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【コナン143話ネタバレ】天体観測事件の全貌!星空の下で起きた巧妙な殺人トリックとは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も娘と一緒にコナンを見ていたら、天体観測の回が面白かったので、みなさんと一緒に振り返ってみたいと思います。50歳からコナンにハマった私ですが、毎回トリックの巧妙さに驚かされます。今回は第143話「疑惑の天体観測」のあらすじとトリックを徹底解説しますよ!

目次

第143話「疑惑の天体観測」の基本情報

まずは基本情報からサクッとおさらいしておきましょう。この回は1999年5月3日に放送された第143話で、タイトルは「疑惑の天体観測」です。前口上は「ピカっと光ってシャキッと貫通。動き出したら止まらない!今夜はゆっくり星を見よう。流星のようにアリバイ崩し!たったひとつの真実見抜く。見た目は子供頭脳は大人その名は名探偵コナン!」でした。

主題歌は、OPがB’zの「ギリギリchop」、EDがルーマニア モンテビデオの「Still for your love」という懐かしい曲でしたね。この頃のコナンの雰囲気って独特で好きだなぁ。

登場人物たち

この回には、レギュラーメンバーのコナン、蘭、園子に加えて、以下のゲストキャラクターが登場します。

  • 江田和彦(えだ かずひこ):23歳の東都大学大学院1年生。声優は佐々木望さん
  • 野中浩一(のなか こういち):24歳の東都大学大学院2年生で、スターパイオニア賞を受賞したばかり。声優は島畑洋人さん
  • 秋本広志(あきもと ひろし):24歳の東都大学大学院2年生。声優は古谷徹さん
  • 山田刑事:声優は田中正彦さん

ちなみに古谷徹さんといえば、アムロ・レイ役で有名ですよね!私と同世代の方なら「ガンダム」で聞き覚えがあるはず。この回では犯人役でしたが、声の演技がさすがでした。

事件のあらすじ

コナン、蘭、園子の3人は星を観察するために長野県の星美山保養所を訪れます。そこで東都大学大学院生の江田和彦、野中浩一、秋本広志と知り合うんですね。野中はなんと天文分野のノーベル賞とも言われる「スターパイオニア賞」を史上最年少で受賞したばかりの天才でした。

コナンたちは江田と一緒に天体観測を続けることになり、野中と秋本はテレビの中継塔へ戻っていきます。この時、秋本は「11時半から0時までの間に南側の空で人工衛星が見える」とコナンたちに教えました。

午後11時50分、カメラをセットし終えた秋本が戻ってきます。秋本たちが行っていたのは「固定撮影法」といって、カメラのシャッターを一定時間開けっ放しにしておく撮影方法です。つまり、カメラの傍についていなくても自動的に撮影されているというわけ。

秋本は、テレビの中継塔で撮影を続けている野中を望遠鏡で覗いてみようと提案します。午前0時15分、望遠鏡で野中の様子を見ていた秋本は「野中が落ちた!」と叫び、江田に警察に連絡するよう指示します。

コナンは中継塔へ向かう秋本に同行しようとしますが、猛スピードで車が出され置き去りに。午前0時20分、コナンたちは江田の車で中継塔へ到着すると、そこには転落して息絶えた野中の姿が…。

コナンの推理

中継塔へ上ったコナンは、野中が落ちたと思われる場所を調べます。手すりは低く、夜露で床が滑りやすくなっていました。不運な事故かと思われましたが、手すりに真新しい傷がついていることや、その下に毛玉が落ちていることから、コナンは他殺の線を疑い始めます。

秋本は「これ以上撮影を続けられない」と判断し、自分のカメラと野中のカメラのシャッターを閉じました。午前2時に警察が到着し捜査が始まります。秋本は「野中が手すりから身を乗り出した時にバランスを崩し、そのまま転落した」と証言。

警察の調べで、野中が午前0時にカメラを操作して二枚目の撮影を始めていたことが判明。刑事は野中が0時15分に濡れた床で足を滑らせて転落した不幸な事故だと判断します。

しかしコナンは秋本と野中の関係について江田に尋ねます。すると、野中が受賞した賞は実は秋本と野中の共同研究だったことが判明!コナンは野中のカメラで撮影された二枚の写真にトリックがあると睨みます。

そして蘭と園子の会話を聞いたコナンは、決定的な証拠と犯人の正体を見破ったのでした。

事件解決!巧妙な「完全アリバイ」トリック

コナンは腕時計型麻酔銃で園子を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で園子の声を使って推理を披露します。

犯人は秋本広志!彼は午後11時30分過ぎに野中と中継塔へ戻った時、野中を突き落として殺害したのです。そして、コナンたちに見られないように「人工衛星の話」をして、中継塔とは反対側の方角に注意を向けておいたんですね。これ、よく考えるとかなり計算されたトリックですよね。

秋本は野中を突き落とした場所から少し離れたところに人形を置き、釣り糸のような丈夫な糸で手すりに固定しました。その証拠に、手すりには真新しい傷がついていたのです。

そして0時15分、糸に取り付けられていたタイマーによって人形が落下。秋本はその様子をコナンたちに目撃させ、同時に自分も目撃することによって完璧なアリバイを作ったのです。わずかに早く中継塔に着いた秋本は、人形の上に車を停めてコナンたちに見えないようにし、コナンたちが野中の遺体に気をとられている隙に、人形を車に放り込んだんですね。

決定的証拠は流れ星の写真!

決定的な証拠は、秋本が撮影した写真と、野中が21時から0時まで撮影した写真でした。秋本と野中は同じ時間に同じ方向を撮影していたのに、秋本の写真には流れ星が写っているのに、野中の写真には写っていないんです。

つまり、野中の写真は当日撮られたものではなかったということ!秋本は、撮影の条件を全く同じにするために、野中と同じカメラで前日に二枚の写真を撮っておいたのです。これは野中の撮影計画を知っていた秋本にしかできないことでした。

秋本は野中を突き落とした後、人形をセットし、野中のカメラからフィルムを取り出して前日撮ったフィルムと入れ替えたんですね。しかし、このトリックには欠点がありました。それはシャッターの音です。

フィルムを取り替えた後、撮影している状態に戻すことはできません。つまり、シャッターは閉じた状態にしておくしかなかったのです。となると、0時30分にシャッターを切る時、音がしないことを誰かに気づかれる恐れがあります。

秋本は、野中が死んだことでみんな気が動転して、そんなことまで気づかないと考えていました。しかし、コナンだけは音がしないことに気づいていたのです。撮影していないのにフィルムにはちゃんと写っている。それは、フィルムが入れ替えられたという決定的な証拠でした。

犯行の動機

秋本が野中を殺害した動機は、野中に「スターパイオニア賞」を独り占めされたことへの恨みでした。実はこの賞は二人の共同研究だったのに、野中だけが受賞したことに秋本は納得できなかったんですね。

コナンが秋本を疑った理由は、野中が落ちた時の秋本の行動でした。普通、人が落ちたら救急車を呼ぶはずなのに、秋本は警察だけを呼ぶように江田に指示していたのです。これは、すでに野中が死んでいることを知っていた証拠だったんですね。

エピローグ

早朝、目を覚ました園子に、蘭は「見事な推理だった」と褒めます。しかし園子は、流れ星を見つけられなかったことにがっくり肩を落とし、「私の星の王子様が逃げてっちゃった~!」と叫んだのでした。このオチ、園子らしくて好きですね。

感想と考察

この回は天体観測という普段あまり馴染みのない題材を使った事件で、とても新鮮でした。固定撮影法という撮影技術を使ったトリックも斬新で、コナンらしい知的な謎解きが楽しめる回だと思います。

50代男性/会社員 この回は科学的な知識が盛り込まれていて、大人でも楽しめる内容でした。天体観測の知識も学べるし、トリックも巧妙で見応えがありました。古谷徹さんの演技も素晴らしかったです!

私自身、この回を見て天体観測に興味を持ちました。娘と一緒に星を見に行くのもいいかもしれませんね。皆さんも機会があれば、夜空を見上げてみてください。流れ星に出会えるかもしれませんよ!

次回予告

次回は第144話「上野発北斗星3号(前編)」です。タイトルからすると、列車を舞台にした事件のようですね。コナンの列車編はいつも緊張感があって面白いので、楽しみです!次回も詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

それでは、また次回お会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎解きを一緒に楽しんでいきましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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