ブログを更新しました

【コナン181話ネタバレ】赤い殺意の夜想曲事件!天馬を殺した巧妙なトリックとは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにどハマりしていて、「パパも見てみなよ〜」って言われて見始めたら、すっかりハマってしまった50歳のオッサンです(笑)。今回は第181話「赤い殺意の夜想曲(ノクターン)(後編)」について、じっくり振り返っていきたいと思います。

この回は2000年2月21日に放送された回で、前回の続きになります。前編で起きた事件の真相が明らかになる、スッキリ感満載の回ですよね!ちなみに主題歌はOPがガーネットクロウの「ミステリアス・アイズ」、EDが倉木麻衣の「シークレット・オブ・マイ・ハート」でした。懐かしいなぁ〜。

目次

前回のおさらい

まずは前編のおさらいをしておきましょう。小五郎は加那アミューズメント・グループの会長・加那善則から、妻の美咲の身辺警護を依頼されました。美咲は何者かに狙われているというんですね。

そして小五郎、蘭、コナンの3人はパーティーに参加することに。ところが停電が起こり、美咲が自室で何者かに襲われてしまいます。蘭が犯人の顔を目撃して「外国人のような顔立ち」と証言したことから、パーティーの主役であるジェラール天馬が疑われることに。

しかし、その後なんと天馬が殺害されてしまったんですよね。前編はそこで終わりました。「えっ、どういうこと?」ってなりましたよね。

事件の調査が始まる

後編では、コナンが現場の調査を始めます。天馬の手には調律用の音叉が握られていて、それには傷がついていました。また、ピアノ用のイスが大きなソファーの下に挟まっているという不自然な状況も。

天馬の悲鳴が聞こえた時、義則以外の全員が大広間にいたため、小五郎は義則を疑います。でも義則は「自分は控室にいた」と無実を主張。

コナンは、美咲に案内されてきた時はピアノの蓋が閉まっていたのに、事件後は開いていることに疑問を抱きます。ミシェルによれば、このピアノ室の広さなら蓋を開けなくても十分に音が響くので、天馬が開けるはずがないとのこと。

義則は「天馬がピアノ室に入る前から蓋は開いていた」と証言。これは犯人が殺害の瞬間を見られないようにするため、あらかじめ蓋を開けておいたということも考えられますよね。

警察の捜査と新たな発見

目暮警部たちが到着して本格的な捜査が始まります。ピアノ室の出口は控室への扉だけ。窓の一つが開いていましたが、その下は海で、岩場があるため飛び込むのは危険です。

コナンは窓枠に糸のようなもので擦れた傷があることに気づきます。また、床にある剣先の跡は垂直になっていて、真上から刺されたことを示しています。

さらにコナンは、シャンデリアの高さが変わっていることや、ピアノの内部に血のような液体が付着していることを発見します。

目暮警部が義則を容疑者として連行しようとした時、海岸を捜索していた小林刑事が戻ってきて、ベートーベン像を発見したと報告。蘭はその像の顔を見て、美咲を襲った犯人と同じ顔だと証言します。

小林刑事によると、像には棒とテグスがついていたとのこと。小五郎は「マント怪人のトリックが解けた」と言い、別室のバルコニーで試してみることに。

マント怪人のトリックとは?

小五郎は目暮警部から借りたコートを像に被せ、小林刑事にその像と揉み合うように指示。合図で小林刑事が仕掛けの糸を引っ張ると、像は窓から外へ飛び出し、海へ落下していきました。

「す、すごいぞ!完璧だ!!って、おい!ワシのコートがァ…」と目暮警部は慌てふためきますが、蘭は「美咲を襲った犯人の行動にそっくり」と証言します。

つまり、加害者と被害者は同一人物だったんです!美咲は廊下のブレーカーを下げてすぐに部屋へ入り、鍵をかけて悲鳴を上げました。そして、小五郎たちが駆けつけたあとで先ほどの仕掛けを使い、自分が襲われたように見せかけたのです。

美咲は「お見事ですわ。さすがは名探偵。でも、これまでの数々の嫌がらせや脅迫状は事実です!それを信じていただきたくて、こんなお芝居を…」と言い訳します。

目暮警部はこの件と天馬殺害の件は直接的な関係がないと判断し、義則を連行しようとします。

コナンの推理が始まる!

ここでコナンが叫び声を上げて小五郎を呼び出し、いつも通り眠らせました。そして蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を始めます。

床の剣の傷は垂直に刺さっていて、その真上にはシャンデリアがあります。窓辺と回廊の手すり、天馬が手にしていた音叉には傷が残っていました。

これらの痕跡をつなぐと、シャンデリアから吊り下げられた剣が一直線に落下して天馬を貫き、床に垂直の傷をつけたという恐ろしい罠が浮かび上がります。

でも、そのまま罠を発動すると天馬の頭か肩に剣が刺さるはず。なのに天馬はうつ伏せになっていました。その謎を解くのが、天馬が握っていた音叉とソファーの下に挟まっているピアノのイスなんです。

巧妙な殺害トリックの全貌

天馬がピアノを弾こうと鍵盤の前まで来ると、イスはピアノの横に倒れていて、調律に使う音叉も落ちていました。天馬は当然音叉を拾おうとします。そして、その拾った音叉こそが剣を落下させたのです!

この仕掛けは、長い糸の中央に剣を吊るし、糸の両端は纏めてシャンデリアの金具に通して回廊の手すりを支えにし、糸の一方は大きなソファーを回して先端を音叉にかけ、もう一方は重りをつけて窓の外へ出しておくというものでした。

イスの足の下に固定されていた音叉を天馬が引き抜くと、剣の重量で音叉にかけてあった糸が外れ、重たい剣は瞬時に落下します。一方、剣を吊るしていたテグスは、窓の外に吊るしてあった重りに引かれて落下し、海中に消えるというわけです。

テグス糸による仕掛けと重りによって証拠の品を海中へ捨て去るという方法は、先ほどのマントの怪人のものとそっくりでした。

真犯人は誰だ?

犯人は加那美咲です!彼女はワインをみんなで開けたあと、キッチンに行くと言ってピアノ室で細工をしました。そして、シャンデリアを一番上まで巻き上げることで、剣を発見されにくくすると同時に殺傷力を高めたのです。

証拠はピアノの内部と蓋に付着したワインのシミ。その位置についているということは、蓋を開けた時に滴り落ちたということです。そのワインはミシェルが手土産に持参した自家製のもの。

みんなでワインを飲んでいた時、小五郎は美咲にぶつかってしまい、不運にも美咲のドレスにワインがかかってしまいました。恐らくその時、胸元につけていたブローチの窪みにワインが入り込み、ピアノの蓋を開けた際にブローチから零れ落ちたのです。

美咲は天馬に襲われたように見せかけるだけでなく、昔の写真を発見するように仕向け、怒り狂う義則に天馬殺害の罪を着せようとしたのです。

動機は10年前の出来事

ストーカー事件も美咲の自作自演でした。脅迫電話も、美咲が隠し持った携帯電話で自分に電話したものです。

発見された天馬と美咲の写真の日付は、結婚式の半月前でした。そして『赤い夜想曲』は、10年前に天馬が美咲に送った曲です。

曲は一見、愛の歌のように見えますが、花言葉は以下の通りです:

  • 赤いバラ ─ 情熱
  • マリーゴールド ─ 絶望
  • ロベリア ─ 悪意

つまり、この曲には天馬の美咲に対する複雑な感情が込められていたんですね。10年前の出来事が今回の事件の動機になっていたというわけです。

感想とまとめ

いやぁ、この回のトリックは本当に凝っていましたね!シャンデリアから吊るした剣が落下するという、まさに「赤い殺意」にふさわしい殺害方法。そして音叉が引き金になるというのも、音楽家が被害者という設定にピッタリでした。

美咲の計画は本当に周到で、自分が襲われたように見せかけるところから始まり、最終的には義則に罪を着せようとするところまで考えていたんですね。でも、やっぱりコナンには見抜かれてしまいました。

個人的には、ワインのシミが決め手になったところが好きです。小さな偶然が大きな真実を明らかにするというのは、名探偵コナンの醍醐味ですよね!

50代男性/会社員 この回のトリックは本当に凝っていて、何度見ても感心します。特に音叉が引き金になるというアイデアが秀逸でした。美咲の計画は完璧に思えたのに、小さなワインのシミで全てが崩れ去るというのは、まさに「真実はいつも一つ」ですね。

次回予告

次回は第182話「大捜索九つのドア」です。タイトルからして、何か閉鎖空間での謎解きが待っていそうですね!どんな事件が起きるのか、どんなトリックが使われるのか、今から楽しみです。

皆さんも是非次回も一緒に考察していきましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎解きを楽しんでいきたいと思います。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

コメント

コメントする

目次