『カズオブログ』管理人のカズオです。今回は、名探偵コナンの中でも特に衝撃的な回として語り継がれる「赤井秀一の死亡エピソード」を振り返ってみます。
娘と一緒にコナンを読み始めた私ですが、この回は読んだ後しばらくページをめくれなかったくらい、ズドンとくる展開でした。「え、本当に死んだの…?」って。
赤井秀一が死んだのは何巻・何話?
まず結論から言うと、赤井秀一が「死亡した」とされるエピソードは、原作コナン59巻に収録されています。アニメでは504話「赤と黒のクラッシュ(殉職)」(2008年5月12日放送)にあたります。
そして赤井秀一が”本当は生きていた”ことが明かされる復活エピソードは、原作85巻・アニメ781話・782話「緋色の交錯/緋色の帰還」です。死亡から復活まで、実に長い時間が流れていたわけですね。
- 死亡エピソード(原作)
-
59巻収録 / アニメ504話「赤と黒のクラッシュ(殉職)」
- 復活エピソード(原作)
-
85巻収録 / アニメ781・782話「緋色の交錯/緋色の帰還」
59巻から85巻まで、26冊分もの間、赤井秀一は”死んだ人”として扱われていました。それだけにファンの衝撃は計り知れなかったはずです。
来葉峠で何が起きたのか?
「赤と黒のクラッシュ(殉職)」は、FBIと黒の組織のぶつかり合いが続く中、ドラマの焦点が突然シフトするエピソードです。
黒の組織に潜入しているキール(水無怜奈)は、ジンから「赤井秀一の抹殺指令」を命じられます。組織への忠誠心を示すための、いわば踏み絵です。
キールに呼び出された赤井は、来葉峠でキールの銃撃を受けます。その後、車ごと焼かれた状態で発見された焼死体の指紋がコナンの携帯に残っていた指紋と一致したことで、「赤井秀一は死んだ」と判断されました。
その直前に赤井が残した言葉が、後々まで語り継がれる名言になります。
「まさかここまでとはな…」の本当の意味は?
赤井秀一がキールに撃たれる瞬間、つぶやいたのがこの一言です。聞いた瞬間は「組織に追い詰められた絶望の言葉」に聞こえますよね。私も最初はそう読みました。
ところが、これが全然違う意味を持っていたんです。
85巻の緋色シリーズで安室透(バーボン)が解き明かした解釈によれば、この言葉は「まさかここまで…読んでいたとはな…」、つまりコナンへの称賛の言葉でした。赤井は追い詰められたのではなく、コナンが仕掛けた死の偽装作戦に驚いていたのです。
カズオコナンって、ほんとうに何手先まで読んでるんだ…
死亡トリックの仕組みをやさしく解説
「赤井の死はフェイクだった」と判明したとき、その巧妙なトリックに改めて驚かされます。慎重派の私としては、伏線を見逃していなかったか読み返したくなってしまいました。
トリックのポイントを整理すると、こんな流れです。
- コナンの携帯を拾ったのは「楠田陸道」という男
- 楠田は右利き・赤井は左利きのため指紋の手が違う
- 焼死体の指紋=楠田の指紋が「赤井の指紋」に見えた
- 楠田が消息を絶った時期と焼死体発見時期が一致
- 赤井は撃たれたフリをして、沖矢昴として生活を続けた
つまり、来葉峠で焼かれた遺体は赤井ではなく楠田陸道だったということです。そしてこの作戦全体を裏で設計していたのが、コナンでした。
キールは裏切り者だったの?
「なんで赤井はキールに撃たれるままだったの?」という疑問を持った方も多いはずです。実はキールも、この作戦の共犯者でした。
キールは組織に潜入しているCIAのNOCエージェントであり、赤井の死を演出するために”本当に撃ったように見せた”のです。彼女が来葉峠でつぶやいた「私も驚いたわ…こんなにうまくいくなんて…」という言葉も、実は二重の意味を持つセリフでした。
安室透はなぜ疑いを持ったのか
赤井の死を「フェイクでは?」と見抜いたのが、公安警察の安室透(バーボン)です。彼が疑惑を確信したきっかけは、「指紋の利き手の矛盾」でした。
赤井は左利きなのに、コナンの携帯に残っていた指紋は右手のもの。安室はこの点を突いて、楠田陸道という人物の存在を照合し、「来葉峠の焼死体は赤井ではない」という結論に至りました。
そして安室は、工藤新一の家に住んでいた謎の大学院生・沖矢昴のもとへ乗り込み、「そのマスクを取ってくれませんかねぇ…沖矢昴さん…いや…FBI捜査官…赤井秀一!!」と正体を突き詰めます。このシーンは緋色シリーズ最大の見どころのひとつと言えるでしょう。
赤井秀一の復活シーンを振り返る
85巻・アニメ782話「緋色の帰還」で赤井秀一がついに姿を現します。来葉峠へ向かうジョディとキャメルが安室の仲間に追い詰められたとき、車の後部座席から突然現れる赤井秀一。
キャメルの「あ…赤井しゃん…」というセリフと、赤井の低い一言「屋根を開けろ…開けるんだキャメル…」は、緋色シリーズきっての名シーンです。私もここで思わず声が出ましたよ!
そして赤井が最後に言った「全て思惑通りだよ…あのボウヤのな…」という言葉で、コナンがこの状況まで計算していたことが改めて明かされます。赤井・コナン・キールの三者が繋がっていたことは、読み返すと各所に伏線が潜んでいるため、59巻を再読する価値は大いにあります。
このエピソードで押さえておきたいポイント
赤井秀一の死亡から復活までの流れは、コナンの中でも屈指の長期伏線です。「赤と黒のクラッシュ」と「緋色シリーズ」はセットで読むと、仕掛けの精巧さがよりはっきりわかります。
- 死亡エピソード:原作59巻 / アニメ504話
- 復活エピソード:原作85巻 / アニメ781・782話
- 「まさかここまでとはな」はコナンへの称賛だった
- 楠田陸道の指紋が「赤井の死」を演出するカギ
- キールも作戦に協力した共犯者だった
緋色シリーズ以降、赤井は「沖矢昴」として行動しながら、少しずつ黒の組織への関与を深めていきます。赤井ファミリー(羽田秀吉・メアリー世良)との関係も絡んでくるため、まだまだ目が離せない存在ですね。
次回以降の展開が気になる!
赤井秀一が沖矢昴として動いている現在、黒の組織との最終決戦に向けた布石がどんどん積み上がっています。コナン・赤井・安室という”三つの頭脳”がそれぞれの立場でどう動くかが、今後の最大の見どころになるはずです。
「シルバーブレット」と恐れられた赤井が、ついに組織との真っ向勝負に踏み出す日はいつ来るのか。50歳から読み始めた私でも、その展開は本当に楽しみで仕方がありません。皆さんはどんな展開を予想していますか?続きを読む手が止まらないですね!







