『カズオブログ』管理人のカズオです。今回は、平次をめぐる恋模様を一気ににぎやかにした大岡紅葉の初登場を振り返ります。
先に答えると、大岡紅葉の原作初登場は単行本91巻のFile.3です。
ただし、原作、テレビアニメ、劇場版では登場した順番が少し違います。ここがややこしいところなんだよね。
大岡紅葉の初登場は原作91巻
大岡紅葉が原作で初めて姿を見せるのは、91巻File.3「悲しき鵺伝説」です。
この話は「コナンと平次の鵺伝説」の最終話にあたり、シリーズ全体は90巻File.10から91巻File.3まで収録されています。
対応情報を先に整理しておきましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作初登場 | 91巻File.3 |
| File番号 | File.962 |
| 初登場回 | 悲しき鵺伝説 |
| アニメ対応 | 第874話の終盤 |
| 劇場版 | 第21作「から紅の恋歌」 |
検索すると90巻という情報も見かけますが、事件の開始が90巻で、紅葉本人が出るのは91巻です。
ニュース本文だけで判断しないことが大切です。登場したページまで確認すると、91巻File.3だとスッキリします。
初登場シーンでは何をしていたの?
紅葉の出番は、事件解決後のほんの短い場面です。平次が事件を解決したニュースを、スマートフォンで見ています。
そこで平次を「未来の旦那さん」と表現するんです。初対面の説明もないまま、このひと言。かなり強烈じゃない?
カズオこのひと言だけで波乱の予感だね
この時点では、平次との過去や競技かるたの実力は詳しく語られません。だからこそ、正体が気になる登場になっています。
慎重派の私も読み返しましたが、短い出番なのに存在感は抜群。平次と和葉の関係に、新しい風が吹いた瞬間でした。
初登場回は「コナンと平次の鵺伝説」
舞台は、徳川の埋蔵金と鵺の伝承が残る静岡県の宿里村です。平次たちは村長から発掘への協力を頼まれます。
村には、過去の発掘に関係する研究者や作家たちも集まっていました。ところが夜になると、黒煙の中に巨大な鵺が現れます。
さらに、獣の爪や蛇の牙を思わせる痕跡を残した犠牲者が出ます。本物の妖怪なのかと、ゾクッとする展開です。
事件を整理すると、押さえておきたい点は次の5つです。
- 舞台は静岡県の宿里村
- 村には鵺の伝説が残る
- 過去に落盤事故が発生
- 2人が怪異風に殺される
- コナンと平次が共に推理
妖怪の特徴を事件の演出に落とし込んでいるため、複数の仕掛けを分けて考えると真相が見えやすくなります。
鵺伝説の犯人と動機をネタバレ解説
「コナンと平次の鵺伝説」の犯人は、小説家の増子史絵です。
史絵は、過去の落盤事故で亡くなったシャルル・エイベルの妻でした。夫を見捨てたと考えた相手への復讐が動機です。
エイベルが残した「nue」という文字も事件の重要点です。鵺の意味だと思われましたが、そこには悲しい行き違いがありました。
つまり、怪物への恐怖が生んだ誤解が過去の悲劇を深め、その誤解が現在の復讐へつながってしまったのです。
鵺と密室毒殺のトリックはどういうもの?
巨大な鵺は本物ではありません。史絵は火や黒煙、犬、描かれた偽の窓などを組み合わせ、怪物が現れたように見せました。
離れた場所への発火には、水との反応を利用する仕掛けが使われています。残った白い物質などが推理の手がかりでした。
丹沢の密室毒殺では、火に驚いて窓から顔を出す行動を利用します。炭酸水の圧力で毒針を飛ばし、糸で回収したのです。
部屋の中へ入らずに攻撃するため、密室に見えました。飲み物や文房具といった身近な品が道具になる点も見どころです。
なお、金属ナトリウムや毒物を使う仕掛けは危険です。作品内の推理として楽しみ、実際に試すのは避けてくださいね。
紅葉の登場が伏線になっている理由
この回では、平次が和葉への告白を狙っています。ところが、せっかくの場面は思わぬ邪魔が入り、うまくいきません。
その直後に、平次を未来の夫と考える紅葉が登場します。この配置がうまいんですよ。恋のライバル登場が一発で伝わります。
事件の解決だけなら、紅葉の場面はなくても成立します。それでも最後に置かれたのは、次の物語へ進む恋愛面の伏線だからでしょう。
娘と一緒に読んでいた私も、「ここからまた告白が遠のくの?」と笑ってしまいました。平次にはなかなか厳しい展開だね。
映画とテレビアニメではどちらが先?
映像作品で見ると、劇場版第21作「から紅の恋歌」がテレビアニメより先です。映画は2017年4月に公開されました。
テレビアニメの「コナンと平次の鵺伝説」は同年9月に放送され、紅葉は第874話の終盤に登場します。
順番を整理すると、原作91巻、劇場版「から紅の恋歌」、テレビアニメ第874話となります。
映画で紅葉を知った人には映画が初登場に見えますが、キャラクターそのものは映画公開前に原作へ登場していました。
大岡紅葉はどんなキャラクター?
紅葉は京都の泉心高校に通う17歳。競技かるたの高校生チャンピオンで、優れた聴力と攻めかるたを得意としています。
大岡家の令嬢で、執事の伊織無我が行動を支えます。上品な京ことばと、平次への大胆なアプローチのギャップも魅力です。
平次との幼い頃の約束を結婚の約束だと思っていましたが、後に勘違いだったと判明します。それでも簡単には諦めません。
和葉を恋のライバルとして意識しつつ、ただ意地悪をするだけではないところが紅葉の面白さだと思います。
紅葉を続けて見るならどの回?
初登場の次に確認したいのは、92巻File.11から93巻File.2の「謎解きは喫茶ポアロで」です。
ここでは伊織無我を通じて事件へ関わり、紅葉の家柄や行動力が少しずつ見えてきます。
さらに人物像を知りたいなら、93巻から94巻の「恋と推理の剣道大会」や、劇場版「から紅の恋歌」も外せません。
94巻から95巻の「紅の修学旅行」では、和葉に対する紅葉の姿勢もより明確になります。登場順に追うと変化が分かりやすいですよ。
大岡紅葉の初登場を振り返って
大岡紅葉の原作初登場は、単行本91巻File.3「悲しき鵺伝説」です。アニメでは第874話の終盤にあたります。
出番は短いものの、平次を未来の旦那さんと呼ぶことで、和葉との恋に新たなライバルが加わると印象づけました。
初登場回自体も、怪物の演出、密室毒殺、過去の誤解が絡み合う読み応えのある事件です。
次に気になるのは、紅葉が平次とどう接触し、和葉へどう挑むのかという点でしょう。91巻を読んだら、そのまま続きも追いたくなりますね!










