こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにドハマりしていて、「パパも見てみなよ〜」と言われて観始めたら、すっかりハマってしまった50歳のオッサンです(笑)。今回は第151話「自動車爆発事件の真相(後編)」について、ネタバレ満載でお届けしますよ!
この回は前回の続きで、小五郎の元教え子・崎原恵さんの妹が車の爆発事件で亡くなるという悲しい事件のお話。実は前編の時点で、交換殺人という事件の大枠は明らかになっていたんですが、後編ではさらに衝撃の真相が明かされるんです。小五郎のおじさんがめちゃくちゃカッコいい回なので、ぜひ最後までお付き合いください!
自動車爆発事件のあらすじ
まずは前編のおさらいをしておきましょう。小五郎が学生時代に家庭教師をしていた崎原恵さんの実家で、車に仕掛けられた爆弾が爆発する事件が発生しました。亡くなったのは恵さんの妹・田中寛美さん。バックが苦手だという恵さんの代わりに車をガレージから出そうとして被害に遭ったんです。
容疑者は高橋弘昌という男性で、恵さんの夫・崎原和夫との間で交換殺人を計画。弘昌は和夫の妻である恵さんを殺害するつもりが、誤って寛美さんを殺害してしまったという状況でした。和夫と弘昌は犯行を認め、一見事件は解決したように見えました。
しかし、コナンは「バックが苦手」と言っていた恵さんが実は高度な運転技術を持っていることに気づき、まだ事件は終わっていないと考えるところから後編が始まります。
コナンの推理と小五郎の葛藤
後編では、コナンたちが恵さんの自宅を訪問します。そこでコナンは、小五郎が恵さんと雑談している間に二階の書斎を調べるんですね。和夫は書斎に自分専用の電話を持っていて、弘昌からの電話は必ずそれで受けていたと言っていました。
コナンが電話機を調べると、モジュラージャックにガムテープを剥がした跡が残っていたんです。これって、盗聴器を仕掛けていた痕跡じゃない?って思いませんか?
その後、コナンは小五郎たちと別れて恵さんの実家(事件現場)を訪ねます。ガレージの奥には小窓がついていて、家の中からガレージの様子を窺うことができるようになっていました。
探偵事務所に戻ったコナンは、気になる点を小五郎に伝えます。
- 高度な運転技術を持つ恵さんが、「バックが苦手」という理由で寛美さんに車を出してもらったこと
- 恵さんの自宅二階の書斎のモジュラージャックにガムテープの跡が残っていたこと
- 事件のあったガレージの奥に小窓がついていて、家の中からガレージを見ることができること
小五郎は、恵さんが事件に関与しているというコナンの推理に眉をひそめ、一喝します。コナンよりも恵さんのことをよく知っている小五郎は、恵さんが大人になって変わってしまったことを認めたくなかったんですね。ここの小五郎の心情が、めちゃくちゃ胸に刺さります。
真相へと迫る決定的な証拠
翌日、小五郎は警視庁を訪れ、目暮警部に和夫と弘昌の調書を見せてほしいと頼みます。目暮警部は、死亡した寛美さんが若い頃に二度も恵さんの恋人を奪っていたという事実を打ち明けました。これって、恵さんが妹に恨みを持つ動機になりますよね。
小五郎が警視庁を出た後、コナンは蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って目暮警部に電話をかけ、弘昌が恵さんの顔を見たのはスーパーの時だけで、それ以外に弘昌が恵さんの前に姿を現したことはないことを確認します。その時の弘昌の格好は、ブルゾンにサングラスだったそうです。
これらの情報から、コナンは事件の真相にたどり着き、小五郎と蘭とともに恵さんの自宅を訪ねるんです。
衝撃の真相!恵さんの恐ろしい計画
小五郎は恵さんに自首を勧め、推理を始めます。実は恵さんは、自分の夫と妹が付き合っていることや、夫と弘昌の間で交換殺人の約束が交わされたことを知っていたんです。そこで、逆にそれを利用して長年憎んでいた妹を亡き者にし、夫を殺人罪で刑務所に送り込もうと計画したんですね。
恵さんは二ヶ月前、秋葉原のある店で盗聴器と自動録音機を購入し、その使い方を店員から詳しく聞いていました。その盗聴器を和夫の書斎に仕掛け、弘昌との電話を盗聴していたんです。証拠は、壁に残ったガムテープの跡。
最初は和夫と寛美さんの会話を聞くのが目的だったようですが、和夫が見知らぬ男と交換殺人の約束をし、すでにその男の妻を殺害してしまったということを知ってしまいます。
恵さんは、弘昌が車に爆弾を仕掛けようと思っているが、自宅で仕掛ければ和夫にも嫌疑がかかるので迷っていることを知りました。そこで恵さんは、「実家の妹の家に車で出かける」と和夫に告げ、ちょうど寛美さんの車が車検に出ていてガレージが空いていると伝えたんです。
それを聞いた和夫は、外から公衆電話を使って弘昌にそのことを伝えました。恵さんはその電話を聞いていませんが、ほぼ間違いなく弘昌がこの機会を逃さないと読み、実家へ出かけたんです。
そして帰宅する時に「バックが苦手」と言い、寛美さんに車を出してくれるように頼みました。こうして、寛美さんが亡くなったというわけです。
予期せぬ事態と決定的な証拠
ただその時、ひとつだけ予期せぬ事態が起こりました。それは小五郎が突然訪ねてきたことです。驚いた恵さんは、駆け寄ろうとする小五郎を制止し、慌てて寛美さんに車を出すよう指示しました。今すぐやらなければ、探偵の小五郎に計画を見破られるかもしれないと思ったんですね。
実際に爆弾を仕掛けたのは弘昌で、それをさせたのは和夫です。恵さんがやったことは、爆弾が仕掛けられているかもしれない車に寛美さんを乗せたことだけなので、それだけでは殺人の共犯者でもなければ教唆でもありません。
しかし、非常に高い確率で爆弾が仕掛けられているとわかった車に寛美さんを乗せた場合は、殺人罪に当たるんです。
事件の日、恵さんは一人で納戸に入り、窓からガレージを見張っていました。すると予想通り、弘昌が入ってきて車に爆弾を仕掛けるのを目撃。恵さんはそれを確認してから、寛美さんに車を出してくれるように頼んだんです。つまり恵さんは、非常に高い確率で爆弾が仕掛けられている車に寛美さんを乗せたというわけです。
証拠は、恵さんの証言をもとに作られた弘昌の似顔絵でした。恵さんは、自宅近くのスーパーで弘昌の顔を見たと言っていましたが、その時の弘昌はブルゾンにサングラス姿だったはず。それなのに似顔絵はサングラスをしていなかったんです。
その後、弘昌が一度も恵さんの前に姿を現していないことから、恵さんが弘昌の顔を見たのは納戸の小窓からとしか考えられません。絶対に素顔を見られたくない弘昌は、ガレージに入るまでサングラスをかけていました。もちろん、ガレージを出る時もです。
しかし、一度だけサングラスを外さざるを得なかった時があります。それは、ガレージで車に爆弾を仕掛ける時です。なぜなら、爆弾を仕掛けるような危険な作業を、暗いガレージでサングラスをかけたままでする人はいないからです。
つまり、サングラスをかけていない似顔絵こそが、恵さんがガレージの中で爆弾を仕掛けている弘昌を目撃した証拠になるんです。
小五郎の葛藤と恵さんの罪
恵さんは、涙ながらに罪を認めました。小五郎は、罪を償った後でもう一度人生をやり直すようにと諭します。
「罪を償って、もう一度勉強し直すんだ。今度は、人生の勉強をな」
「その時は、また見てくれますか?」
この恵さんの問いに、小五郎は深く頷いたのでした。この場面、本当に胸に刺さりますよね。小五郎のおじさん、めちゃくちゃカッコいいです!
この話は、小五郎の探偵としての鋭さと、元先生という導く立場としての葛藤がひしひしと伝わってくる素晴らしいエピソードだと思います。また、交換殺人に、直接的な殺人ではないという一風変わった事件なのも印象的でした。
視聴者の感想
男性/40代前半/会社員 小五郎がこんなにかっこいい回は珍しい!普段はコナンに頼りっぱなしなのに、この回は自分で調査して真相に迫るところが良かった。元教え子への情の深さも感じられて、小五郎の人間性が光る回だった。
女性/30代後半/主婦 恵さんの心理描写が秀逸でした。妹に恋人を奪われた過去があって、さらに夫まで奪われそうになっていたなんて…。復讐心に駆られる気持ちは分かるけど、それでも犯罪は犯罪。最後に小五郎が諭すシーンは涙が出ました。
次回予告:謎の老人失踪事件
次回の第152話は「謎の老人失踪事件」です。タイトルからすると、今回のような重たい話ではなく、ちょっと違った雰囲気の事件になりそうですね。老人の失踪…これは単なる行方不明なのか、それとも何か裏があるのか?コナン君の活躍に期待しましょう!
皆さん、いかがでしたか?この第151話は小五郎のおじさんの株が爆上がりする名回だと思います。普段はコナンに頼りっぱなしの小五郎ですが、この回では元教え子のために真相を突き止めようと奮闘する姿が描かれていて、グッときますよね。
次回もコナン考察、続けていきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!それではまた!カズオでした!
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