「怪盗キッドって、コナンに初めて登場したのいつだっけ?」──そう思ったことはありませんか?今回は、コナンと怪盗キッドが初めて対峙したエピソードをじっくり振り返ります。
怪盗キッドが初めて登場するのは単行本16巻
怪盗キッドが名探偵コナンに初登場するのは、単行本16巻のFILE.6「邂逅」から始まるエピソード(FILE.6〜FILE.9)です。
アニメでは第76話「コナンVS怪盗キッド」として放送された1時間スペシャル回(1997年9月放送)にあたります。
ちなみに最初の話では「怪盗キッド」という名前はまだ出てきません。予告状には「怪盗1412号」と書かれています。各国の警察を手玉に取ることから、1412を「1=い、4=し、1=い、2=に」と読んで「いしいに…」ではなく、語呂合わせで”Kid(キッド)”と呼ばれるようになる流れです。
初登場回はどんな話だったの?
このエピソードの舞台は、鈴木家に届いた一通の予告状からはじまります。博物館が所蔵する黒真珠「ブラックスター(漆黒の星)」を盗む、というものでした。
コナンは暗号が仕込まれた予告状を読み解き、キッドが最初に現れるであろう屋上で待ち伏せします。そして夜の屋上に現れたのが、白いタキシードにシルクハット、モノクルという出で立ちの正体不明の怪盗──。このシーンが、伝説の初対決の幕開けです。
第1ラウンドはキッドの巧みな変装に一杯食わされたコナン。しかしキッドは新たな予告状を残して去っていきます。舞台は豪華客船へと移り、第2ラウンドの頭脳対決がはじまります。
初登場時のキッドってどんな人物だったの?
初登場時のキッドは、今と比べてコナンに対してかなり敵対的な態度でした。「探偵はただの批評家にすぎねーんだぜ?」という有名な名言もこのエピソードで登場します。
その後の物語ではコナンと一時的に共闘する場面も増えていくだけに、この初登場時の”敵対ムード”はなかなか新鮮ですよね。読み返すと「あれ、こんなにトゲトゲしかったっけ?」って驚きます(私もそうでした!)。
初登場回の見どころ・名シーンはここ!
このエピソードで注目してほしいポイントをまとめてみました。
- 屋上でのコナンとキッドの初対峙シーン
- キッドの変装スキルが炸裂する客船シーン
- 名言「探偵はただの批評家にすぎねーんだぜ?」
- コナンがキッドの正体に迫る推理シーン
- ラストに「黒羽快斗と中森青子」が登場する場面
特に「ラストに黒羽快斗が顔を見せる」というのが重要です。コナン単体で見ている読者には「誰この子?」となりますが、実はこれがキッドの正体への伏線。まじっく快斗を知っている人なら「あ!」と思うはずです。
キッドの能力、初登場から全開だった件
初登場回でキッドが見せた能力は、今読んでもビックリするくらい高いです。
男女どちらにでも変装できる変装スキル、変声機なしで声を変える能力、精度の高いトランプ銃…。コナンが簡単に捕まえられないわけですよね。
カズオ初登場からこれだけやられたら、そりゃコナンも本気になるよね
50歳から読み始めた私としても、このエピソードは序盤の「お、これは面白いキャラが出てきたぞ!」と感じた回の一つです。娘が先に読んでいて「キッドのやつ、かっこいいんだよ」って教えてくれたのを思い出します。
伏線と振り返りポイント
このエピソードで「あとで意味がわかる」ポイントが2つあります。
ひとつは、冒頭と終盤にちらっと登場する黒羽快斗(くろば・かいと)という少年の存在です。この時点ではキッドとの関係は明言されていませんが、のちに快斗こそが怪盗キッドの正体だとわかります。
もうひとつは、キッドが「ブラックスター」を盗もうとした本当の目的が予告状の内容と異なるという点です。キッドは予告状を「陽動」として使っており、真の狙いは別にあった──という構造が、このエピソードで早くも示されています。初読みでは気づきにくいですが、読み返すとニヤリとできます。
よくある疑問に答えます
ここで、ファンがよく気にするポイントをまとめておきます。
- 初登場は何巻・何話?
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単行本16巻FILE.6〜FILE.9、アニメ第76話(1時間SP)
- 最初のターゲットは?
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鈴木家所蔵の黒真珠「ブラックスター(漆黒の星)」
- 最初の名前は?
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「怪盗1412号」。語呂合わせで”Kid(キッド)”と呼ばれるようになった
- キッドの声優は?
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山口勝平さん。コナンの江戸川コナン役と同じ方が担当している
コナン役と怪盗キッド役が同じ声優さんというのも、ファンにとって面白いトリビアですよね。劇中で「コナンがキッドに変装する」シーンなどは、演技の幅を感じます。
初登場の次、キッドはどう変わっていく?
初登場回ではコナンと完全に対立していたキッドですが、その後の登場回では徐々に関係性が変化していきます。
20巻の「奇術愛好家殺人事件」、30巻の「黄昏の館殺人事件」、そしてミステリートレイン編(78巻)では黒の組織と絡む形でコナンの”相棒的立ち位置”に近づいていきます。初登場時の険悪な空気を知っているからこそ、後の共闘シーンがより熱く感じられるんですよね。
慎重派な私としては、「この二人の関係がどう変化していったか」を時系列で追うのが個人的なおすすめの楽しみ方です。16巻から始めて、登場回を順番に読んでいくと、コナンとキッドの関係がじわじわ変わっていくのを体感できます。
16巻の初登場回から見えてくるもの
「怪盗キッドって何巻から出てくるの?」という疑問に対する答えは明快で、単行本16巻のFILE.6が記念すべきスタートです。
初登場回は、キャラクターの魅力を一気に見せてくれる良質なエピソードです。変装・頭脳・度胸・名言──この4つが16巻の中に全部詰まっています。「コナンを読み始めたばかり」という方にも、「もう一度確認したい」という方にも、まずここを読んでほしいと思います。
次の登場回(20巻)では、今度は殺人事件の現場にキッドが絡んでくるという展開になります。16巻で「キッドって面白い!」と感じた方は、ぜひそのまま20巻もチェックしてみてください♪ コナンとキッドの関係が、さらに一歩深まる回になっています。







