こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見ていた名探偵コナンのアニメ第22話「豪華客船連続殺人事件(前編)」について振り返ってみたいと思います。このブログを始めたきっかけは、娘がコナンにハマったことで、私も50歳から読み始めたんですよね。今では家族みんなでコナン愛を深めています!
皆さんは豪華客船での殺人事件、覚えていますか?この回はコナンの初期の名作事件のひとつで、今見返してもドキドキワクワクが止まらない展開なんですよね。それでは早速、内容を振り返っていきましょう!
第22話「豪華客船連続殺人事件(前編)」の基本情報
まずは基本情報からおさらいしておきましょう。この回は1996年7月1日に放送された第22話で、タイトルは「豪華客船連続殺人事件(前編)」です。前編ということで、次回の第23話「豪華客船連続殺人事件(後編)」へと続いていきます。
主題歌は、OPがザ・ハイロウズの「胸がドキドキ」、EDがZIGGYの「Step by Step」でした。懐かしいですね〜。この頃のコナンの雰囲気って独特で好きなんですよね。
登場人物紹介
この話には通常のレギュラーキャラクターに加えて、籏本家の面々が登場します。ちょっと整理してみましょう。
レギュラーキャラクター
- 江戸川コナン(CV:高山みなみ)- 実は高校生探偵の工藤新一
- 毛利小五郎(CV:神谷明)- 元刑事で蘭の父親
- 毛利蘭(CV:山崎和佳奈)- 小五郎の娘で新一の幼馴染
籏本家の人々
- 籏本豪蔵(CV:北川米彦)- 72歳の籏本家当主
- 籏本夏江 – 今朝結婚したばかりの新婦
- 籏本武 – 夏江の新郎
- 籏本祥二 – 籏本家次男
- 籏本北郎 – 婿養子
- 籏本一郎 – 北郎の息子
- 鈴木 – 籏本家の使用人
- その他、籏本家の親族たち
あらすじ:旗本島での出会い
コナン、小五郎、蘭は旅行で旗本島へ来ていました。ところが帰りの定期船の時刻を間違えてしまった小五郎。困っていると、幸運にも籏本家が貸切った豪華客船に便乗させてもらえることになったんです。
船の中で、コナンと蘭は今朝結婚したばかりの籏本武と夏江の夫婦と知り合います。籏本家では、結婚式は籏本家の所有地である旗本島で行うのが伝統になっているそうです。
ところが、貸切りの船に小五郎たちが乗っていることに気づいた籏本家当主の豪蔵は激怒!婿養子の北郎を怒鳴りつけます。実は、困っていた小五郎たちを船へ乗せたのは北郎の独断だったんですね。
夏江はそんな状況に怯えるコナンと蘭に、気にしなくていいと優しく声をかけてくれました。そこへ籏本家次男の祥二がやってきて、結婚式の途中から豪蔵の機嫌が悪かったと話します。
洋食嫌いの豪蔵は、祥二が作った結婚式の料理を見て激怒し、それからずっと機嫌が悪いままだったようです。祥二は、武の胸元についている花に目を留めます。
武は「これは式の帰りに夏江が僕につけてくれたんです」と説明し、夏江は「私、小さい頃からの夢だったんです。あの島だけに咲いているこの花を、一番大切な人にあげるのが」と語ります。
武と夏江の仲睦まじい様子を見て、コナンたちは温かい気持ちになりました。でも、そんな平和な時間は長く続きません…。
事件発生!豪蔵の死
小五郎が探偵だと聞いた籏本家の一族は顔を青ざめます。どうやら豪蔵は、大の探偵嫌いだったんですね。
その後しばらくして、ダイニングに武がやってきますが、顔色が悪く、夏江が心配します。そして夏江は、武の胸元の花がなくなっていることに気づきます。
その頃、鈴木はなかなか姿を見せない豪蔵を迎えに行っていました。鈴木が客室のドアの鍵を開けて中へ入ると、そこには血まみれの豪蔵が倒れていたのです!
鈴木の悲鳴を聞き、コナンたちは豪蔵の自室へ駆けつけます。豪蔵はすでに息絶えていました。小五郎は、豪蔵が亡くなってから4、50分経過していると判断します。
鈴木は、遺体発見時にドアの鍵は閉まっていたと証言します。ドアの鍵は鈴木だけが持っていましたが、鈴木にはダイニングにいたという確かなアリバイがあります。
密室殺人の謎
小五郎は「そうか!豪蔵氏はこの部屋を出た瞬間、誰かにグサッとやられたんだ」と推理します。しかし、滝男は「じゃあ誰が鍵かけたんだよ」と疑問を投げかけます。
小五郎は、豪蔵本人が鍵をかけたと推理します。豪蔵は、部屋の外で何者かに刺され、さらに襲ってくる犯人をかわすために部屋へ逃げ込み鍵をかけた。しかし、出血多量で力尽き、亡くなってしまったというわけです。
となると、誰にでも豪蔵を殺害するチャンスがあったことになります。犯行時刻は8時前後。コナン、小五郎、蘭、夏江は、7時30分頃からテーブルについていたため犯行は不可能。その時に小五郎たちの傍で夕食の準備をしていた鈴木にも同じことが言えます。
つまり犯人は、その時食堂にいなかった武、麻理子、北郎、一郎、祥二、秋江、滝男の7人の中にいるということになります。
重要な証拠と驚きの事実
鈴木は、ドアの前で拾った花を小五郎に渡します。その花は、夏江が武の胸元につけたものでした。これは重要な証拠になりそうです。
さらに麻理子は、武と豪蔵が言い争う声を部屋の前で聞いていたと証言します。そして衝撃の事実が明らかになります。
麻理子は「腰が抜けるかと思ったよ。あんたの正体があの財城勇夫の息子だと聞いた時はね!」と言います。財城勇夫とは、10年前に豪蔵に会社を乗っ取られて自殺した財城産業の社長だったのです。
勇夫が亡くなった1年後に勇夫の妻も病死し、残された一人息子はどこかの施設に預けられたといいます。そして、その息子こそが武だったのです!
夏江が「本当なの?武さん…」と尋ねると、武は「そうさ。俺は財城勇夫の息子、財城武彦だよ!」と認めます。
小五郎は「父親の敵を討つために夏江さんに近づいたんだな。そうやって籏本家に入り込み、密かに豪蔵氏を殺す機会を窺っていた。それを今夜、決行したんだ!」と断言します。
事件の新展開
勇夫の息子だと認めた武でしたが、豪蔵を殺害したのは自分ではないと訴えます。
コナンは、部屋の外の床に血を拭いた跡があることに気づきます。そして、流れた血の上にパンの欠片が落ちていました。これは何を意味するのでしょうか?
コナンは、武と夏江の結婚式の料理にパンがついたか鈴木に尋ねます。鈴木は、フランス料理店を経営している祥二が料理を作ったため、もちろんパンが出てきたと答えます。出されたパンは、洋食嫌いの豪蔵を除く全員が食べたとのこと。
その後、船が東京に着くまでの間、容疑者の武を倉庫に閉じ込めることにしました。他の者はダイニングに集まり、鈴木が用意した飲み物をいただきます。
秋江は「ラッキーだったわね、麻理子おばさま。武さんがおじい様を殺してくれたおかげで、おじい様に遺産のことでバカな発表をされずに済んだわ」と言います。
夏江は「武さんのこと、信じてたのに。その武さんがおじい様を殺すために私と結婚したなんて…」と悲しみます。しかし蘭は「私は信じてるよ。なんとなくだけどね、武さん悪い人じゃないって思うの。だって夏江さんが選んだ人でしょ?悪い人なわけないじゃない」と夏江を励まします。
第二の犠牲者
その時、コナンは何かが水に落ちる音、そして不気味な鈍い音を聞きます。下のデッキへ駆けつけたコナンは、血まみれの竜男を発見します!
その後、小五郎たちも駆けつけました。死因は、頭部殴打による脳挫傷。傷口から見て、凶器は鉄パイプのようなものと考えられました。
コナンは、武が閉じ込められていた倉庫へ急いで向かいます。すると、倉庫の鍵は開いていて、中に武の姿はなかったのです!
考察:真犯人は誰?
ここまでが第22話「豪華客船連続殺人事件(前編)」の内容です。さて、真犯人は誰なのでしょうか?いくつかの重要なポイントを整理してみましょう。
- 豪蔵の死亡時刻は8時前後
- 武の胸元についていた花が現場で発見された
- 武は財城勇夫の息子で、豪蔵に恨みを持っていた
- 部屋の外に血を拭いた跡とパンの欠片があった
- 第二の犠牲者・竜男が現れた時点で、武は倉庫から姿を消していた
これらの手がかりから考えると、武が犯人のように見えますが、あまりにも証拠が揃いすぎていて不自然な気もします。コナンの事件では、最初に犯人と思われる人物が実は違ったというパターンもよくありますよね。
また、遺産相続の話も出てきていることから、籏本家の誰かが豪蔵を殺害した可能性も十分考えられます。特に秋江の「ラッキーだったわね」という発言は気になりますね。
次回への期待
この事件の真相は次回「豪華客船連続殺人事件(後編)」で明らかになります。コナンの推理力が冴え渡る展開に期待しましょう!
私の予想としては、武は冤罪で、真犯人は籏本家の誰かではないかと思っています。パンの欠片という証拠が重要な鍵を握っているようですね。皆さんはどう思いますか?
次回のブログでは、この事件の後編について詳しく解説する予定です。ぜひお楽しみに!
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