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コナン204話「黒いイカロスの翼」ネタバレ!空飛ぶ犯人の復讐劇とは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにどハマりしていて、私も一緒に見るようになったんですよね。それがきっかけで50歳のおっさんがすっかりコナンファンに。家族で「次の犯人は誰だ?」って盛り上がるのが最近の楽しみなんです。

さて今回は、アニメ204話「黒いイカロスの翼(後編)」について詳しく振り返っていきましょう。前編の203話から続く事件の結末、気になりますよね?ハンググライダーを使った驚きのトリックが明かされる回なので、じっくり解説していきますよ!

目次

事件の概要:女優の不可解な死

まずは事件を簡単におさらいしましょう。コナン、小五郎、蘭は夏休みの旅行で長野県の山奥にあるホテル有森を訪れました。そこで実業家の城元英彦とその妻で女優の備前千鶴と出会います。翌日、コナン、蘭、ホテル支配人の有森光行、シェフのしのぶの4人は高原へ、城元と宮部は湖へ出かけました。

夜になり、いつまでも姿を見せない千鶴を心配して部屋へ見に行くと、彼女は首を吊って亡くなっていました。ドアガードがかかっていて、やむを得ず体当たりでドアを壊して中へ入ったという状況。一見自殺に見えましたが、コナンは殺人だと考えました。

死亡推定時刻と不可解な状況

後編では、高原に有森を迎えに行った蘭としのぶが、星を眺めていたという有森と合流します。そこで電話が入り、千鶴が亡くなったことを知らされます。マイクロバスのエンジンが不調だという理由で置いていき、すぐにホテルへ戻りました。

警察の検死結果によると、死亡推定時刻は午後1時半から2時半の間。死因は頚部圧迫による窒息死でした。小五郎は当初自殺と判断しましたが、コナンがドアガードの金具に不自然な傷があることを指摘。さらに、千鶴が踏み台にしたはずの台から、裸足だった彼女の足の指紋が検出されなかったことから、他殺の可能性が高まります。

アリバイ整理と謎の白い粉

死亡推定時刻は昼間で、その時間帯のアリバイを整理すると:

  • 城元と宮部:湖へ出かけていたが、アリバイは曖昧
  • 有森としのぶ:高原に行っていたため、ホテルにいなかった
  • 美菜穂と穂奈美(ホテル従業員):午前中はホテル内の掃除、午後は事務室で食事後、厨房で夕食の支度
  • 小五郎:ずっとホテルのロビーでテレビを見ていた

コナンは千鶴の服についていた謎の白い粉に注目します。この粉は後に「ミヤマシロチョウ」という高原にしか生息していない蝶の鱗粉だと判明。これが事件解決の重要な手がかりとなりました。

驚愕のトリック解明!

コナンはいつものように小五郎を眠らせて推理ショーを始めます。犯人はホテル支配人の有森光行でした!彼はホテルの屋上の倉庫に隠してあったハンググライダーを使って、不可能と思われる完璧なアリバイを作り上げていたのです。

犯行の全貌

有森の犯行手順は以下の通りでした:

  1. 出発時、戸締りを確認すると言ってしのぶたちと別行動をとった有森は、千鶴の部屋へ行きスタンガンで彼女を眠らせる
  2. 気絶した千鶴をマイクロバスに乗せて高原へ向かう
  3. 午後2時頃、弁当をとりに行くと言って一時的に離れ、マイクロバスの中で昏倒している千鶴をロープで吊るして殺害
  4. バスのエンジンの調子が悪いと偽って一人で高原に残る
  5. しのぶたちが帰った後、ハンググライダーを組み立て、千鶴の遺体を背負って高原を飛び立つ
  6. ホテルの屋上に着陸し、ロープでベランダへ下り、あらかじめ鍵を外しておいた窓から部屋に入る
  7. 遺体を吊るし、ドアガードを細工して密室を作る
  8. 非常口からホテルを出て、携帯でしのぶに高原まで迎えを頼む
  9. しのぶの車のトランクに隠れ、高原に到着後、隙を見て抜け出し、ずっとそこにいたかのように装う

千鶴のスカートについていた蝶の鱗粉が、有森の肩についていた鱗粉と一致したことが決定的な証拠となりました。

犯行の動機

有森が千鶴を殺害した動機は弟の復讐でした。弟は千鶴と交際していましたが、千鶴は本気ではなかったのです。しかし弟は彼女に惚れ込み、父の遺産でもあるホテルを抵当に入れて借金をしてまで彼女に貢いでいました。

それでも振り向いてもらえなかったことを苦に、弟はハンググライダーの大会で無茶な飛行をして命を落としてしまったのです。有森は千鶴を恨んでいたわけではなく、ただ弟の墓に手を合わせて一言謝ってほしいと頼みました。しかし千鶴はそれを冷たく拒否し、「私が何をしたって言うのよ?関係ないわ!」と言い放ったことで、有森は殺意を抱くに至りました。

エピローグ:もう一人のイカロス

事件解決後、コナンたちはホテルからの帰り道に休憩所に立ち寄ります。そこで小五郎が女性に声をかけまくっている姿を見た蘭が、「お父さーん!」と大声で叫びます。驚いた小五郎は飛び上がりますが、その下は崖…。小五郎は空中で泳ぎながら崖下へ落ちていきました。

コナンは(こっちのイカロスはどうしようもねェな…)と心の中でつぶやきます。ギリシャ神話のイカロスが太陽に近づきすぎて墜落したように、小五郎も「女性」という太陽に近づきすぎて墜落してしまったというオチですね。タイトルの「黒いイカロスの翼」は、ハンググライダーで飛んだ有森と、彼の弟の悲劇を象徴しているのでしょう。

この話の見どころ

この204話の見どころは、なんといってもハンググライダーを使った大胆なトリックですよね!人を抱えて飛ぶなんて、すごい体力と技術が必要そうです。でも、弟がハンググライダーの選手だったという設定があるので、有森も同じく技術を持っていたと考えれば納得できます。

また、「チョウは亡き人の魂」という言葉も印象的でした。有森が千鶴に言った「弟さんの魂が罪を犯そうとしているあなたを止めようと、あなたの肩で羽を休めた」という言葉には、切なさが込められていますね。

視聴者の感想

男性/40代前半/会社員 ハンググライダーで人を運ぶなんて、物理的に可能なのかな?と思ったけど、コナンだからありえるかも。トリックが斬新で面白かった!

女性/30代後半/主婦 有森の動機に切なさを感じました。弟を想う気持ちは理解できるけど、殺人はダメですよね。でも、千鶴の冷たい態度にはイラッとしました。

まとめ:黒いイカロスの翼が意味するもの

「黒いイカロスの翼」というタイトルには深い意味がありますね。ギリシャ神話のイカロスは、蝋で作った翼で空を飛びましたが、太陽に近づきすぎて蝋が溶け、海に墜落して死んでしまいます。有森の弟も、千鶴という「太陽」に近づきすぎて墜落してしまった。そして有森自身も復讐という「太陽」に近づき、最終的に罪を犯して「墜落」してしまいました。

この話は、愛と復讐の物語でもあり、人間の深い感情を描いた回だったと思います。コナンの事件は単なるトリックだけでなく、人間ドラマとしても見応えがありますよね。

次回は「本庁の刑事恋物語3(前編)」です。タイトルから察するに、警視庁の刑事たちの恋愛模様が描かれる回になりそうですね!高木刑事と佐藤刑事のラブストーリーが進展するのか、楽しみです!

それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎を追い続けていきますよ!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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