こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘が「お父さん、コナンのアニメ見直してるの?」って不思議そうな顔で聞いてきました。そうなんですよ、この歳になってもコナンの魅力にハマってしまって、休日はアニメを見返す日々。今回は第131話「競技場無差別脅迫事件(後編)」について詳しく振り返ってみたいと思います。このお話、実は灰原哀ちゃんが登場した直後のエピソードで、彼女の鋭い推理が光る回でもあるんですよね。皆さんも一緒に振り返ってみませんか?
競技場無差別脅迫事件のあらすじ
まずは簡単にあらすじをおさらいしておきましょう。この話は1999年1月18日に放送された第131話で、前編の第130話から続く「競技場無差別脅迫事件」の後編です。国立競技場で行われていた天皇杯サッカー決勝戦を観戦していたコナンたち少年探偵団。そこで突然、サッカーボールに銃弾が撃ち込まれるという事件が発生します。
犯人は日売テレビに脅迫電話をかけ、5千万円の身代金を要求。さらに試合を中止したり、観客を避難させたりすると無差別に銃を乱射すると脅します。警察は要求通り現金を用意し、受け渡し場所で犯人の一人を確保しますが…。
後編で明かされる事件の展開
後編では、佐藤刑事と田宮刑事が5千万円入りのバッグを持ち去ろうとした男を取り押さえます。でもね、床に転がった携帯電話から「相棒にこれ以上触ると観客を撃ち殺す」という別の犯人の声が!目暮警部はやむを得ず捕まえた男を解放することに。
そして犯人は追加で10億円を要求してきました。時間までに用意できなければ観客を殺すという脅しつき。うわぁ、緊迫感がスゴイですよね!コナンは電話をしながら双眼鏡で観客席を見ている人物を探すよう、探偵団のメンバーにDBバッジで指示します。
少年探偵団の活躍と誤算
歩美ちゃんがバックスタンドの真ん中で怪しい人物を発見!元太と光彦はすぐに合流して、コナンを待ちきれなかった元太が男を取り押さえちゃいます。遅れてきたコナンが腕時計型麻酔銃で男を眠らせようとしたら…なんと変装した高木刑事だったんです!ギョエーッ!ってなりますよね。
高木刑事の話によると、競技場を出て行ったのは「相棒」と呼ばれた男だけで、もう一人の犯人はまだ競技場内にいるようです。ここで灰原哀が鋭い推理を展開します。彼女は犯人の狙いが現金ではないと見抜きます。10億円なんて大金、45分で用意できるわけないですもんね。最初から誰かを撃ち殺すつもりなのでは?と。
コナンの推理と犯人の正体
試合終了まで残り30分。目暮警部は大観衆の中に潜む犯人を捜そうとしますが、手掛かりがなくお手上げ状態。そこでコナンは観客席を撮影していたビデオを見てみることを提案します。
日売テレビの金子は現金1億円を用意したと報告しますが、やはり10億円は時間内に用意できそうにありません。高木刑事も犯人の狙いがお金ではなく、最初から誰かを撃ち殺すつもりだと気づきます。
コナンは犯人からの電話の声について質問。金子は3回とも声が籠っていたが同じ男だったと思うと答えます。これまでの捜査で、電話をしてきた人物とボールを狙撃した人物が別人だと判明していました。
カメラマンこそが真犯人!
ビデオを見ていた元太たちが「男が映ったと思ったらすぐにカメラが動いてしまう」と発言したことで、コナンは事件の真相を見破ります!なんと、フィールドの端で撮影中のカメラマンこそが日売テレビを脅迫した犯人だったんです!
カメラマンなら、テレビカメラで辺りを見回しても不自然じゃないし、携帯電話に繋げたイヤホンマイクをインカムの下につけて喋っていても怪しまれません。さらに客席を撮影したビデオには犯人の仲間が4回映っていましたが、4回ともすぐにフレームアウトしていました。これは偶然ではなく、仲間を庇ってわざと撮らないようにしていたんですね。
犯人の動機と結末
コナンが自首を勧めると、男は懐から拳銃を取り出してコナンに向けます。動機は日売テレビへの恨みを晴らすためでした。1年前、男は銀行強盗のために拳銃を用意し、3年間練りに練った計画を立てていました。
しかし決行当日、その銀行でタレントの一日支店長というイベントが行われ、人で溢れていたため計画を実行できませんでした。お金を当てにしていた男の恋人は落ち込んで酒浸りになり、最終的に自殺してしまいます。そのイベントを企画した日売テレビに恨みを持ったというわけです。
そのとき、選手の蹴ったボールがコナン目がけて飛んできました。コナンはキック力増強シューズを使い、犯人に向けてボールを蹴り飛ばします。ボールが顔面に命中した犯人は倒れ、同時に試合終了のホイッスルが鳴りました。犯人は刑事たちに逮捕され、30分後には犯人の家にいた仲間もお縄につきました。
この話の見どころポイント
灰原哀の鋭い推理
この話は灰原哀が登場した直後のエピソードで、彼女の鋭い洞察力が光ります。「犯人の狙いはお金じゃない」という推理は、まさに的を射ていましたね。灰原の冷静な分析力がコナンの推理をサポートする形になっていて、今後のコンビネーションを予感させる展開でした。
カメラマンという意外な犯人
カメラマンが犯人だったというのは、なかなか意外性がありました。現場にいながら怪しまれない立場を利用するという巧妙な手口。テレビカメラで周囲を見回しても不自然ではなく、イヤホンマイクを使っていても違和感がないという点をうまく利用していましたね。
コナンの機転の利いた対応
腕時計型麻酔銃が使えなかった時に、サッカーボールを使って犯人を倒すというのは、さすがコナン!状況に応じた臨機応変な対応力は、彼の強みですよね。キック力増強シューズの活躍も見どころの一つです。
視聴者の感想
この話、犯人の言い分が全く理解できないですね。銀行強盗ができなくなって、そのせいで酒浸りになった彼女の復讐?典型的な逆恨みですよね。でも、コナンが「どうする?自首する?おじさん」と言うシーンはカッコよかった!
犯人が一人じゃないことがわかっていて、その犯人がどこにいるのかわからないうちから一人を取り押さえてしまったら銃を乱射されても文句言えないなって思いました。コナンの推理力はさすがですね!
個人的な感想
私がこのエピソードで特に印象に残ったのは、灰原哀の存在感ですね。彼女が登場したばかりのこの時期に、すでに鋭い推理力を見せているのがスゴイ!コナンと灰原のコンビネーションが今後どう発展していくのか、この時点で期待が高まりました。
また、犯人の動機については少し違和感を覚えました。銀行強盗ができなかったことを日売テレビのせいにするのは、あまりにも身勝手すぎる…。でも、そういう理不尽な犯行動機があるのも現実的かもしれませんね。
サッカーボールを使った解決方法は、コナンらしさが出ていて好きなシーンでした。麻酔銃が使えない状況で、偶然飛んできたボールを利用するという機転の良さ。でも、もしボールが飛んでこなかったらどうしたんだろう?と考えると、ちょっとヒヤヒヤしますね。
次回の予想
次回は第132話「奇術愛好家殺人事件(事件篇)」です。タイトルからして、マジックに関連した事件が起きるようですね。コナンが得意とする推理と、マジックのトリックが絡み合う展開になりそうで楽しみです。灰原哀がどんな活躍を見せるのか、コナンとのやり取りがどう発展していくのかも注目ポイントですね。
皆さん、いかがでしたか?今回は「競技場無差別脅迫事件」について振り返ってみました。コナンの事件は何度見ても新しい発見があって面白いですね。次回もまた、別のエピソードについて掘り下げていきたいと思います。それでは、また次回のカズオブログでお会いしましょう!
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