こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も娘と一緒にコナンを見ていたら、あの有名な「水中の鍵密室事件」が放送されていて、思わず「おぉ!」と声が出ちゃいました。皆さんは覚えていますか?コナンの中でも特にトリックが斬新だった第155話、今回はそのネタバレ解説をしていきたいと思います!
小五郎の昔の下宿先が舞台の密室事件
この話は小五郎が学生時代に住んでいたアパートの大家さんからの依頼で始まります。コナンと蘭を連れて訪れた場所は、なんとかつてのボロアパートが綺麗なマンションに生まれ変わっていたんですね。最初、小五郎も気づかなかったほどの変貌ぶり!「儲かってるなぁ」なんて思わず呟いちゃうシーンがありましたが、私も同じこと思いました(笑)。
大家さんの光江さんは、同じマンションに住む孫の真くんのことで悩んでいました。どうも最近ふさぎ込んでいて、何か悩みがあるようなんです。自分が聞いても話してくれないから、探偵である小五郎なら聞き出せるんじゃないか?というのが依頼内容でした。
ところが!約束の時間になっても真くんが現れない。「もしかして寝てるのかな?」と思って部屋に行くと、鍵がかかっていて入れない。大家権限で合鍵を使って中に入ると…なんと部屋の壁のあちこちに赤いクレヨンで落書きが!そして浴室では…真くんが手首をカッターで切って亡くなっていたんです。ゾッとする展開ですよね。
不可解な密室と水中に沈んだ鍵
事件の不可解な点は、部屋が完全な密室状態だったこと。しかも、部屋の鍵がリビングにある模型の中の水の中に沈んでいたんです!合鍵の可能性はないし、玄関から糸を使って鍵を中に入れたのかな?と小五郎も考えたようですが、壁や柱に擦れた痕がない。
さらに気になるポイントがいくつか。部屋は浴室を含めて真っ暗だったこと。あちこちに落書きされたクレヨン。わずかに開いた換気窓。そして部屋にほのかに漂う甘い香り…。これらの謎を解くカギは何なのでしょうか?
下の階の医大生の存在
光江さんは諦めきれず、下の階に住む真くんの友人で医大生の青年を呼びます。この医大生、酒に酔って寝ていたんですが、彼の部屋には沢山のカブトムシが飼育されていました。このカブトムシが実は事件の重要な鍵を握っていたんです!
コナンはこの事件、いつもの「眠りの小五郎」を使わずに、ヒントを出す形式でもなく、ダイレクトに次々と謎を解いていきます。これがまた新鮮でしたね!
カブトムシを使った衝撃のトリック
さて、この事件の真相は何だったのか?コナンが解き明かしたトリックは本当に斬新でした!
カブトムシが運んだ鍵の謎
犯人は医大生でした。彼はトイレットペーパーをこよりにして、それにカブトムシと鍵を取り付けたんです。そして水を張った模型にカブトムシのメスの匂いをつけておき、カブトムシを誘導。こよりに水がつけば自然と鍵が落ち、少し窓を開けておけばカブトムシはマンションの外にある誘蛾灯に向かって飛んでいく…という仕組みだったんです。
なるほど!虫の習性を利用したトリックなんて、なかなか思いつかないですよね。私も娘に「パパ、こんなの考えつく?」って聞かれましたが、正直思いつきません(笑)。でも、案外虫なら予測可能な行動パターンがあるから、うまく誘導できるのかもしれませんね。
証拠となったハンカチの謎
犯人はさらに細かい工夫もしていました。部屋にあった蜂蜜入りのジュースの容器をきれいに洗ったんです。これはカブトムシがそちらに誘導されることを防ぐため。でも、その痕跡が持っていたハンカチに残っていて、コナンにバッチリ見抜かれてしまいました。
また、糸で鍵を運ぶトリックを探偵に疑われることを予測して、クレヨンで落書きし、その線を消しておくという賢い判断もしていました。真くんが悩みを抱えていることは周囲に知られていたので、錯乱していたように見せることもできる…なかなか計算されたトリックでしたね。
事件の動機と真相
では、なぜ医大生は真くんを殺害したのでしょうか?
実は医大生は自分の立場を利用して睡眠薬を横領し、それを売って金儲けをしていたんです。真くんはそのことを知って悩んでいました。足を洗おうとしていた真くんですが、このことがバレると医大生自身の身も破滅してしまう…そこで口封じのために殺害したというわけです。
身勝手な上に大胆な犯行…でも、探偵が来ると知って焦っての犯行でもあったんだろうな。
この事件、コナンがいきなり実演して犯人の証拠であるハンカチも指摘するという、いつもと違う解決法だったのが印象的でした。エピローグでは「小五郎の推理を近くで聞いてるから!」と言い訳していましたが、いつもの「あれれー?おかしいぞー?」という感じではなく、かなりガチなトーンに近かったですよね。
印象に残るシーンと見どころ
この話の見どころは何と言ってもカブトムシを使ったトリック!インパクト抜群で、一度見たら忘れられないですよね。私も初めて見たときは「えっ!そんな方法があるの!?」ってビックリしました。
また、小五郎が推理する側ではない分、おばあちゃん想いなところや、犯人に激怒するところなど、シリアスな一面も見られたのが良かったです。普段は少し間抜けなキャラで描かれがちな小五郎ですが、こういう人情味あふれる場面を見ると、やっぱり小五郎もいいキャラだなぁと再認識しますね。
視聴者の感想
カブトムシを使ったトリックが衝撃的だった!コナンの事件の中でも特に記憶に残る話だと思う。
虫を使ったトリックって斬新だよね。でも実際にやろうとしたら難しそう…犯人も相当な知識があったんだろうな。
確かに!虫の習性を利用するというアイデアは斬新ですが、実際にやろうとしたら様々な不確定要素がありそうですよね。それだけに犯人の知識と計画性が光る事件だったと言えるでしょう。
この事件から学べること
この事件から私たちが学べることもあります。一つは「人は見かけによらない」ということ。医大生という将来有望な立場にいながら、お金のために犯罪に手を染めてしまった青年。そして悩みを抱えていた真くんが実は正義感の強い青年だったこと。
もう一つは「秘密は必ずどこかに痕跡を残す」ということ。どんなに完璧に思えるトリックでも、必ず何かしらの証拠が残るものです。今回はハンカチに残った蜂蜜の痕跡がそれでした。
コナンの事件はいつも私たちに何かしらの教訓を残してくれますね。それもこの作品の魅力の一つだと思います!
次回予想:コナンの活躍はどうなる?
今回はコナンが直接推理を披露するという珍しいパターンでしたが、次回はどうなるでしょうか?また「眠りの小五郎」に戻るのか、それとも新たな推理スタイルが登場するのか…個人的には、コナンの成長を感じさせるような展開が見たいですね!
皆さんは今回の事件、どう思いましたか?カブトムシを使ったトリックについての感想や、他に印象に残った名探偵コナンの密室事件があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!
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