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名探偵コナン58話「ホームズフリーク殺人事件」解説!平次にコナンの正体がバレた瞬間とは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は名探偵コナンの第58話「ホームズフリーク殺人事件(後編)」について詳しくご紹介していきます。この回は1997年5月12日に放送された、コナンの正体が服部平次にバレてしまう重要な回なんですよ!

実は私、娘がコナンにハマったのをきっかけに、50歳からコナンを読み始めたんです。最初は「子供向けでしょ?」なんて思っていたのですが、今ではすっかりファン。特にこの「ホームズフリーク殺人事件」は、コナンと平次の関係性が大きく変わる転機となる回なので、とても印象に残っています。

さて、皆さんは「ホームズフリーク殺人事件」をご存知ですか? シャーロック・ホームズのファンが集まるツアーで起きた連続殺人事件、そして平次がコナンの正体に気づいてしまう重要な回です。それでは、事件の詳細を振り返っていきましょう!

目次

事件の概要と登場人物

まずは事件の概要と登場人物を簡単におさらいしておきましょう。この事件は山奥のペンションで開催された「シャーロック・ホームズフリークツアー」で起きました。前編(第57話)では、ペンションのオーナーである金谷裕之が乗った車が崖から転落して炎上する事件が発生。さらに、犯人の正体がわかったと言った大木綾子がガレージで爆死し、藤沢俊明がアイスピックで襲われるという連続事件に発展していました。

主な登場人物は以下の通りです:

  • 江戸川コナン(工藤新一)
  • 毛利小五郎
  • 毛利蘭
  • 服部平次
  • 戸田マリア(占い師・43歳)
  • 清水奈々子(図書館司書・24歳)
  • 川津郁夫(高校教師・25歳)
  • 藤沢俊明(駅員・47歳)
  • 戸叶研人(大学生・22歳)
  • 大木綾子(大学生・21歳・すでに死亡)
  • 金谷裕之(ペンションオーナー・51歳・死亡)

事件の謎解き

後編の冒頭、小五郎はまだ金谷が生きていて、ペンションのどこかに潜んでいると考えていました。彼の推理によれば、金谷が綾子を焼き殺し、藤沢をアイスピックで襲い、窓を破って外に逃げたというのです。

しかし、藤沢は「なぜ金谷に命を狙われなければならないのか」と疑問を持ちます。彼は金谷が自費出版したホームズ本『アイリーン・アドラーの嘲笑』の制作に協力したのに、恩を仇で返されるのはおかしいと言うのです。

平次とコナンの推理

小五郎が蘭を連れて窓から逃げた「金谷」を追いかけようとしたとき、平次は彼を引き留めます。平次は「どれだけ外を探しても犯人は見つからない」と言い、テーブルの狭いスペースに不自然に入れられているイスを指摘しました。

これは重要なポイント!犯人がイスで窓ガラスを割った後、慌ててテーブルに押し込んだ証拠なんです。コナンはガラスの破片がイスの足に刺さっていることを小五郎に教えます。犯人は窓ガラスを割る時に素手でイスを握ってしまい、指紋を消せなかったのでしょう。

つまり、犯人は金谷ではなく、ペンション内にいる誰かということになります。仁美がキッチンでコーヒーメーカーのコンセントを入れようとしたら突然ヒューズが飛んだことを打ち明けると、平次がコンセントを確認。コンセントに細い針金が巻かれた跡があり、誰かが意図的にショートするよう仕掛けていたことが判明します。

コナンは、コーヒーの包みのタグについている針金を使ったのではないかと指摘。仁美の証言によれば、コーヒーの包みを開けたのは川津と戸叶でした。小五郎はこの情報から川津が犯人だと判断しますが…。

コナンの窮地と平次の推理

コナンと平次は、川津の「死人が勝手に動くわけじゃあるまいし」という言葉からトリックに気づきます。蘭が昼間に綾子が廊下をうろついていたと言っていたことも重要な手がかりに。もし綾子が犯人の部屋で何かを見たとしたら…。

ここで小五郎が「犯人の正体がわかった」と言い出し、マリアを指差します。彼女が催眠術で金谷を操ったという、的外れな推理を始めてしまいました。

コナンはここで窮地に立たされます。平次の前で麻酔銃を使って小五郎を眠らせるわけにはいかないからです。そこでコナンは平次に事件を解いてもらおうと質問しますが、平次は「さ~っぱりわからんわ、オレ。アホやからねェ」と言って協力してくれません。

結局、コナンはトイレに行くと言ってリビングを出て、平次が後を追ってきたところを麻酔銃で眠らせてしまいます。そして蝶ネクタイ型変声機で平次の声を使い、「たった今、犯人がわかってしもたんでんがな」と、ちょっと怪しい関西弁で推理を始めるのです。

犯人の正体と動機

平次(実はコナン)の推理によって明かされた犯人は、なんと戸叶研人でした!

戸叶は「ボクはオーナーの車が動き出す何時間も前からリビングにいた」と反論しますが、死後硬直と車の機能を使ったトリックが明かされます。

犯人は丸一日前に金谷を殺害し、ブレーキを踏んだ状態で車のシートに座らせておいたのです。半日経てば死後硬直が起こり、エンジンをかけてギアをドライブに入れても、ブレーキが踏まれた状態なので車は動きません。

そして死後硬直が解ける時間を見計らって、自動車のオートクルーズコントロール機能を使って車を走らせたのです。これで戸叶にはアリバイができあがりました。

動機は、金谷が出版した『アイリーン・アドラーの嘲笑』という本の内容。アイリーンはシャーロック・ホームズが認めた唯一の女性なのに、彼女がホームズをあざ笑うなんて考えられない…それが許せなかったというのです。ホームズへの愛が高じて殺人に至るとは、なんとも恐ろしい話です。

エピローグ – 平次にバレたコナンの正体

事件解決後、帰りのバスの中で平次とコナンは隣同士で座っていました。ここで平次は「薬で小さくねェ。それで、その組織を調べるために好きな女のとこに転がりこんどるっちゅーことか」と、コナンの正体を知っていることを明かします。

コナンが「別に好きじゃねェよ、あんなめんどくせェ女」と言うと、平次は蘭に「工藤があんたのことなんちゅーてたか教えたろか?めっちゃややこしゅうて敵わん女やゆうてたで」と言い、コナンを焦らせます。

平次は「俺を眠らせた仕返しや♪」と思っており、こうしてコナンの正体は平次にバレてしまったのでした。

カズオの感想

この「ホームズフリーク殺人事件」は、コナンと平次の関係性が大きく変わる重要な回でした。平次がコナンの正体を知ることで、その後の物語展開にも大きな影響を与えています。

個人的に面白かったのは、コナンが平次の声で推理するシーンです。関西弁がうまく話せないコナンが「わかってしもたんでんがな」なんて言うのは、思わず笑ってしまいますよね。

また、死後硬直を利用したトリックも秀逸でした。車のオートクルーズコントロール機能を使って、死体を運転席に座らせたまま車を走らせるというアイデアは、青山先生の発想の豊かさを感じさせます。

ホームズ好きの皆さんにとっては、ホームズに関する話題が多く出てくるこの回は特に楽しめるのではないでしょうか。『アイリーン・アドラーの嘲笑』という架空の本をめぐる事件というのも、ホームズファンにはたまらない設定だと思います。

次回の予想

さて、次回はどんな展開になるのでしょうか?平次にバレてしまったコナンの正体。これからの二人の関係性がどう変わっていくのか、とても気になりますね。平次はコナンの秘密を守ってくれるのか、それとも…?

次回第59話は「初めてのお使い殺人事件」です。タイトルからすると、少し雰囲気が変わって日常的な話になりそうですね。子供たちが活躍する回になるのでしょうか?楽しみです!

それでは、また次回のネタバレ記事でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの世界を深掘りしていきたいと思います。皆さんのコメントもお待ちしていますよ!

50代男性/会社員 この回は平次がコナンの正体に気づく重要な回だよね。関西弁が下手なコナンが平次の声で推理するシーンは笑えた!

40代女性/主婦 ホームズ好きとしては、アイリーン・アドラーが出てくるこの回は特に楽しめました。犯人の動機が「ホームズ愛」というのも面白いですね。

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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