こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も皆さんと一緒に名探偵コナンの世界を楽しみたいと思います。最近、娘がコナンにドハマりしていて、「パパも見てみなよ〜」と言われて見始めたら、すっかりハマってしまった50歳のオッサンです(笑)。
今回は第144話「上野発北斗星3号(前編)」について振り返ってみたいと思います。北海道へ向かう豪華寝台列車での事件、しかもコナンのお父さん・工藤優作の小説が関係してくるという、なかなかワクワクするストーリーですよね!
北斗星3号での豪華列車の旅
この話は、コナンたちが北海道へ向かう豪華寝台列車「北斗星3号」の中で起きる事件です。実はコナンたちが北海道に行くことになったのは、以前の事件(籏本家の事件)で知り合った夏江さんからの招待がきっかけなんですよね。
列車の中では、A寝台という豪華な個室に泊まることになったコナン、蘭、小五郎。普段はケチな小五郎も、招待だからとウキウキしていたのが印象的でした(笑)。
食堂車で夕食を取っていると、宝石店オーナーの出雲啓太郎と店長の加越利則に出会います。この出雲という人物、最近宝石店に強盗が入ったものの、一人で撃退したという話題の人物だったんですね。
不思議な記憶の断片
列車が青函トンネルに入る頃、コナンの頭の中に奇妙な記憶が浮かび始めます。それは幼い頃に読んだ父・工藤優作の未発表小説の記憶。なんだか今起きていることと似ているような…?と思っていた矢先、トンネル内で銃声と悲鳴が!
慌てて確認すると、なんと宝石店オーナーの出雲が何者かに射殺されてしまったのです!犯人は小五郎たちの部屋の前を通り過ぎ、隣の部屋に逃げ込みます。コナンと小五郎が追いかけると、部屋の窓ガラスは割られていて、犯人はそこから逃げたように見えました。
ここでコナンは確信します。この事件の展開は、父・優作が書いた未発表の小説とまったく同じ筋書きだと!
列車内で進む捜査
列車は緊急停車し、警察が駆けつけます。コナンは小説の内容を確認するために電話をかけようとしますが、サングラスをかけた謎の女性と蘭に邪魔されてしまいます。この謎の女性、なんだかコナンの動きをよく知っているみたいで…?
警察は列車内の客室を順番に調査していきます。犯人が窓から出ていくところを直接目撃した人はいないため、まだ列車内にいる可能性もあるからです。
被害者の妻・出雲梓、宝石店の店長・加越、北海道へ剣道の大会に行く人など、様々な乗客が調査されますが、どの部屋にも怪しい点が…。
トンネル内での発見
そんな中、トンネル内を捜索していた警察から連絡が入ります。男性の遺体が発見されたというのです!
この男性は浅間安治という人物で、なんと最近東京の宝石店(出雲の店)に強盗に入った犯人だったのです。どうやら窓から飛び降りた際に頭を強く打って死亡したようです。
警察はこの浅間を犯人と断定し、列車は通常運転に戻ることになりました。でも、コナンはまだ謎が残っていると感じています。
謎の女性の正体
コナンは謎のサングラス姿の女性・明智文代に興味を持ちます。彼女は北海道に乗馬をしに行くと言っていましたが、コナンの質問に対する答えから、彼女が乗馬の経験がないことが判明。
コナンが「ボロの始末」について質問した時、文代は「古くなったら自分で買い替える」と答えましたが、「ボロ」とは馬糞のことで、本当に乗馬をする人なら知っているはずの言葉です。
そこでコナンは明智文代の部屋を訪ねることに。そして驚くべき真実が明らかになります…。
明かされる真実
なんと、この謎の女性の正体は、コナンの母親・工藤有希子だったのです!
有希子が北斗星に乗り込んだのは、宝石店強盗犯の記事を見て、優作の小説の冒頭と一致していることに気づいたから。優作と有希子は急いで日本に帰国し、優作は北斗星1号、有希子は北斗星3号に乗ったというわけです。
コナンは浅間ではない本当の犯人に気づいていましたが、証拠を出させる方法が見つからない状況。そこで有希子は、小説の筋書き通りに事を運ぶことを提案します。
事件の結末へ
有希子は容疑者全員の前で、事件が起きる前に浅間の部屋の前で長い何かを見たと証言。その後、列車は札幌駅に到着します。
駅のホームで有希子が一人になり、線路の前に立っていると、背後から何者かが彼女を突き飛ばそうとします!
しかしそこに、コナンの父親である工藤優作が現れ、犯人の腕を止めたのです。別の列車で到着していた優作は警察に事情を聞き、駆けつけたのでした。
こうして事件は解決に向かいますが、詳細は次回の145話「上野発北斗星3号(後編)」で明らかになります。
カズオの感想
この話、列車という閉鎖空間での殺人事件というミステリーの王道パターンですが、コナンの父・優作の小説が関わってくるという展開がスゴく面白いですよね!
特に印象的だったのは、コナンの頭の中に断片的に浮かぶ記憶と、実際に起こる事件が一致していくというドキドキ感。さらに母親・有希子が変装して登場するというサプライズも効いていました。
列車の中での殺人事件って、アガサ・クリスティの「オリエント急行の殺人」みたいでワクワクしますよね。しかも北斗星という実在の寝台特急が舞台だから、より臨場感があります!(男性/40代後半/会社員)
私も同感です!北斗星は2015年に惜しまれつつ引退してしまいましたが、この当時(1999年放送)はまだ現役で、憧れの列車でしたよね。寝台列車での旅行って、なんだかロマンがあります。
また、工藤優作と有希子が登場するのも嬉しいポイント。普段はほとんど出てこない二人ですが、やはり二人とも只者ではないことがよくわかります。特に有希子の変装の腕前は本当にスゴイ!
次回予告
次回の145話「上野発北斗星3号(後編)」では、真犯人が明らかになり、事件の全貌が解き明かされます。工藤優作が犯人を追い詰めるシーンも見どころです!
また、優作の小説と実際の事件の関係性も明らかになるはず。なぜ犯人は優作の小説通りの犯行を実行したのか?その謎も解決されるでしょう。
皆さんも是非、続きをチェックしてみてくださいね!それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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