「安室透って、結局何者なの?」って思いながら読み進めてきたコナンファンの皆さん、お待たせしました!
50歳から娘と一緒にコナンを読み始めた私も、この人だけは「正体が多すぎてどこで整理すればいいんだ…」と何度も読み返しました。
この記事では、安室透の正体がどの巻・何話で明かされるのかを、段階ごとに整理してお伝えします。
安室透は「3つの顔」を持つ男だった
まず、安室透という人物を整理するところから始めましょう。
安室透は、ファンの間で「トリプルフェイス」と呼ばれるほど、複数の顔を使い分けるキャラクターです。
- 安室透(あむろとおる)
-
喫茶ポアロのアルバイト兼私立探偵。毛利小五郎の弟子でもある表の顔。
- バーボン
-
黒の組織のスパイとしてのコードネーム。組織内での隠れた顔。
- 降谷零(ふるやれい)
-
本名。警察庁警備局警備企画課、通称「ゼロ」所属の公安警察官。
この3つが全部同一人物なんだから、コナンの登場人物の中でも相当ぶっ飛んだ設定ですよね。
しかも、この正体が一気に明かされるわけじゃなくて、段階的にじわじわ明かされていくのが安室透の魅力の一つでもあります。
安室透の初登場は原作75巻・アニメ667話
安室透がコナンの世界に登場したのは、原作単行本第75巻のFile「バーボンの追跡」あたりが最初のインパクトが大きい場面です。
アニメだと第667話〜668話「ウェディングイブ(前編・後編)」が初登場回になります。
この時点では喫茶ポアロの店員として登場し、「ちょっと気になる謎の青年」という雰囲気のみ。正体はまだ謎のままでした。
「バーボン」だとバレるのはアニメ704話
安室透がバーボンであることが明かされるのは、アニメ第704話「漆黒の特急(終点)」です。
「漆黒の特急」シリーズは、アニメ第701話〜704話にかけて展開される緊張感たっぷりのエピソードです。
このシリーズの終点で、安室透=組織のスパイ「バーボン」であることがはっきり示される流れになります。
原作ファンなら覚えているかもしれませんが、このあたりから「安室って一体どっちの人間なんだ?」という疑問がさらに深まっていくんですよね。
公安・降谷零だと判明するのはアニメ779〜783話「緋色シリーズ」
安室透の正体が完全に判明する決定的なエピソードが「緋色シリーズ」です。
アニメ第779話〜783話、原作単行本では第84巻に収録されています。
このシリーズのタイトルは「緋色の序章」「緋色の追求」「緋色の交錯」「緋色の帰還」「緋色の真相」の5話構成で、赤井秀一と安室透がW主役といってもいい濃密な内容になっています。
カズオ娘と一緒にここ読んで、二人とも「え、そういうことか!」ってなりましたよ
緋色シリーズでは、安室透=バーボン=公安警察「降谷零」であることが、コナン視点でも整理される形で描かれます。
なぜ安室透は組織に潜入していたの?
降谷零が黒の組織に潜入していた理由は、公安警察としての任務です。
表向きは安室透として私立探偵を名乗りながら、組織内ではバーボンとして情報収集を続けていました。
つまり組織のスパイではなく、組織を内側から監視する「国家の目」として動いていたわけです。
慎重派の私としては「二重スパイってこんなに危ない仕事なのか」とちょっとゾクッとしながら読みましたよ。
コナンが安室の正体を知るのはいつ?
コナンが安室=公安だとはっきり認識するのは、アニメ第888話「ギスギスしたお茶会」のあたりです。
この回で安室透がコナンに本名「降谷零」であることを明かし、公安警察官だと告げます。
一方、安室(降谷零)がコナン=工藤新一だと気づいたことが描かれるのは、さらに後のファイル1136付近のエピソードで、こちらは「前々から似てるとは思ってたが…」という言葉と共に確信に至ります。
互いに正体を知りながら、微妙な距離感で共存している二人の関係って、なんかドキドキしませんか?
正体判明の流れをざっくり整理すると
安室透の正体が段階的に明かされる流れを整理するとこうなります。
| 判明内容 | アニメ話数 | 原作単行本 |
|---|---|---|
| 初登場(喫茶ポアロの店員) | 667〜668話 | 75巻 |
| バーボン(組織のスパイ)と判明 | 704話 | 76〜78巻前後 |
| 公安・降谷零と正体完全判明 | 779〜783話(緋色シリーズ) | 84巻 |
| コナンに公安だと明かす | 888話 | — |
こうして並べると、初登場からかなりの巻数をかけて少しずつ正体が明かされてきたことがわかります。
「緋色シリーズ」のどこが見どころ?
緋色シリーズは安室透だけでなく、赤井秀一の「死の真相」にも深く踏み込む超重要エピソードです。
赤井と安室は因縁の関係で、片や FBI、片や公安と、同じ「組織に潜入するプロ」同士が交わる緊張感は読み応え抜群です。
緋色シリーズは単体でも面白いが、過去の伏線を回収してから読むとさらに深く楽しめるので、できれば75巻あたりから通して読み返すのがオススメですよ。
伏線はどこに仕込まれていたか
振り返ってみると、安室透の正体に関する伏線は意外と早い段階から散りばめられていました。
喫茶ポアロで働きながら情報収集する姿、毛利小五郎の弟子という不自然なほど都合のいいポジション、コナンへの妙な観察眼。
「この人、なんでそんなとこにいるんだろう?」って思ったシーンが、実は全部公安としての任務遂行だったと後から気づくと、思わず読み返したくなります。
私の場合は、緋色シリーズを読んだあとに75巻から読み直して「ここか!」「これも伏線か!」と一人で盛り上がっていました(笑)
このエピソードを読んでみて感じること
安室透というキャラクターは、正体が明かされた後もまだまだ謎の多い存在です。
公安の任務と、組織への潜入と、コナンとの微妙な共存関係。どれ一つとっても「この先どうなるの!?」が止まりません。
スピンオフ作品「ゼロの日常」や劇場版「ゼロの執行人」では、公安・降谷零としての活躍がより詳しく描かれているので、正体判明後の安室透をもっと深掘りしたい人には特におすすめです。
今後の原作では、黒の組織との全面対決に向けて、降谷零がどう動くかが気になるところ。コナンや赤井とどう連携し、あるいは対立するのか。50歳から読み始めた私でも、この先の展開が楽しみで仕方ありません!








