こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにハマり始めて、つられて私も50歳からコナンの世界に足を踏み入れちゃいました。今回は第32話「コーヒーショップ殺人事件」について振り返ってみたいと思います。この回、実は重要人物が初登場するんですよ!
皆さんは蘭のお母さんについて覚えていますか?この32話で初めて登場する妃英理(きさき えり)は、その後のストーリー展開にも大きく関わってくる重要キャラクターなんです。私、この回を見た時は「おおっ!」と思わず声が出ちゃいましたよ。それじゃあ、さっそく内容を振り返っていきましょう!
蘭の不思議な行動とコナンの嫉妬心
物語は蘭がおしゃれをして出かけるシーンから始まります。コナンが「どこ行くの?」と聞くと、蘭は「デートよデート!」と答えます。しかも相手は新一だと言うんです。
新一の正体がコナンであることを知っている視聴者としては「えっ?どういうこと?」ってなりますよね。コナン自身も「新一は俺なのに…」と混乱しています。気になって仕方がないコナンは、蘭の後をつけて喫茶店までやってきます。
蘭に「誰と会うの?」と聞くと、「私のすっごく大切な人」と答えるだけで、具体的な名前は教えてくれません。ますます気になるコナン。蘭はケーキを買いに席を外します。その間にコナンは店内の客を観察して、蘭の待ち合わせ相手を推理しようとするんですね。
突然の殺人事件発生!
そんな中、トイレから男性の悲鳴が!なんとトイレの個室で女性が刺殺されているのが発見されたんです。被害者は弥生という女性。トイレのドアは死体で塞がれていて、犯人はどうやって逃げたのか?という密室トリックが展開されます。
目暮警部が到着して現場検証が始まります。弥生がトイレに入った後、トイレに入った客は4人。その中に犯人がいるはずです。
- 皇(すめらぎ):細身の大学院生
- 妃英理(きさき えり):弁護士
- 殿山(とのやま):ラグビー選手
- 若王子(わかおうじ):女の子を待っていた男性
この4人が容疑者として浮上します。ここで注目すべきは、目暮警部が妃英理のことを知っていたこと。彼女は有名な弁護士で、目暮警部とは旧知の仲だったんですね。
妃英理の鋭い推理
妃英理は事件現場に偶然居合わせたと言いながらも、鋭い推理力を発揮します。彼女は被害者の出血量から、犯人は体のどこかに返り血を浴びているはずだと指摘。しかし、犯人が逃げたとされるトイレの窓には血痕がないことに疑問を投げかけます。
また、トイレのドアの上部の隙間から人が通れることを実験して証明。これにより、犯人はドアの上から脱出した可能性が浮上します。
コナンも負けじと推理を進めます。彼は弥生がトイレの場所をマスターに聞いていたことから、それが犯人へのサインだったのではと考えます。そして、妃英理が犯人なのではと疑い始めるんです。
意外なトリックと真犯人
しかし、コナンは凶器のナイフを調べて重要な発見をします。ナイフの柄の部分にまで血が付着しており、その血は細く途切れていたんです。そして、自分の手のひらに血がついていることに気づきます。
コナンはドアの上部を覗いた時に血がついたと考え、犯人が使った手口に気づきます。そこへ妃英理が現れ、ナイフを取り上げられてしまいます。彼女は「探偵ごっこはそこまでよ、ボウヤ」と言い、コナンを子ども扱いします。
結局、真犯人は皇だったことが判明します。彼はナイフに紐をつけて被害者を刺し、トイレを抜け出した後で紐を引っ張ってナイフを抜いたのです。つまり、犯人はトイレの外で被害者を刺し、遺体をトイレに放り込んでドアを塞ぎ、外から紐を引っ張ってナイフを抜いたというトリックでした。
犯行の動機は、浮気相手だった被害者に結婚を迫られ、妻にバレることを恐れたためでした。
蘭の「大切な人」の正体とコナンの反応
事件解決後、コナンは喫茶店の外で不安げな表情の蘭を見つけます。蘭は若王子に「遅くなってごめんなさい!」と声をかけます。コナンは蘭が若王子とデートしていたと勘違いして嫉妬しますが、実は違いました。
蘭の「大切な人」は、なんと妃英理だったのです!そう、彼女は蘭のお母さんだったんですね。蘭と英理は10年ぶりの再会で、親子でデートをする予定だったのです。
コナンは英理の顔をまともに見ることができず、蘭の後ろに隠れてしまいます。実は新一は子どもの頃、蘭と遊んでいる時に英理に散々怒られた経験があり、無意識のうちに拒否反応を起こしてしまうのです。
毛利家の家族関係が明らかに
この回で初めて、毛利家の家族関係が明らかになります。英理は10年前に家を出ており、小五郎とは別居中。英理は小五郎のことを「グズで不潔で女たらしの飲んだくれ!だ~い嫌い!!」と言い、「あの人のおかげで、私が手にいれたものと言えば、娘のあなたとあの一本背負いぐらい」と蘭に語ります。
ちなみに、英理は前回のテレビ局殺人事件を解決した小五郎のVTRを見て、「惚れ指数が20%上がった」と言っています。これは後々の展開にも関わってくる重要なポイントですよ!
この回のポイントと見どころ
この32話の最大の見どころは、やはり妃英理の初登場でしょう。彼女は鋭い推理力を持つ凄腕弁護士で、コナンと同じく事件解決に一役買っています。コナンと英理の関係性、そして毛利家の複雑な家族関係が明らかになる重要な回なんです。
また、トリックも秀逸でした。ナイフに紐をつけて外から引き抜くという手口は、なかなか思いつかないですよね。コナンと英理がそれぞれの視点から推理を進め、最終的に真相にたどり着く展開は見応えがありました。
コナンの心理描写も見どころ
この回では、コナンの嫉妬心や不安といった感情も丁寧に描かれています。蘭が「新一とデート」と言ったときの混乱、「大切な人」の正体が気になって仕方ない様子、そして英理に対する無意識の恐怖反応など、コナンの心理描写が細かく表現されていて面白いですね。
また、コナンと英理の初対面の様子も印象的です。英理はコナンの推理力に気づきながらも「子供の領分をわきまえなさい」と言い、コナンを子ども扱いします。これは後々のコナンと英理の関係性を考えると、なかなか興味深いシーンですよ。
まとめ:重要キャラクター登場の記念すべき回
第32話「コーヒーショップ殺人事件」は、妃英理という重要キャラクターが初登場する記念すべき回でした。彼女の鋭い推理力と存在感は、その後のストーリー展開にも大きな影響を与えています。
また、毛利家の家族関係が明らかになったことで、蘭や小五郎のキャラクター背景にも深みが出ましたね。コナンと英理の微妙な関係性も、今後の展開に絡んでくる伏線となっています。
皆さんも、この回をもう一度見返してみてはいかがでしょうか?妃英理の初登場シーンや、コナンとの掛け合いなど、新たな発見があるかもしれませんよ!
次回予想
次回は「探偵団サバイバル事件」。少年探偵団の活躍が期待できそうですね!コナンを中心とした子どもたちの活躍と、彼らの成長を見るのが楽しみです。また、組織絡みの展開があるかも?と期待しつつ、次回も楽しみにしていきましょう!
それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎を追い続けていきます!
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