いポイントです。日本の古い伝説や言い伝えを現代の犯罪に結びつける展開は、コナンらしいストーリー展開だと思いました。
視聴者の感想
男性/40代前半/会社員 アニオリだけど、トリックが面白かった!物理の原理を使った犯行方法は納得感があって良かったです。
女性/30代後半/主婦 五重塔の伝説がちょっと怖くてドキドキしました。コナンが小五郎のおでこにスピーカーつけるシーンは笑っちゃいましたけど(笑)
エピソードの豆知識
この回で使われていた「鎧結び」は実際に存在する結び方で、ロープの途中に輪を作ることができるんですよ。登山やキャンプなどでも使われる実用的な結び方なんだそうです。こういう細かい知識も盛り込まれているのがコナンの魅力ですよね!
また、この話はアニメオリジナルストーリーで、原作には登場しません。でも、トリックの完成度は高く、原作に負けない面白さがあると思います。
ちなみに、この回の声優陣も素晴らしかったですね。特に寺男役の声優さんの演技は、最初は親切な管理人から犯人が明らかになった後の豹変ぶりまで見事に演じ分けていました。
次回予告:流水亭に流れる殺意
160話の次は「流水亭に流れる殺意」という回です。タイトルからすると、お寿司屋さんでの殺人事件かな?と予想されます。コナン曰く「流水亭」という名前のお店が舞台になるようですが、蘭は「流しそうめんの店ですか?」と聞いていたので、何か面白い仕掛けのあるお店なのかもしれませんね。
次回も楽しみにしています!皆さんも一緒にコナンの謎解きを楽しみましょう!
それでは、また次回の考察でお会いしましょう。「為せば成る」の精神で、これからもコナン考察を続けていきますよ~!
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