こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も皆さんと一緒にコナンの世界を楽しみたいと思います。私の娘がコナンを読み始めたのをきっかけに、私も50歳からハマってしまいました。今回は「スキーロッジ殺人事件」の後編となる90話について振り返ってみましょう!
この事件、前編の89話から続く展開で、雪山のロッジを舞台にした密室殺人事件なんですよね。皆さんも覚えていますか? 懐かしのイヤリング型携帯電話が登場する回でもあります!
スキーロッジ殺人事件のあらすじ
まずは簡単にあらすじをおさらいしましょう。コナンたちは米原先生に招待されて、先生たちが泊まっている貸別荘に遊びに行きます。ところが吹雪がひどくなって帰れなくなってしまうんですよね。そんな中、呼び鈴が鳴り、ドアを開けると冷たくなった杉山先生が倒れてきたんです!
杉山先生の手の甲には「コ」という文字が書かれていて、これが「ミ・ナ・コ」という言葉につながることがわかります。コナンは阿笠博士に電話して3年前の事件を調べてもらうと、「みなこ」という女子生徒が首を吊って亡くなっていたことが判明。受験ノイローゼが原因とされていたんですね。
蘭の推理ショーが始まる!
90話では、閉じこもっていた下田先生も首を絞められて亡くなっているのが発見されます。ここでコナンのピンチ!なんと蘭にイヤリング型携帯電話がバレてしまったんです。でもコナンは機転を利かせて、新一の声で蘭に連絡を取り、彼女を「臨時探偵」として起用するという作戦に出ます。
「悪いな、蘭」とコナンが思いながらも、蘭の推理ショーが始まるんですよ。この展開、ドキドキしますよね!蘭は新一の指示を受けながら、杉山先生の呼び鈴を鳴らしたトリックを解明していきます。タコ糸と輪ゴムを使ったトリックで、時間が経てば輪ゴムが劣化して切れ、杉山先生の凍った死体が呼び鈴を押すという仕組みだったんです。
「そんなに上手くいくかな」と思った瞬間、実際に呼び鈴が鳴るという演出も素晴らしいですよね。スキー板を模して呼び鈴が鳴る仕掛けが再現されるんです!
衝撃の真犯人
そして新一の推理から、蘭は驚愕の真犯人の名前を告げます。なんと犯人は米原先生だったんです!これには私も初見時は「えっ!」と驚きました。皆さんはどうでしたか?
米原先生の犯行方法も巧妙でした。髪を編んで縄状にして下田先生の首を絞めたんです。髪はカツラで、下田先生の首にはその髪の毛が付いていました。園子が「先生は私が犯人に首を絞められているとき目の前にいた」と証言しますが、それは実は杉山先生で、米原先生は自分そっくりに飾り付けていたんですね。
米原先生は犯人がわかったからと下田先生に電話して部屋に入れてもらい、犯行に及んだのです。カツラには下田先生がかきむしった後の血液が付いていて、それが決定的な証拠となりました。
悲しい動機
米原先生の動機は何だったのでしょうか?それは望月みなこという生徒に関係していました。実はみなこは不正入試を斡旋している先生を2人知っていると米原先生に相談していたんです。1人は杉山先生で、もう1人は憧れの先生だからと自分で確かめると言ったそうです。
そして次の日、みなこは首を吊って亡くなっていました。米原先生は杉山先生ともう一人の先生が口封じのために殺したと考え、このスキーツアーを計画したんです。みなこが憧れていそうな先生たちを集めて…。
最後に米原先生は、トリックのために園子を手にかけたことを後悔し、「ごめんね、こんな先生で」と謝罪するシーンが胸に刺さります。復讐のために犯罪に手を染めてしまった先生の姿に、悲しさを感じずにはいられませんでした。
懐かしのイヤリング型携帯電話
この事件で特に印象的だったのは、懐かしのイヤリング型携帯電話の登場です!コナンが阿笠博士に連絡を取るときや、新一として蘭に指示を出すときに使用していましたね。当時の視聴者からも「懐かしい!」という声が多かったようです。
トレンドにイヤリング型携帯電話が入ってる。私のイメージだとコナンのスキーロッジ殺人事件。
このようなツイートもあったようで、多くの人の記憶に残る小道具だったことがわかります。今見ると少し古めかしいですが、当時は最先端のガジェットとして子どもたちの憧れでしたよね。私の子どもたちも「欲しい!」と言っていたのを思い出します。
蘭の活躍が光る回
この90話は蘭が大活躍する回でもありました。普段はコナンが主役ですが、この回では蘭が新一の声の指示を受けながらも、見事に推理を披露します。森というキャラクターが「もし犯人が間違っていれば名誉棄損になる」などと脅してきても、「俺がついてる」という新一の言葉に勇気づけられて堂々と真犯人を指摘するシーンは、蘭の強さを感じさせますね。
蘭と新一のコンビネーションが光る回でもあり、二人の信頼関係がよく表れていると思います。皆さんはどう感じましたか?
事件の背景にある教育問題
この事件の背景には、不正入試という教育に関わる問題が描かれています。コナンの事件は単なる殺人事件だけでなく、社会問題や人間関係の複雑さを描いていることが多いですよね。
みなこという生徒が不正入試の存在に気づき、それを先生に相談したことが事件の発端になっています。教育現場の闇や、生徒と教師の信頼関係など、深いテーマが含まれていると感じました。
子を持つ親として、教育の公平性や先生と生徒の関係性について考えさせられる内容でもありました。皆さんはこの事件を通じて何を感じましたか?
デジタルリマスター版としての放送
この「スキーロッジ殺人事件」は2020年2月1日と2月8日に89話・90話のデジタルリマスター版として2週にわたって放送されたようです。懐かしの名作が最新の技術でリマスターされて放送されるのは嬉しいですね!
私も当時のアニメを見返すことがありますが、画質が良くなると細かい表情や背景の描写がより鮮明になって、また違った楽しみ方ができます。皆さんもぜひ機会があればデジタルリマスター版を見てみてください!
次回予告
90話の放送後、次回は2月15日日曜日放送の「加賀令嬢ミステリーツアー」というアニオリ回の前編だったようです。ネクストコナンズヒントは「身代金」でした。
さて、次回のブログでは別の事件について振り返ってみようと思います。皆さんのリクエストがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
それでは、また次回のカズオブログでお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの世界を一緒に楽しんでいきましょう!
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