こんにちは!『カズオブログ』管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見返した名探偵コナンのアニメ第14話「謎のメッセージ狙撃事件」について詳しく解説していきますね。この回はアニメオリジナルのエピソードなんですが、なかなか面白い展開でしたよ!
皆さんは電卓の数字を逆さにして読むと文字になるって知ってました?私も最初見たときは「なるほど!」って感心しちゃいましたね。それじゃあ早速、エピソードの内容を振り返っていきましょう!
登場人物たち
まずは今回のエピソードに登場する主要キャラクターを確認しておきましょう。もちろんコナンや蘭、小五郎といったレギュラーメンバーに加えて、少年探偵団のメンバーも活躍します。
- 江戸川コナン(CV:高山みなみ)- 主人公で、実は高校生探偵の工藤新一
- 毛利小五郎(CV:神谷明)- 探偵事務所の所長で蘭の父親
- 毛利蘭(CV:山崎和佳奈)- 小五郎の娘で新一の幼馴染
- 小嶋元太(CV:高木渉)- 少年探偵団のメンバー、食いしん坊
- 円谷光彦(CV:大谷育江)- 少年探偵団の頭脳派
- 吉田歩美(CV:岩居由希子)- 少年探偵団の女の子
- 目暮十三警部(CV:茶風林)- 警視庁の警部
- 山部浩一(CV:中田譲治)- 元オリンピックのライフル射撃選手の警官
- 絵里(CV:小野寺啓子)- 山部の恋人
この回では特に山部浩一という警官と彼の恋人・絵里が重要な役割を果たします。山部は元オリンピックのライフル射撃選手という設定で、その腕前が事件の鍵になるんですよ。
事件の概要
さて、事件の内容を簡単におさらいしておきましょう。コナンたちが川で魚を捕まえて遊んでいたある日、風船が取り付けられたボート型のラジコンが川を走っていくのを目撃します。そして突然、銃声が聞こえた瞬間に風船が破裂したんです。
コナンが双眼鏡で対岸を確認すると、廃ビルの屋上でライフルを構えている男性がいました。しかもその男性は、二人の男に拳銃を突きつけられている状態だったんです!これはただ事じゃないと思ったコナンたちは、すぐに廃ビルへ駆けつけます。
しかし、到着したときには犯人たちの姿はなく、電卓が落ちているだけでした。その電卓には「3135134162」という数字が表示されています。コナンはこれがライフルを撃った男が残したメッセージだと考えました。
謎の電卓メッセージ
コナンたちの通報で駆けつけた目暮警部は、この事件を「誘拐された警官に狙撃を強制している事件」と判断します。実は、ライフルを撃っていた男は山部浩一という警官で、彼と彼の恋人・絵里が行方不明になっていたんです。
犯人たちは絵里を人質にして、山部に誰かを狙撃させようとしているようでした。コナンたちが見たのは、その「テスト射撃」だったんですね。
翌日、コナンたちは目暮警部に同行して現場で犯人たちの出現を待ちますが、予定の時間になっても誰も現れません。そんな中、光彦が持っていた電卓に例の数字「3135134162」を入力します。
それを見たコナンは、電卓を逆さにして数字を読むという閃きを得ます!すると「291hEISEIE」という数字とアルファベットが現れたんです。これを解読すると「29日の1時、平成エクスプレス」という意味だったんです。
事件解決への道
小五郎は、たまたま読んでいた雑誌の「平成エクスプレス号」という電車の記事を思い出します。山部が残した暗号は、「29日の1時、平成エクスプレス」という意味だったんですね。
目暮警部はすぐに警視庁のヘリコプターで平成エクスプレス号を追跡することにします。ところが、ヘリを見送った小五郎たちはコナンがいないことに気づきます。実はコナンは既に独自の推理で犯人たちの居場所を突き止め、単独行動を始めていたんです!
コナンは電車の中で山部を発見し、彼が狙わされていたのは平成エクスプレスに乗っている検事だと推理します。その検事は、暴力団「鬼虎組」の組長や幹部たちを大量に逮捕させた人物で、犯人たちはその検事への復讐を計画していたんです。
クライマックス
コナンは危機一髪のタイミングで山部に声をかけ、彼の狙撃を阻止します。そして警察の協力も得て、犯人たちを逮捕することに成功するんです。
事件解決後、目暮警部が探偵事務所に報告に来ます。逮捕した犯人たちは暴力団鬼虎組の元組員たちで、ある腕利きの検事によって去年、組長や幹部たちが大量に逮捕されて解散を余儀なくされた組織の残党だったことが判明します。
小五郎は自分が事件を解決したと勘違いして喜んでいますが、実際はコナンの活躍によるものでした。最後はコナンの「子供のフリを続けるのも楽じゃない」というつぶやきで締めくくられます。
見どころポイント
この回の最大の見どころは、やはり電卓の数字を逆さにして読むという暗号解読シーンでしょう。子供向けアニメながら、なかなか知的好奇心をくすぐるトリックでしたね。私も娘と一緒に見ていて「なるほど!」と感心しました。
また、この回はアニメオリジナルのエピソードですが、コナンの推理力や機転の良さがよく表れている内容になっています。特に、大人たちが気づかないところに子供の視点から切り込んでいくコナンの姿は、シリーズの魅力をよく表していると思います。
50代男性/会社員 この回は子供と一緒に見ていて、電卓の数字トリックに二人で「おー!」と声を上げました。単純だけど効果的な謎解きで、子供も大人も楽しめる内容でした。
エピソードの裏話
この第14話「謎のメッセージ狙撃事件」は1996年4月29日に放送されたエピソードで、視聴率は12.5%を記録しています。アニメオリジナルのフィラー回としては第2話目にあたります。
監督は小玉和男さん、脚本は河内一成さんが担当していました。オープニングテーマは「胸がドキドキ」、エンディングテーマは「STEP BY STEP」でした。
海外版では「The Shooter(射手)」というタイトルで放送されていて、各国語に翻訳されています。例えばスペイン語では「El mensaje misterioso(謎のメッセージ)」、フランス語では「Un message à déchiffrer(解読すべきメッセージ)」というタイトルになっていました。
ちなみに、この回に登場する「平成エクスプレス」は実際には「京成エクスプレス」(京成AEシリーズ、1972年)がモデルになっているそうです。アニメの中の小さな設定にも実在のものがベースになっているんですね。
まとめ
名探偵コナン第14話「謎のメッセージ狙撃事件」は、電卓の数字を逆さにして読むという斬新な暗号解読が印象的なエピソードでした。アニメオリジナルのストーリーながら、コナンの推理力や機転の良さがよく表れた内容になっています。
私個人としては、子供と一緒に楽しめる知的なトリックが盛り込まれていて、親子で「なるほど!」と感心できる良回だったと思います。コナンの魅力は、こういった一見単純だけど効果的な謎解きにもあるんですよね。
皆さんは電卓トリックを見て、どう思いましたか?もし他にも印象に残っているコナンの謎解きがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
次回は第15話「行方不明の死体殺人事件」について解説する予定です。これまた面白いエピソードなので、お楽しみに!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナン作品を深掘りしていきますよ〜!
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