こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も皆さんにコナンの魅力をお届けします!娘がコナンにハマったのをきっかけに、私も50歳からコナンの世界に足を踏み入れました。今回は名探偵コナン第13話「奇妙な人捜し殺人事件」について詳しく振り返っていきたいと思います。
この回は1996年4月22日に放送された回で、後のストーリー展開に大きく関わってくる重要人物「宮野明美」が初登場する回なんですよ!当時は誰も気づかなかったと思いますが、今振り返ると「おおっ!」と思える伏線が張られていたんですね。さて、早速内容を見ていきましょう!
第13話のあらすじ
まずは簡単にあらすじから。コナンが阿笠博士から新発明の「犯人追跡メガネ」をもらうところから物語は始まります。このメガネ、発信機の位置が半径20km以内なら、どこにいてもメガネのレンズに表示されるという優れものなんです。
そんな中、毛利探偵事務所に広田雅美という女性が訪れ、1ヶ月間行方不明になっている父親・広田健三を探して欲しいと依頼します。健三は身長178cm、年齢48歳で、かなりの猫好き。自宅では「カイ」「テイ」「ゴウ」「オウ」という名前の4匹の猫を飼っていたそうです。
小五郎が依頼を受けて調査を進める中、蘭が健三らしき人物を発見!小五郎は尾行して健三のアパートを突き止め、雅美に連絡。感動の再会を果たしたかに見えましたが…
事件発生!健三の死
翌日、なんと健三がアパートで首を吊った状態で発見されるんです!でもこれ、自殺に見せかけた他殺だったんですよね。大家さんの話によると、健三は家賃を1年分前払いしており、しかもピン札で支払っていたとか。怪しいですよね〜。
そんな中、コナンは発信機を使って雅美を追跡しようとしますが、なんとメガネの電池が切れてしまうというハプニングが!ちょっとギャグっぽい展開ですが、この後の展開を考えると絶妙なタイミングだったんですよね。
その後、探偵事務所の前をうろつく怪しい大男を蘭が捕まえます。ここでの蘭の活躍、すごいんですよ!なんと2階の窓から飛び降りて男を捕まえるという離れ業を披露するんです。蘭の空手の実力、改めて感じさせられますね!
事件の真相が明らかに!
捕まえた男も実は探偵で、別の依頼人から健三を探すよう頼まれていたことが判明します。その依頼人は「広田明」という大男で、健三のことを「唯一の肉親である兄」と言っていたそうです。
でも待てよ?雅美は健三のことを「自分以外に身寄りがない」と言っていたはず。おかしいですよね?そう、ここに事件の謎を解く鍵があったんです!
コナンはメガネを充電して再び追跡を開始。あるホテルにたどり着くと、そこで広田明が殺害されているのを発見します。そして、すべての謎が解けるんです!
10億円強奪事件の真相
実は健三、雅美、明の3人は共犯で10億円強奪事件を起こしていたんです!計画はこうでした:
- 3人で10億円強奪事件を起こす
- 健三が金を独り占めして逃走
- 雅美と明はそれぞれ別の探偵に健三を探させる
- 健三を見つけ出して殺害
- 明も雅美に殺害される
- 雅美が1人で10億円を手に入れる
そして、広田雅美の正体は宮野明美だったんです!これ、コナンシリーズを長く見ている人なら「おおっ!」となる瞬間ですよね。宮野明美は後に登場する重要キャラクター・灰原哀の姉なんです。
宮野明美の正体と黒の組織
コナンは宮野明美(雅美)を追いかけ、港にたどり着きます。そこで明美は「沖田」という男と接触。この沖田こそが10億円強奪事件の首謀者だったんです。
沖田は明美に拳銃を向け、殺そうとします。明美は「私を殺せば金の在り処はわからなくなる」と言いますが、沖田は「検討はついてる」と言い放ちます。
危機一髪のところでコナンが現れ、キック力増強シューズでブイを蹴り飛ばして沖田の銃撃をかわします。そして明美は、沖田がこれまでにもスカウトした人間にチームを組ませ、銀行強盗や現金強奪をさせては口封じのために消していたことを告白するんです。
この「沖田」という人物、実は黒の組織のメンバーだったんですね。この時点ではまだ明確に描かれていませんが、後のストーリー展開を知っている私たちからすると「あぁ、あの組織か!」と納得できる展開です。
宮野明美のその後
この事件の後、宮野明美は逮捕されたと思われますが、その後のストーリーで彼女は黒の組織のメンバーとして再登場します。彼女は妹の宮野志保(後の灰原哀)のために組織で働いていたことが後に明らかになるんですよね。
この13話は、コナンシリーズの中でも黒の組織の伏線が初めて張られた重要な回と言えるでしょう。当時は単なる強盗殺人事件のように見えましたが、実はシリーズ全体の大きな物語に繋がる重要な一コマだったんですね。
第13話の見どころポイント
この回の見どころをまとめてみました!
- 阿笠博士の新発明「犯人追跡メガネ」の登場
- 蘭の空手の実力が発揮される場面(2階から飛び降りて犯人確保!)
- 黒の組織のメンバー・宮野明美の初登場
- コナンのキック力増強シューズの活躍
- 後のストーリー展開に繋がる伏線
犯人追跡メガネのハプニング
この回で初登場した「犯人追跡メガネ」ですが、肝心なところで電池切れを起こすというハプニングがありました。阿笠博士の発明品はこの後も色々と登場しますが、こういったハプニングも含めて楽しいですよね。
ちなみに、この発信機はシール状になっていて、コナンは最初自分の上着のボタンに取り付けていましたが、誤って雅美(明美)の時計につけてしまったんです。これが後々役立つことになるんですよね。
コナン13話の裏話
この回は1996年4月22日に放送されましたが、当時はまだコナンシリーズが始まったばかりの頃。OPテーマは「胸がドキドキ」(ザ・ハイロウズ)、EDテーマは「Step by Step」(ZIGGY)でした。懐かしいですね〜。
また、この回の前後のエピソードも振り返ってみると、第12話は「歩美ちゃん誘拐事件」、第14話は「謎のメッセージ狙撃事件」でした。初期のコナンは事件の一つ一つがしっかり作り込まれていて、今見ても面白いですよね。
宮野明美と灰原哀の関係
この回で初登場した宮野明美ですが、彼女は後に登場する灰原哀(宮野志保)の姉です。灰原哀は黒の組織の科学者で、コナンを小さくした薬「APTX4869」の開発者でもあります。
明美は妹の志保を守るために組織で働いていたことが後のストーリーで明かされます。姉妹の絆や組織からの脱出を巡る物語は、コナンシリーズの中でも特に感動的なエピソードとなっています。
まとめ:コナン13話の重要性
名探偵コナン第13話「奇妙な人捜し殺人事件」は、一見すると普通の殺人事件に見えますが、実は後のストーリー展開に大きく関わる重要な回でした。宮野明美の初登場や、黒の組織の存在が匂わされるなど、伏線が張られていたんですね。
今回のエピソードを振り返ることで、コナンシリーズの緻密な物語構成を改めて感じることができました。長く続くシリーズだからこそ、こうした伏線の回収が面白いんですよね。
次回は第14話「謎のメッセージ狙撃事件」について振り返る予定です。こちらもまた違った魅力のある回なので、ぜひお楽しみに!皆さんも一緒にコナンの世界を楽しみましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
50代男性/会社員 子供と一緒にコナンを見始めて、この13話の重要性に今更気づきました。宮野明美が初登場する回だったなんて!当時は気づかなかったけど、今見るとすごい伏線だったんですね。カズオさんの解説で改めて理解できました。
次回予想:次回の第14話「謎のメッセージ狙撃事件」では、コナンが暗号のようなメッセージを解読して事件を解決する展開になりそうです。コナンの推理力が光る回になるのではないでしょうか?また、新たな登場人物や伏線にも注目したいと思います!
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